左の乳から、本物の乳が出ているらしいとなって、
血液検査実施。
高プロラクチン血症と診断。
テルロンと言う薬が処方されたけれど、「吐き気」という副作用でノックアウト
妊娠の為なら、どんな副作用でも我慢できるはず
と、根拠のない精神論はまったく通じず、夜中の吐き気とだるさは我慢できません。
受診時に、再度血液検査をします。
先生:「プロラクチンの値下がらないわね~。今日から増やしましょう」
と1錠から2錠へ・・・
先生、ごめんなさい、私、薬、週の半分以上はさぼってます
1錠で飲めないものは、2錠なんて無理。
薬飲んでないんだもん、プロラクチンの値も下がるはずありません。
だから・・・いつも言われることは一緒。
「卵が今一つ大きくならない」「尿検査の値が高くならない」
と。
2007年4月、先生に思い切って告白です。
わたし:「先生、吐き気が強くて、実は、テルロン飲めてないんです・・」
先生:「そう、いいわよ。心と体に負担かけるのはよくないから。しばらくやめましょう、テルロン。でも、つわりはもっと大変よ。頑張りましょうね」
せんせいーありがとー
でも…
この頃通っていた産婦人科は、医師4人。
不妊症の専門病院ではありませんでした。
患者が希望すればかろうじて人工授精まで。
そして、さらに、その4人の先生たちの不妊治療に対する考え方もそれぞれで温度差がありました。
この時、テルロンを中止した先生は、年輩の女医さん。
「苦労してまで不妊治療する必要はない。子供の無い人生もそれを受け入れるべき」
という考えの先生でした。(これは、婦人科の看護師さんに後から聞きました)
きっと、他の先生だったら、中止はしなかったのかなとも思います。
副作用の辛さからは解放されたけれど、このままじゃ妊娠しないだろうなという気もしてきました。
私は、この病院で、いつまでどこまで治療するんだろう・・・
と不安が湧きあがってきたのもこの頃です。