リアルタイムでは、本日の朝退院しその足で広島の実家へ移動しました。
なぜそうなったのか詳しい経緯はまた順を追って書きますが、取り急ぎ今日の出来事と気持ちを記します。
今日は主人と息子も付き添ってくれ、実家で一泊したあと横浜の自宅へ戻ります。
車椅子にトランクに、たくさん手があって助かりました。特に息子はずっと車椅子を押してくれて頼もしかったです。
現在CVポートから輸液を流し、胃ろうの廃液袋を下げている私は優先的に新幹線の11号車の個室を予約させてもらえました。
病院から実家まで、約6時間の大移動です。
母と主人はそれぞれ自分の席に座り、私には息子が着いていてくれました。
久しぶりの息子との時間でしたが、私は「あれ取って」とか「ちょっとそこの鞄からあれ探して持ってきて」とかお願いするばかり…。
そのうち廃液袋の中身が溜まったので、袋に移そうとしたところ、バシャーーー!!!ほとんどこぼしてしまいました。
(いつもはトイレに直接流すのですが、揺れる車内で立っていられる自信がなく)
あっという間に個室の床が廃液まみれになりました。
ボーゼンとする私。「変な匂いがする」と言う息子。
とりあえず主人を呼び息子には個室を出てもらいました。
あまりの惨事に二人では(正確には使えるのは一人)無理だということになり、乗務員さんを呼ぶボタンを押させてもらいました。
すぐに一人来てくださり状況を確認したあと、二人の乗務員さんがたくさんの紙とごみ袋とスプレーを持って来られました。
主人と三人で一生懸命床掃除をしてくれている中、こぼした私は何もできずひたすら謝りながら見ているだけ。
情けなくて涙がどんどん出てきました。
主人が優しく「泣かなくていいよ、仕方ないことだよ」と言ってくれ、乗務員さんも「大丈夫ですよ」と声を掛けてくださり更に泣いてしまいました。
綺麗になった部屋で主人と二人、特に何か話すでもなくひたすら広島駅到着の時間を待ちました(息子は席でゲームを楽しんでいたようです)。
何だか急激に疲れてしまったのです。
そしてやっと到着。車椅子に移ろうとして今度は転倒。痩せて出っ張っているあちこちの骨を床に打ち付けてあまりの痛さに一瞬目の前が真っ暗になりました。
その後吐き気。
主人に袋を渡され起こしてもらい、何とか車椅子に座れましたが、また涙が出てきました。
私、もう一人で何も出来ないんだ。