数年前の今日、私はどん底の中にいました。
 
白い封筒に入った、薄っぺらなSDカード。
 
その中身を知った冬の日でした。
 
見ている景色がすべてモノクロになり、もう生きる事さえもしんどく感じた日でした。
 
それなのに、今日という日を笑って過ごしています。
 
まだ、あれから数年しかたっていないのに。
 
心に出来たデッカイ古傷をなでながら、あんな事もあったよね。と笑って過ごしています。
 
時々突然押し寄せる、とてつもない切なさをギューと抱きしめて、あの時とは違った気持ちで今日という日を過ごしています。
 
今日の夕飯は、肉じゃがにするかな?・・・と全くもって呑気なものです。
 
あの時感じた、辛さも孤独も寂しさも忘れたわけではないけれど、
 
その過去と事実を受け入れて、乗り越える
 
私が特別だからではなく、誰しもがもっている力なのだと思います。
 
迷ってもいい。悩んでもいい。受け入れられなくてもいい。
 
全てがOKなのです。

少しでも進もうと思ったその日から。
 
苦しみの先には、輝く未来があるのだから。
 
今日という日を私は笑って過ごしています。