昨日休憩をしながらの雑談で戦争中の話になった
父が徴用で九州の炭鉱に行くことになった
出発の日の別れが家族でおろおろして悲しんだのを思い出した  その何ヶ月か後に隣村のお知り合いが同じ炭鉱に行くことになったのでお餅を作って持って行ってもらった 当時はお餅など特別の貴重なものだった上空には毎日のようにアメリカの爆撃機が飛んだ子供心にはそれを見るのが楽しかった爆撃はないから飛行雲を見ながら想像を広げていた田舎の村は平和だったのだ 平和だが田舎には食べる米と野菜はあったが魚や肉などはなかった 戦後 伊勢から売理にきたーいわし を初めて食べて こんなに 美味しいものがあるのかとびっくりしたのを思い出す遠い昔の思い出だ