12/14よちよちあんよ奮闘中
出産日記2
(先に前の日記
さっき出産終えたひとの後処置を終えて
助産師さんがきて
内診してくれた
痛みは確かに強まってるのに
間隔は多分4~5分になってた
子宮口も
6センチしか開いてないからまだまだだね
って言われた
まさかの変化なし
むしろさっきのほうが
いい陣痛につながりそうだったのに
これじゃあ明け方だな‥
と言われ
小さい子みたいに
声あげて泣いてしまった
助産師さんは
体力なるべく温存しつつ
陣痛を促進するために
下半身温かくして休んで下さい
って言って汗だくなのに暖房つけて電気消して行ってしまった
もうショックでたまらんかった
ポロポロ涙が止まらず
ほんと陣痛室の中
暑いし
あたしはこの世の終わりみたいな状態だし
ずーっと寝ないで付き添ってくれてたし
この時は残された旦那が
一番辛かったと思う。
なのに
ここで旦那にいっぱい弱音吐いちゃった
無理かもしれん
でも心からの本音だった!
だけど旦那は
無理じゃない無理じゃない
ずっと横におるけん
レイ(赤ちゃんの名前)のためにもうちょっと頑張ろう
的なことひたすら言ってくれてた
合間うとうとしながらも
波が来て痛いーって叫ぶと
あわてて一緒に呼吸整えてくれてた
なんかもうこの時の痛みは
おしりか腰か産道なのかわからなくて
お腹もパンパンで
自分の体が自分の体じゃないみたいだった
あとから陣痛中のあたし写した写真みたけど
もう死にかけてた
汚いけど
この痛みはとてつもなく大きな便意みたいな感じ
(←ほんとに!看護師さんに何回もお手洗い行って踏張っていいですかって聞いたもん
お腹は張ってカチカチで張り裂けそうな痛みと子宮収縮の激しい生理痛みたいな痛み
そして
個人的に一番辛かった腰の痛みは、とにかく腰骨か骨盤がずーんと重くて痛すぎて砕けそう…!な感じ
もう目の前の痛みに耐えることしか考えられなくて
ボロボロ泣いては
旦那に励ましてもらってたー
諦めたらレイが余計苦しい
わかってはいるけど
そのときはそれよりも
どうやって明け方まで耐えぬこうか
って考え続けてた
無理って思うのと
頑張らなきゃって思うのが
交互にきて
もうこの時はほんとにしんどかった
痛みが来る!と思って構えた瞬間
急に
パンッ
一気に眠気とんで
あわてて旦那に報告
『破水した
『え
あたしの倍ぐらいあわてて看護師さんたちのところに伝えに行く旦那
この時
このタイミングで破水ってどうなるんだろうって
めっちゃ不安やった
その上
破水してから
痛みがさらに5割増しに
この辺から記憶がかなり曖昧
痛くて下から頭まで貫くような痛みが続いて
波っていうかもう常にウェーブ(←意味同じ?)な感じ
助産師さんが
良かったね(破水して)って言いながら内診してくれたんだけど
すごい痛くて
急にいきみたくなって
お腹に勝手に力が入ってしまうぅぅ
って
必死に伝えたら
予想外にも
いいよ
と言われかなりびっくりした
助産師さんいわく
赤ちゃんもう少し下がったら分娩台にあがれるから
骨盤に頭挟む感じで
いきんだほうがいい
‥‥という理由かららしい
裂けたりするんじゃないの?!
って思いながら
『でも挟まってからじゃ分娩台まで移動なんて出来ませんー
って必死で訴えた
>そんなこと考えられた私、意外と冷静だったのかも
でも
返事してくれたのかどうなのか
わからないまま
また助産師さんいなくなっちゃって
部屋の明かりもいつの間にか暗くなってたし
もうここから
自分との戦いスタート
もう
裂けようが何だろうが
前に進むしかない
腹くくっていきんだ
赤ちゃんきっとすごい苦しかったと思う
あたしも
踏張っても止めても休んでも
さらに踏張っても
ずっと苦しかったから
へこたれそうになりながら
何かが下がってくるような感覚
と戦ってた
挟まりはじめると余計苦しい
紗理奈みたいに
『お母ちゃんに任せとき
とまでは思い切れなかったけど
とにかく一生懸命頑張った
尋常じゃなく痛がるあたしの姿に
横にいた旦那はきっとびっくりしてたんじゃないかと思う
40分ぐらいたって
やっと助産師さんがきてくれて
誰かに支えられながら
(もう誰だったか分からない(笑))
分娩室に移動した。
骨盤に頭降りたら移動無理です
って言ってた割には
自分の足で歩いて行ったし
自力で分娩台にも上がった
あたしまだ弱いけど
母は強いんだなあと実感。
台の足置くところに
足上げようとしたら
腰が砕けそうな感覚
痛みでびくってしたら
助産師さんに
右向いて横になることを勧められて
よくわからないまま
足まげて横になったような体勢に
まわりでみんながカチャカチャ準備してる中
どんどんくるいきみたい感覚に、我慢できなくて
勝手に
思いっきり踏張ってた
いきんでる間
誰かに手握られたと思って見上げたら
ジャムおじさんみたいな
帽子かぶらされた旦那
笑
(今みたら笑えるんやろうけどこの時はやたら冷静に見てた)
心強くなったかどうかはわかんないけど
ひたすらいきむときには
旦那の手つかんでいきんでた
何回いきんだかわかんないけど
全身の力込めて踏張って
頭が出はじめたかな
って感覚があったとき
みんなに
『もういいよー
って言われた
何が
って思った瞬間
少し引っ張られて股でぐにょぐにょ動く感じがして
その後すぐ
あたし横向きのまま
デュルルルルン
ってなんかかたまりが出てきた
誕生
旦那いわく
手握ってから
ものの10分ぐらいの出来事だったらしく
旦那も状況がわかんなかったみたい
気付いたら出てくる直前だったという……
アアアあ‥‥
赤ちゃんが
声にならない叫びみたいな産声あげたの聞こえて
あたしも一緒に
声あげて泣いた
やっと会えた
なんかわからんけど
ほんとに幸せ
って脳に一気に幸せホルモン分泌されたみたいな感じで
幸せな気持ちと
自分が赤ちゃん生んだっていう不思議な気持ちで
胸いっぱいになった
旦那はきれいにしてもらってる赤ちゃんの方に付きっきりで
『さやか!ちゃんと手も足も指もあるよ!』
とか言ってた
後処置の間
少しだけあたしの上に赤ちゃん乗せてもらえて
ちっちゃくて
でも元気に動いてて
ほんとに感動しました
計測すると赤ちゃんは2656グラム
9日超過してるのに
思ったより育ってないし
推定よりも小さいしで
みんなびっくり
けど2500は越えてたから文句なし
グロテスクでしたが
その後すぐ
お世話になった胎盤とへその緒にも対面して
写真撮っとけばよかったななんて思いつつ
会陰切開しなかったけど
少しだけ裂けてて
話し方にくせのある先生に
3針だけ縫合してもらった
チクチクはしたけど
それまでの痛みに比べたら全然で
全く痛くなかった。
不感症になったのかと思った……。
しばらく分娩台で点滴してたら
両親とばあちゃんが深夜にも関わらず登場
ちっちゃいねー
かわいいねー
ちゃんと産めたねー
ってみんな笑顔だった
みんな帰って
着替えさせてもらったり
帯締めてもらったりしながら
さあ分娩台降りて病室戻ろうと思ったら
足腰かなりガクガクで
うまく歩行できなかった
思ってた以上のダメージに驚きながらも
車椅子で病室に戻った。
それから
部屋のベッドに横になってると
旦那が横に来て
『産んでくれてありがとう。本当にお疲れ様
って泣きそうな顔して言ってくれた。
あたしも泣きそうになった
この人の子供産めて本当に良かったってすごい思った
ほんとに
この人のおかげで28時間乗り越えられた
この人が居たからママになれた
あたしも
どんなに感謝しても足りないなーって思った
陣痛始まって26時間目に破水
それから陣痛室でさらなる格闘
そして分娩台上がって約30分での出産
しかも予想外にフリースタイル
難産だったのか安産だったのか微妙なところでした
先生にはやや難産だったかなって言われたけど
あたし自身は分娩台に上がってからもっと時間かかる事を覚悟してたので、安産だったように思います
その上
私の回復も早く、丸い便座椅子みたいなのも使わずにすみました^^
出血もほんとに少量だったし、会陰切開もなく縫合もわずかだったので、小さめだったレイちゃんに感謝゚+。(*´∇`)。+゚です
長くなりましたが
出産ってほんと素晴らしいです
女に生まれても
全員が経験できる事ではないし
世界一可愛い我が子の誕生の痛み
出来るなら絶対経験しておくべきだと思いました
陣痛の間や出産の後遺症は確かに辛いですが
みなさんもおっしゃるように
我が子の顔を見ると全部ぶっ飛んじゃいます。
泣き叫んで辛かったその痛みも、終わってみれば愛おしいものに思えてきちゃいます。
これからの子育てはきっともっと多くの困難があると思います
が
試行錯誤しながらも
めげずに頑張って
みんなで乗り越えていきたいと思います
本当に長くてだらだらした文章でしたが
ここまで読んで下さった方ありがとうございました
これから出産を控えた方
泣いてばかりだった上に
呼吸法もくそもなかった私にも出産が出来ました
大丈夫です
最後に
読んでくださった方
基本読み逃げOKですが
時間があれば
コメント
頂ければ嬉しいです
ありがとうございました
平成22年11月20日土曜日
(生後18日目
出産日記1
出産しました
予定日
10月24日
出産日
2010年11月3日
時間
午前2時10分
(41w3d)超過9日目
性別
女の子
分娩方法
普通分娩
(陣痛→入院→破水→分娩台)
所要時間
28時間
体重
2656グラム
身長
47センチ
初産です
フリースタイルに
分娩台の上で横向きの状態で出産しました
これから出産を控えた方々やお世話になったコミュなどのため
そして自分の記録のために
全体公開で詳しく書きます
私も妊娠中
いろんな人の出産レポを読ませて頂いて
かなり参考になりました
陣痛が長かったし
流れとしてはお手本になるような出産ではなかったですが
分娩台に上がってからは
30分かかってないんじゃないかというぐらい
スピード安産でした
というわけで
血とか出産とか
リアルなの苦手な人は
これ以降は読まないで下さい
10月27日(40w3d、出産7日前)
まさかの予定日超過に焦る日々
しかし超過してから週2の頻度に増えた妊婦検診では、先生も看護師さんも全く焦ってなくて
10月中に産まれるかなー?ぐらいの感じ
超過してても
赤ちゃんの推定体重は2700~2800グラムと小さめだったため
超過2週間になってから誘発剤の使用も考えましょうか
と言われる
(11月産まれかなあ
と思い始める)
病院まで徒歩で30分かけて行ったのに
NST20分間付けてもらって、全く張りなかった
とりあえず
子宮口柔らかくする注射と
指でグリグリ内診してもらって普通に帰宅
刺激したから出血あるかも
って言われたけど全くなし
10月29日(40w5d、出産5日前)
夜寝る前どろっと何か出たような気がしてトイレへ行くと
噂のスライム状のおりものが
おしるしの一種や前兆と聞いていたので
やっと会えるのかと期待が膨らむ
10月30日(40w6d、出産4日前)
超過後二回目の検診
また徒歩で通う
NSTつけたらごく軽い定期的な張りがあった
内診では子宮口も指2本はいるぐらいは開いてるとのこと
(10センチで全開)
痛いけどまた気合い入れてグリグリしてもらいーの
またお産に近づいた気がしてルンルンで帰宅
夕方旦那の帰宅を待って一緒にバリューで買い物
帰り道歩いてたら
またなんか出た感じで
帰宅してすぐまたトイレ行くとついに出血
内診の刺激かおしるしか‥?と思いながら就寝
今思えば
おしるしだったんだと思う
(おしるしがあると2、3日で陣痛くることが多いと言われてるらしいので
)
11月1日(出産前々日
陣痛開始日
)
予定日をすでに1週間超過したため
いつくるんやろー
という緊張感もほぼなくなってた
(笑)
母が仕事休みだったので昼間から実家に帰ってのんびり過ごす
夕方から異常な睡魔に襲われてウトウト‥
(今思えばこれも前兆だったのかも)
父も帰宅して
なぜかばあちゃんも来て鍋が始まったためなかなか帰れず
夜10時頃にやっと旦那が待つ家に送ってもらう
でもこの頃から異変
10分おきに
地味にお腹が痛い
結構きれいに10分間隔でお腹と腰が重くなる
これって陣痛?
旦那も私もわからず
パソコンいじくったり
音楽聴いたりしながら過ごす
痛みがあるっていっても
全然歌口ずさんだり出来る感じだった
11月2日(日付変わって出産前日)
旦那寝てからも時間計り続けてたら
夜中3時頃に痛みが5分間隔に
うちの行ってる病院
1時間に6回以上痛みがあったら病院に連絡しなきゃいけないんだけど
5分間隔になっても全然そんなに痛くなくて
30秒固まってたら別に我慢出来る痛みだったから病院にも連絡してなかった
夜中だったし悩んだけど
一応病院に電話したら
入院準備して行くことに
旦那起こして準備して
実家に電話して
お父さんに車で迎えに来てもらったら
ばあちゃんもお母さんも乗ってて
車ゴス乗り

(笑)
うちのお母さんなんか
旦那に向かって
『え、ゆうすけくん(旦那)も病院行くの?』









こっちからしたら
あなたたちも来たんですか?行くんですか?
って感じなのに(笑)
深夜だったし
ぞろぞろ行ったらやっぱり
旦那とあたし以外は帰された
分娩台で内診すると
まだ3センチ
まあ早くて2日の夕方に生まれるかな?と言われ
わくわく(*´∇`)
個室の302号室に通され
朝の診察まで少し休むことに
でも波がくるとすぐ目が覚めちゃうから
あんま休めず
旦那は横になってたけど
会社に休む連絡しなきゃいけないから寝ないようにアニマックス見てたw
朝が来てから
仕事引き継ぐために旦那一時帰宅
あたしは朝食きてぺろりとたいらげた
朝8時ごろ再び内診すると
子宮口4センチに
おお
1センチ進んでる
と喜ぶ
まだまだ全然我慢出来るからこの時は余裕だった
10時ごろ友達きて
合間話してたら
ばあちゃんも来て
旦那も病院に戻ってきて
病室ぎゅうぎゅうに
(笑)
最初は全然みんなで話せてたけど
だんだん痛みが強くなってきて
痛みの波がくるたび
会話が途切れるように
でもまだ波の合間には普通に笑ったり話もできた
13時再び内診
子宮口は5センチ
また1センチの進歩
ここから痛みも増して
一気に開いて行くこともあるから頑張ってね
と言われ
だんだん近づいてきた!
と
さらにわくわくo(^-^)o
ここらへんで友達は学校行くためバイバイ
ふと
誰かが廊下からもってきてた本があったのを
手にとって開いてみた
世界一可愛い我が子に贈る言葉
だったかしら?
ひとり3、4行の言葉で
いろんな人の投稿作を集めた本だったんだけど
陣痛の合間に
読んでたら
なんか泣けてきて
旦那に話したら
旦那もちょっと前に読んだらしく
泣きそうになったから
読むのやめたらしい
(笑)
なんか笑えた
ほんとに
お父さんお母さんになるんだなーと思った
赤ちゃんは
少しずつ少しずつ
頑張って今
あたしのところに会いに来てくれてるんだなー。
って
改めて実感した
そしたら余計泣けた(´;ω;`)

17時にまた内診
移動するのがだいぶきつくなる
エレベーターで波が来て
壁に張りつき固まる
看護師さんに背中さすってもらい乗り越える
子宮口は6センチ
ずっと1センチずつ進むだけ
進まないよりはいいけど
だいぶ痛いのにまだ6センチなのか
とへこむ
夕方には無理だな
今日中には生まれると思うよ
と励まされ病室に戻る
晩ご飯きたけど
ほとんど食べれず
だんだん
声出るぐらい痛くなってくる
腰が痛くて重くて
座ってないと我慢できない
ベッドの上に座って
壁に寄りかかって
ひたすら乗り越える
この時陣痛は
3分おきに50秒~1分ぐらい継続する感じ
看護師さんいわく
お産が進むいい陣痛は
2、3分おきに90秒ぐらいの痛みの継続らしく
私は
いまいち
いい陣痛に繋がらず
(それでも結構痛い)
3分おきに50秒間とかでしばらくは繰り返し
でも今日中には‥という言葉を信じ
必死で酸素を送るために深呼吸
痛みでポロポロ涙が出始めて
さすってくれるばあちゃん達に
『頼むけん触らんで

』
とか言ってしまってた
19時頃
結構辛くて
かなりうるさかったためか
それとも過呼吸気味になってたためか
陣痛室に移動した
内診したら6~7センチ‥
あんま進んでないと知り
ショックを受ける
分娩台の上で内診後
痛いのにと暴れ泣く
(今思うとごめんなさい)
腰になんか注射打たれたけど
安定剤だったのかも
怖いし恥ずかしいから
未だに聞いてない
偶然同じ時間に産気づいてる人がもうひとりいたらしく
すぐその人も診察
でも経産婦さんだったからすごい落ち着いてて
自分ワヤながらもすごいなーと思い
自分はなんてダメなお母さんなんだと思って
また泣きそうになった
旦那もそんなあたしを見て
何もしてやれんでごめんな‥‥と
涙目で手を握ってくれた
かけつけた助産師さんが
両方の様子を見て
向こうのほうが先に産まれる
と判断
うちの病院は院長先生が主に診察する個人病院のため
分娩台も部屋もひとつしかない
なので
必然的にあたしは陣痛室で
待機
これを乗り越えなければ
と
体力をあまり使わないように
放心でベッドに座って
痛みがくるのをひたすら乗り越えた
21時前
両親がかけつけてくれた
疲れ切った顔で苦しむあたしを見て
両親もすごく辛そうで
必死でこらえたけど
またその分涙が
黙って腰に手を添えて
暖めてくれるお母さん
『上手に出てきてあげてね、あなたのママも今頑張ってるからね』
一生懸命お腹の子に呼び掛けてくれて
痛みでそれどころじゃないながらも
なんか切なくてまたぽろぽろ涙
その頃その場を母に任せて離れた父と旦那は
あたしの病室で2人
『ほんと男に生まれて良かったな‥‥』
って話してたらしい
w
面会時間が終わったため
立ち会い予定の旦那以外はみんなお別れ
また産まれたらくるからね
と言って帰って行った
ばあちゃんは
あたしの体にこれでもかというぐらいのお守りや数珠をひとつひとつ説明しながら装着して
手を合わせて帰っていった‥‥
(それどころじゃなかったからあんまり覚えてない)(笑)
22時
分娩室から
う~~~~って
いきむ声が何度か聞こえて
赤ちゃんの産声が
あたしより先に分娩室に入った人が
出産したみたい
あたしは
4分おきに
痛いーって叫んで
旦那に一緒に呼吸してもらいながら
すごいうらやましくてたまらんかった
いつになったらこの痛みから解放されるんだろう‥‥
って思って
すごくすごく不安だった
続く
予定日
出産日
時間
(41w3d)超過9日目
性別
分娩方法
(陣痛→入院→破水→分娩台)
所要時間
体重
身長
初産です
フリースタイルに
分娩台の上で横向きの状態で出産しました
これから出産を控えた方々やお世話になったコミュなどのため
そして自分の記録のために
全体公開で詳しく書きます
私も妊娠中
いろんな人の出産レポを読ませて頂いて
かなり参考になりました
陣痛が長かったし
流れとしてはお手本になるような出産ではなかったですが
分娩台に上がってからは
30分かかってないんじゃないかというぐらい
スピード安産でした
というわけで
血とか出産とか
リアルなの苦手な人は
これ以降は読まないで下さい
まさかの予定日超過に焦る日々
しかし超過してから週2の頻度に増えた妊婦検診では、先生も看護師さんも全く焦ってなくて
10月中に産まれるかなー?ぐらいの感じ
超過してても
赤ちゃんの推定体重は2700~2800グラムと小さめだったため
超過2週間になってから誘発剤の使用も考えましょうか
(11月産まれかなあ
病院まで徒歩で30分かけて行ったのに
NST20分間付けてもらって、全く張りなかった
とりあえず
子宮口柔らかくする注射と
指でグリグリ内診してもらって普通に帰宅
刺激したから出血あるかも
って言われたけど全くなし
夜寝る前どろっと何か出たような気がしてトイレへ行くと
噂のスライム状のおりものが
おしるしの一種や前兆と聞いていたので
やっと会えるのかと期待が膨らむ
超過後二回目の検診
また徒歩で通う
NSTつけたらごく軽い定期的な張りがあった
内診では子宮口も指2本はいるぐらいは開いてるとのこと
痛いけどまた気合い入れてグリグリしてもらいーの
またお産に近づいた気がしてルンルンで帰宅
夕方旦那の帰宅を待って一緒にバリューで買い物
帰り道歩いてたら
またなんか出た感じで
帰宅してすぐまたトイレ行くとついに出血
内診の刺激かおしるしか‥?と思いながら就寝
今思えば
おしるしだったんだと思う
予定日をすでに1週間超過したため
いつくるんやろー
という緊張感もほぼなくなってた
母が仕事休みだったので昼間から実家に帰ってのんびり過ごす
夕方から異常な睡魔に襲われてウトウト‥
(今思えばこれも前兆だったのかも)
父も帰宅して
なぜかばあちゃんも来て鍋が始まったためなかなか帰れず
夜10時頃にやっと旦那が待つ家に送ってもらう
でもこの頃から異変
10分おきに
地味にお腹が痛い
結構きれいに10分間隔でお腹と腰が重くなる
これって陣痛?
旦那も私もわからず
パソコンいじくったり
音楽聴いたりしながら過ごす
痛みがあるっていっても
全然歌口ずさんだり出来る感じだった
旦那寝てからも時間計り続けてたら
夜中3時頃に痛みが5分間隔に
うちの行ってる病院
1時間に6回以上痛みがあったら病院に連絡しなきゃいけないんだけど
5分間隔になっても全然そんなに痛くなくて
30秒固まってたら別に我慢出来る痛みだったから病院にも連絡してなかった
夜中だったし悩んだけど
一応病院に電話したら
入院準備して行くことに
旦那起こして準備して
実家に電話して
お父さんに車で迎えに来てもらったら
ばあちゃんもお母さんも乗ってて
車ゴス乗り
うちのお母さんなんか
旦那に向かって
『え、ゆうすけくん(旦那)も病院行くの?』
こっちからしたら
あなたたちも来たんですか?行くんですか?
って感じなのに(笑)
深夜だったし
ぞろぞろ行ったらやっぱり
旦那とあたし以外は帰された
分娩台で内診すると
まだ3センチ
まあ早くて2日の夕方に生まれるかな?と言われ
わくわく(*´∇`)
個室の302号室に通され
朝の診察まで少し休むことに
でも波がくるとすぐ目が覚めちゃうから
あんま休めず
旦那は横になってたけど
会社に休む連絡しなきゃいけないから寝ないようにアニマックス見てたw
朝が来てから
仕事引き継ぐために旦那一時帰宅
あたしは朝食きてぺろりとたいらげた
子宮口4センチに
おお
まだまだ全然我慢出来るからこの時は余裕だった
10時ごろ友達きて
合間話してたら
ばあちゃんも来て
旦那も病院に戻ってきて
病室ぎゅうぎゅうに
最初は全然みんなで話せてたけど
だんだん痛みが強くなってきて
痛みの波がくるたび
会話が途切れるように
でもまだ波の合間には普通に笑ったり話もできた
子宮口は5センチ
また1センチの進歩
ここから痛みも増して
一気に開いて行くこともあるから頑張ってね
と言われ
だんだん近づいてきた!
と
さらにわくわくo(^-^)o
ここらへんで友達は学校行くためバイバイ
誰かが廊下からもってきてた本があったのを
手にとって開いてみた
世界一可愛い我が子に贈る言葉
だったかしら?
ひとり3、4行の言葉で
いろんな人の投稿作を集めた本だったんだけど
陣痛の合間に
読んでたら
なんか泣けてきて
旦那に話したら
旦那もちょっと前に読んだらしく
泣きそうになったから
読むのやめたらしい
なんか笑えた
ほんとに
お父さんお母さんになるんだなーと思った
赤ちゃんは
少しずつ少しずつ
頑張って今
あたしのところに会いに来てくれてるんだなー。
って
改めて実感した
そしたら余計泣けた(´;ω;`)
移動するのがだいぶきつくなる
エレベーターで波が来て
壁に張りつき固まる
看護師さんに背中さすってもらい乗り越える
子宮口は6センチ
ずっと1センチずつ進むだけ
進まないよりはいいけど
だいぶ痛いのにまだ6センチなのか
とへこむ
夕方には無理だな
今日中には生まれると思うよ
と励まされ病室に戻る
晩ご飯きたけど
ほとんど食べれず
だんだん
声出るぐらい痛くなってくる
腰が痛くて重くて
座ってないと我慢できない
ベッドの上に座って
壁に寄りかかって
ひたすら乗り越える
この時陣痛は
3分おきに50秒~1分ぐらい継続する感じ
看護師さんいわく
お産が進むいい陣痛は
2、3分おきに90秒ぐらいの痛みの継続らしく
私は
いまいち
いい陣痛に繋がらず
(それでも結構痛い)
3分おきに50秒間とかでしばらくは繰り返し
でも今日中には‥という言葉を信じ
必死で酸素を送るために深呼吸
痛みでポロポロ涙が出始めて
さすってくれるばあちゃん達に
『頼むけん触らんで
とか言ってしまってた
結構辛くて
かなりうるさかったためか
それとも過呼吸気味になってたためか
陣痛室に移動した
内診したら6~7センチ‥
あんま進んでないと知り
ショックを受ける
分娩台の上で内診後
痛いのにと暴れ泣く
(今思うとごめんなさい)
腰になんか注射打たれたけど
安定剤だったのかも
怖いし恥ずかしいから
未だに聞いてない
偶然同じ時間に産気づいてる人がもうひとりいたらしく
すぐその人も診察
でも経産婦さんだったからすごい落ち着いてて
自分ワヤながらもすごいなーと思い
自分はなんてダメなお母さんなんだと思って
また泣きそうになった
旦那もそんなあたしを見て
何もしてやれんでごめんな‥‥と
涙目で手を握ってくれた
かけつけた助産師さんが
両方の様子を見て
向こうのほうが先に産まれる
うちの病院は院長先生が主に診察する個人病院のため
分娩台も部屋もひとつしかない
なので
必然的にあたしは陣痛室で
待機
これを乗り越えなければ
と
体力をあまり使わないように
放心でベッドに座って
痛みがくるのをひたすら乗り越えた
両親がかけつけてくれた
疲れ切った顔で苦しむあたしを見て
両親もすごく辛そうで
必死でこらえたけど
またその分涙が
黙って腰に手を添えて
暖めてくれるお母さん
『上手に出てきてあげてね、あなたのママも今頑張ってるからね』
一生懸命お腹の子に呼び掛けてくれて
痛みでそれどころじゃないながらも
なんか切なくてまたぽろぽろ涙
その頃その場を母に任せて離れた父と旦那は
あたしの病室で2人
『ほんと男に生まれて良かったな‥‥』
って話してたらしい
w
面会時間が終わったため
立ち会い予定の旦那以外はみんなお別れ
また産まれたらくるからね
と言って帰って行った
ばあちゃんは
あたしの体にこれでもかというぐらいのお守りや数珠をひとつひとつ説明しながら装着して
手を合わせて帰っていった‥‥
(それどころじゃなかったからあんまり覚えてない)(笑)
分娩室から
う~~~~って
いきむ声が何度か聞こえて
赤ちゃんの産声が
あたしより先に分娩室に入った人が
出産したみたい
あたしは
4分おきに
痛いーって叫んで
旦那に一緒に呼吸してもらいながら
すごいうらやましくてたまらんかった
いつになったらこの痛みから解放されるんだろう‥‥
って思って
すごくすごく不安だった
ずいぶん放置。。。あ、出産しました^^
おかげさまで出産しました
予定日超過9日目
平成22年11月3日午前2時10分
2656グラムの女の子
なんと28時間もかかりました
ほんと泣き叫んで大変でした
mixiにアップした内容の出産日記を
あくせすあっぷねらいでのちのち掲載しようと思ってます^^
姫はよく寝るいい子です
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