今の夫を見て思う事。

 

それは、夫も渦中相当ラリっていたんだなぁと思います。

 

発覚後すぐの、まだまだお花畑のど真ん中で、この関係をやめようと思ってなんかいない時は特に。

 

正論は、通じないのはもちろん、逆ギレという武器で必死に自分を守ろうとしていました。

 

『不倫認めてくれるの?俺とAの関係♡公認にしてくれるのニコニコ?』

 

と悪びれる様子もなく言ってしまう夫です。

『当たり前だろ!こっちは好きで好きでたまらないんだから、会っていいなら、躊躇なく、会うね!

お前がダメっていうから我慢しているんだ!!上手く別れるまでお前は待つって言っただろう!』

 

とドヤ顔でキレながら言ってしまう夫です。

 

夫は、違う世界に暮らす、違う文化を持つ人間になってしまっているのです。

 

一方、発覚直後は、まだ正常な精神状態だった私も発覚2日目にしてすぐにもれなく、ラリ期に突入していきました。

 

思考の大半を夫、夫、夫で埋め尽くし、1分1秒夫がどこで何をしているのか?ということを精神を研ぎ澄まし、

 

証拠は、十分そろっているのにも関わらず、ストーカーのように半ば夫を監視し続けました。

 

もう普通の精神状態では、ないのです。

 

慰謝料請求も離婚も再構築も・・・次のステージに進むには、まずは自分の心の傷の治療を最優先に。

 

傷つきながらも、しっかりと判断ができる所まで、回復していないと、ラリ夫にラリ嫁が今すぐどうにかしたいと躍起になっても、解決するどころか互いにラリの世界に引き込まれてしまうのです。

 

ラリの世界に夫婦共々浸りまくってしまったあの時を、今の夫を見てふと思い出しました。

 

精神状態を破壊するラリ期は、こじらせると厄介でした。