Vol.22 「読み聞かせのうんちく」

 

 

英語を話すときと日本語で話すときは、自分の声のトーンが違うと聞いたことがあります。

たしか、一般的には、英語より日本語のほうが声のトーンが高い、と聞いたような。

私自身は、多少なりとも英語が話せていたときの話ですが、その逆で英語のときの方がトーンが上がっていました。

英文学博士のダディー氏によると、日本語と英語などの外国語で思考する場合は、思考のニュアンスや経過が違ってくる、とのこと。

確かに、日本語は動詞が後にくる言葉で主語を省略することも多いけれど、英語や多くの言語は、主語・動詞がまず最初にくる。その文章の「結論」が先にくる言葉だから、思考のニュアンスや経過が違ってくるのかもしれません。

私自身も英語を話していたときは、少しpositiveな性格になっていたような気もします。

 

さて、読み聞かせについて覚えておきたいことを書いてみます。

子どもたちは「繰り返し」が好き。

娘には英語の本を読める英語力はありませんが、よく読みきかせをしていた「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?」だけは、先のページをちらっと見ながらですが読むことができます。

読むというより覚えています。

作者のBill Martinがこの作品を読んでいるYouTubeを見て、同じように読んでやると娘はとても気に入り、一緒に歌っているうちに覚えたようです。

 「BillMartin reads BrownBear, Brown Bear, What Do You See?」

 

読み聞かせの最中に「遊びながらでも動き回りながらでも、意外と子どもたちは聞いているもの」とのこと。

うちは、眠ることを誘導する目的もあって、寝る前の読み聞かせは寝転んで読んでいました。

娘がごろごろ動き回っていると、「横になって本を見ながら聞いてごらん。」と言っていました。

しかし、この読み聞かせ方は問題があって、娘より先に私が眠たくなることがしばしばあるのです。

眠たくなるというより寝てしまって中断してしまい、「お母さん、寝ないで、読んで。」と娘に言われるのです。

私自身はちゃんと座って絵本を読み、娘はなるべく本を見るようにする程度でもよいのかもしれません。

 

英語の本の読み聞かせの場合、日本語の解説を交えてもよい。

うちの娘の場合は、英語だけで絵本を読んでも理解できないので、つまらないので聞きません。

日本語で説明をしてやると、ちゃんと聞くので、とりあえず今のところは、そういう読み方でもよいかなあと思っています。

また、絵本の内容のうち、子どもが現実に体験している事柄や生活に関連している点を見つけて話をするのもよいとのこと。

 

親が子どもに質問をしながら読み聞かせをする、「対話形式の読み聞かせ」も頭に置きながら、子どもに読み聞かせやマザーグースの取り組みをしていこうと思います。



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今年はとなりの人から、パンジーの苗を3ついただき、パンジーがガレージにありました。

パンジーに、黒地に赤の模様がある虫(毛虫?)が来ていたので、きっと蛾の幼虫だろうと思って、とっていました。

何の幼虫か気になっていたので、娘と絵本で調べてみると、それは「ツマグロヒョウモン」という蝶の幼虫でした。

幼虫には毛があるけれど毒はないとのこと。

娘には、この毛虫には毒がないから触っても大丈夫だけれど、毒のある毛虫もいるから触らないでおこうね、と言い聞かせておきました。

となりのおじさんに本を見せながら説明すると、おじさんも蛾だと思っていたらしく、「わんこちゃん、よく調べたね。」と娘に言ってくれました。

来年は、飼育してみようと思います。





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