春日大社からバスで近鉄奈良駅まで行き、近鉄の大和西大寺駅から徒歩で平城宮跡向かいました。
平城宮跡資料館に行こうとしたのですが、マラソン大会の更衣室に使用されていたようで、
やたら人がたくさんいたので、そのまま大極殿に向かいました。
途中にはまだマラソン大会&表彰式が並行で行われていて、せんとくんが賞状を渡していました。
あとから知りましたが、せんとくんの家が大極殿なんですね☆
住民票があるらしいです。
大極殿に向かって歩いていくと、途中に大極殿のことがわかりそうな建物があったので、入ってみることにしました。
ここは、第一次大極殿の復原に関する情報が沢山知ることが出来ます。
当時の技法を用いて復原工事を行っている様子の写真も展示されています。
木の柱を作るときなども、今のような綺麗に平らにできるカンナなどは無く、彫刻刀のように削って平らにする道具(チョウナ)を使用していたため、今ほど建て替えが簡単ではなかったことを、春日大社の宮司さんにその日の朝に教えていただいた後だったので、
その直後に実物を見ることができて、だんだんとタイムスリップしていくような気持になりました。
古代の色料を使用して、再現しているそうです。
学生の頃は歴史にはあまり興味を持てませんでしたが、
大人になって、現代の良さと引き換えに失われてしまったものの中にあったものの方が、
本当は大事なものがあるような気がして、向き合うようになりました。
たった数百年前の出来事ですらも、真実が消えていってしまっている時代に、古代にロマンを求めるのも、宇宙に天啓を求めるのもいいのですが、
この地上で、どんな風にして皆がその時々の幸せを生きてきたのか。
その土地に眠る記憶、残された想いも含めて愛していくということ。
当時の人が輝いて生きてきたからこそ、私たちが今、幸せな毎日を過ごせているのだということを、忘れない大人でありたい。
今が当たり前なのではなく、奇跡と努力の元に存在しているのだという、
魂の原点に還り、五感を通して
物事を成していくこと。
その結果が、世の中の行く末に繋がっているのだということを、
忘れないように、暖かな気持ちで生きていきましょう。
(途中から神さまからの言葉を今、書かされました<m(__)m>)
そして、大極殿に向かいました。
続く→