テレビに背を向けながらPCを使う。


先週の今日はまだマイローがいて、彼を撫でながら銀魂を見ていた。


今日の私はアニメなんて見る気も起きず、ただ気を紛らわすためにモニターを見続けている。

マイローの居たサークルはとうになく、ストーブの前のマットも、主をなくして立てかけられている。


マイローの匂いはどんなだったかな。

手ざわりは、記憶の通りで正しいんだろうか。


彼を火葬するときに、私の髪を切ってお棺に入れた。

私も連れて行ってくれればいい。彼が淋しくなければいい。


愛情は薄れない。

マイロー。おまえだけが私のマイローで、私だけがおまえの私だよ。