「彩ちゃんっ!」



『………?…優紀?』



「彩ちゃん、ごめんっ!僕が悪かったな。」



『え……あ、そ、そうやでっ。優紀が私のこと放ったらかしにするから』



やっぱり今日は調子悪いなぁ。
さっき、彩ちゃんが怒ったのも忘れてたよな、今



「ごめんなぁ、許してくれる?」



『……優紀がどうしてもって言うなら許してあげる。』



「彩ちゃん、お願いっ!許してや!」




まだ少し怒ってる彩ちゃんに必死に頼むと、
フフッと笑って許してくれた。

手を繋いで学校まで歩いて行く




「なぁ、彩ちゃん。なんでさっきあそこで止まってたん?」



『んー……道が分からへんくなっちゃってん』



やから、怖くなって優紀待ってた。
そう恥ずかしがって言う彩ちゃんがめっちゃ可愛くて


でも……


道が分からへんくなったり、少し前の記憶が一時的に飛んだり、今日は中々体調が良くないっぽいな…



『優紀……?』



「彩ちゃん、今日は学校お休みして病院行こっか…。」



『え?なんで?』



驚いた顔をしてる彩ちゃん
そりゃ、そうやんな。
いきなり学校に行ってる途中に、そんなこと言われたら



「だって、ほら………彩ちゃん熱あるやんか。」


キョトンとする彩ちゃんのおでこを触ってみればやはり、熱くて熱があるみたいやった
本人は自覚が無いのか


『そうかな……?』


「うん。そうやで、やから病院行こう」


『……分かった』



学校と菜々ちゃん、それから彩ちゃんの病院の担当医の先生に連絡をして病院に向かった。