突然のラン活終了
4月に入り、2027年度版のランドセルも売り場に並び始めましたね。
我が家のラン活は、黒かラベンダーかでずっと迷走を続けてきました。
人形の東玉 岩槻総本店へ
4月の最初の週末、埼玉県さいたま市にある「人形の東玉 岩槻総本店」へ行ってきました。
ここは工房系・オーダー系の13ブランドが常時展示されている聖地…いやオアシス。今まで1つ1つ展示会を巡り疲れ切っていた身には、本当に助かる場所です。
展示ブランド(メモ):
村瀬鞄行、生田、鞄工房山本、羽倉、萬勇鞄、フジタ、榮伸、KOKUHO、神田屋、ららちゃん、地球NASA、ふわりぃ
予約不要・無料駐車場完備。
息子が好きな「縁が青いランドセル」がある萬勇鞄とフジタを目当てに向かいました。
幼少期の「飢え」とお雛様
もう一つの楽しみは、お雛様が見られること!
ランドセルを口実にお雛様が見放題なので、私はウキウキ。
実は私、次女なので親王飾りのお雛様は姉のものでした。私は市松人形だけだったので、いまだに自分のお雛様が欲しいんです。幼少期の飢えは恐るべし!
いざ、ランドセル売り場へ
「1番好きなの選んでいいよ、それを買うからね」
会場はまだ誰もいなくて、店員さんさえ不在。
息子は大喜びで「ふわりぃ」の展示段に登り(慌てて靴を脱がせる!)、壁のスリット穴から隣のランドセルを物色。
「これにする!」
店員さんに取ってもらったのは、いつもの「黒に青の縁取り」。
……と思いきや、直後に叫びました。
「あっ、やっぱりコレ!コレがいい!」
彼が指差したのは、マリンブルー。
今まで選んだことのない色でしたが、よく考えれば普段から息子が一番好きな色。
なぜ今まで黒やラベンダーにこだわっていたのか不思議なほど、ストレートな「好き」が爆発しました。


突きつけられた「詰み」の条件
しかし、そのランドセル(フジタ)には母としての懸念が山積みでした。
- 重さ: 1350gと重い(重りを入れても「大丈夫!」と本人は言うけれど……)
- 背当て: 水色。絶対汚れが目立つ。
- 刻印: 背当てに「本革」と漢字で刻印してある渋さ……。
背当てが汚れる懸念で黒い背当ての別モデル(ブラックキャプスフラッシュ)を提案してみました。
こちらの方が機能性が良いのでフジタでは本命だったのですが…

「背当てが黒でもいいよ。でも、この縁取りだけは変えないで!」
そう、彼は「縁取り」にずっとこだわっていたんです。
しかも、この絶妙なマリンブルーのボルサ(牛革)で、縁取りの条件まで満たすランドセルは他にはおそらく存在しません。
おそらく背当ての水色も合わせて全てが好みなのだと分かります。
羽倉でも似た色があったのですが縁取りが無いので背負わず…。
青が好きなのになかなか選ばなかったのは、今まで「理想の青」に出会えていなかっただけ。
息子は重いランドセル(重り入り)を背負い、上機嫌で6回転もして写真に写ってくれました。
いつもは嫌がるのに、こんなに嬉しそうに「絶対にこれ」と断言したのは初めてのこと。
……もう、変な誘導はおしまい。
ここで私の「負け」が確定しました。
盲点だった「オプション」の罠
さらに、名前プレートのオプションを確認すると衝撃の事実が。
「プレートは、昨年は5月末には完売してしまいましたね……」
えっ、プレートが先に売り切れるの!?
名前プレートや名前入れは、無料や早期注文で無料のメーカーもあるので下調べすればお得に入れられる可能性も!?

工房系のランドセルはGWまで、いや夏まで注文すれば大丈夫という説もありますが、オプションの売り切れは盲点でした。
後で注文して間違えるのも嫌だし、何よりここまでまた来るのはしんどい。
息子に最終確認をしても意志は固い。
その場で思い切って、注文を完了させました。
我が家のラン活、終了。
選んだのは 【フジタのブルークライスト】。
内張りも紺色で、全体が青系で統一された美しいランドセルです。
正直、不安要素はあります。
- 肩ベルトのフィッティングが少し微妙だった
- 6年間完全無料保証ではない(故意の破損対象外)
- 中古市場でサイドが変形しているのを見た
でも、あれだけ揺れていた息子が、このランドセルに出会って「絶対にこれ」と即答した。その事実は、どんなスペックよりも重かったのです。
私も相当疲れました。GWに混雑の中でランドセル問答をするのはもう御免。ゆっくりしたい!
東玉の良かった点と注意点
帰りは東玉のお雛様と兜を堪能しました。息子が「ママの好きそうなお雛様見つけたよ」とピンクの衣装のお雛様を教えてくれ、「欲しい!高い!」と盛り上がりました(笑)。
★良かった所:
たまたま人がいなかったので、人目を気にする息子が、誰の目も意識せずに「自分の好きな色」を選べたこと。今までの展示会では、どこか周りの子を意識していた気がします。
★注意する点:
セレクトショップゆえに、各メーカーの全色展開があるわけではありません。特定の「色」の確認がしたい場合は、事前にLINEなどで在庫確認をお勧めします。
(今回は赤の差し色モデルが多く、お目当てのシリーズの青が置いていなかったりしました)
こうして、我が家のラン活は電撃的に幕を閉じました。
理想とは違ったかもしれない。でも、彼が選んだ「最強の青」。
今はただ、完遂した達成感でいっぱいです。
気になる値上げ
クラリーノの値上げのニュースを購入の少し前に聞いたので、値上げがあるのかお店の方に伺ったところ、現時点で2027年モデルの今期中の再値上げはなさそうとのことでした。
その分資材の関係で早めに「受付終了(完売)」になる時期が早まるモデルはあるかもしれません。
購入後の息子の反応
直後は
もう少しよく考えたほうが良かったかな…![]()
と思う事もありました。
ですが何回考えてもこれ以上のランドセルは無いだろうと確信してます。
息子とも何度かランドセルの話をしていますが以前のように揺れる事も無く「青のランドセルが1番好き!」と言ってくれて一安心です。
選べるという贅沢!?ラン活を終えて
夫が職場でランドセルを購入した話をしたら同僚の口から
「羨ましい…」
聞くとその方、住む地域はランリュックが無料配布されラン活の必要はないのだとか。
その事を知らずに引っ越してしまい、その方もショックだったようですが、ランドセルの購入に意欲的だったお母様が「買えない」と知りガッカリしてしまったそうです。
ランドセルが高すぎるとか重いという世間の声で、ランドセルやランリュックを配布する地域が増えたり話題になりましたが、やっぱり親や祖父母ってランドセルを買ってあげたいんだな…と思いました。
今回のランドセル代は、夫の母から援助の申し出があり、思う存分選ばせていただいております。
そう思うとラン活自体、出来たことが実は幸運で、贅沢な事だったんだと思いました。
それに気付けただけで十分に黒字と思う事にしました。


