13年前だったかな
両手足の感覚はなくなって
動けなくなったのです
仰向けになり天井をみつめてて
これって 冗談よねって
とりあえず疑いました
まさか動けないなんて
正座して足の痺れくらいしか経験は無かったので
足の痺れが全身になったのかも
少し時間が経てば動けるわねって
訳の分からない思考で安心させていた記憶があります
仰向けになり
手足の状態が分からないし
首から下のカラダが行方不明になってることに気付いて
動けなくなっちゃったって
実感した瞬間に
あ~よかったぁ
これでもう何もしなくてもいいのねぇって
これまでに無い幸福感を感じたのです
これで守られる
みんなが守ってくれるって満面の笑みがこぼれて
目の前に綺麗なお花が
ひらひらと舞い降りて祝福してくれているように感じて
その感覚に浸っていました
その後一気にジェットコースターに乗せられ
頂上から真下に落とされるように
恐怖と絶望感はやってきました
ですが
本当に不思議なのですが
幸福感は残ったままなのですよね 今も。
その幸福感は生きる力になってくれていると感じます
心にゆとりのある生き方になるのも幸福感のおかげなのかもしれない
あなたはカラダが不自由だから
さらに魅力的なのよって言われた時に
そんなふうに感じられるのねぇって変に納得したことも思い出します
失くしたものを補うように
他の人には見えたり感じたりしないものが貴方には分かるようになったんだねって言われた時にも
その通りだわって嬉しく感じたこともありました
ペルー共和国の遺跡からは
6本指の手型があり
その手を守るように
5本指の沢山の手型が残っていたと考古学者に教えてもらいました
太古は不自由な身体を持つ人を神と崇めていたのではないかと。
その考古学者は
貴女にも大きな使命があるんだ
貴女は神さまだよねって言ってくれました
ずっと感じている幸福感は
今も私を幸福に導いてくれています
こんなにも沢山の大きな愛で守られています
あの時感じた幸福感は本物だったのですね❤️