相当ヘビーな映画だった。
ランス・フォー・トリア監督作品なだけに、映像の撮り方(プロローグ&エピローグ)は素晴らしく、ポスターになったシーンの絵も怖いが、美しい・・・
でも、最後まで見るのに体力を使う作品であり、
作品のディテールの理解ではなく見終わった後の感じ方が重要だとしたとしても、
嫌悪感と不快感だけが残る映画である。
解釈がそれぞれあって、一概に映画の評価は低くない。
あれだけインパクトが強いと、何度も考えさせられてしまい、
心に残る作品となってしまう。
宗教的な話であり、人間の欲望と罪の話であるのだろうが、
インパクトを強めることで、この映画の価値を上げている気がする。
疲れる映画だった。
