時計草 | 天氣後報

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時計草 時計草(パッシフローラ・カエルーレア:Passiflora caerulea)の花が咲きました。
色合いの割に、目立つ花です。
名前の由来はそのまま、「時計」に似ているから。英名のパッシフローラ(=パッションフラワー)は、十字架にも似ていることからキリスト受難の意味のパッションと名付けられたものです。
オレンジ色の果実が実り、食することができます(パッションフルーツ。実際、市場に出回っているパッションフルーツはトケイソウ科でもこれとは別の種類)。

時計草の中には深紅のものや純白のものもあります。パッションフルーツの香りが芳しいことは知られているかもしれませんが、実は花の香りもかなり素敵です。それも種類によって微妙に違いがあり、純白のものはその色に似合わない贅沢な感じがする情熱的な香りです。香りでいうと写真のものより紫が薄いパッシフローラ・インカルナータ(Passiflora incarnata)という種類のものがよい香りです。