娘がピーチ航空をキャンセルしたためにできた期限があまりないポイントを使って、急遽、娘と2人でソウルへ行くことになった。
地球の歩き方とネットで調べ、旅行日程とホテルまで行けるように事前準備をするよう伝えていたが、娘はそれほど調べておらず、韓国の入国申告が完全オンライン申請になっていたことを出発の30分前に知り、慌ててパソコンで申請する。
韓国は外国人の入国に、指紋と顔写真の登録を義務付けていて、入国するのに1時間ほどかかった。
仁川空港からソウル市内へは、時間の都合で空港鉄道A’REXの一般列車で行った。車内にはモニタがあり、ニュースが韓国語、英語、中国語、日本語で順番に流れていた。ニュースのほかには、いわゆる竹島問題についての韓国政府の見解、独島は古来から韓国の領土で統治されており、その文献もあり、それを日本政府も知っている、という内容が英語で流れていた。韓国旅行者にも自国民にもアピールしているのだろう。
地下鉄の座席はプラスチック製だったけれど、一般的な優先座席のほかに、ショッキングピンクに塗られた妊婦専用の座席もあった。電車が混んでいてもそういった優先座席には、該当しない人は座っていなかった。ハングルは全く読めないけれど、駅番号や英語表記でなんとか降りる駅はわかった。2日目以降は、気候カードを買って3日乗車券をチャージして使った。
昨年の夏に行ったハノイでも今まで旅行したアジアやその他の国でも、日本車を見かけたけれど、ソウルではほぼ見なかった。ヒョンデとKIAばかりで、たまに見る高級車はベンツ、BMW、VWのドイツ車だった。
話されている言葉も書かれている文字もまったく理解できないけれど、それ以外は、日本のどこかの都市ではないかと感じるほど町も人も日本に似ていると思った。店員さんや道すがら話した人は、みんな友好的だった。韓国人と日本人の違いは、現地の人にもほぼわからないらしく、何も言わなければ、韓国語で話しかけられた。
韓国の徴兵制のためか、地下鉄や駅付近で軍服ブーツの若い男性をよく見かけた。これから軍の訓練に向かう人か訓練を終えて帰ってきた人だろうと思っていたが、それが日常風景という感じだった。
地下鉄の安国(アングク)駅の近くの仁寺洞クラウンホテルに宿泊。1日目の晩は、地元のタッカンマリを食べに行く。2人前(28,000Wで、3,000円ちょっと)で1羽を食べる。韓国料理は、メインの料理のほかに白菜キムチやカクテキやナムルなどが、2、3種ついてきた。キムチ類はおいしいけれど辛いので、水で洗って食べる。18時半過ぎに行ったけれど、お店は会社帰りのサラリーマンらしき人がお酒を飲みながら、大きな声で談笑していた。

2日目は、娘がこの辺りが両替レートが良いというので、コンビニで両替するが、多分、コンビニはコンビニレートでよくはなかったと思う。駅までの道すがら、繁華街の中に「法務士」の看板を見つける!鐘路3街駅近くのラバブというチェーン店で朝食。キンパと味噌味の鍋を注文する。味噌鍋も結構辛い。景福宮に10時前に着き、守門将交代式を見る。景福宮は韓服を着ていると入場料無料なこともあり、若い人もおばさんもきれいな韓服を着ている人が多かった。国立民俗博物館も見学する。
午後からは明洞へ行き、有名な両替所で両替をしてから、娘の行きたい店へ行く。昼食は、明洞餃子へ行く。14時過ぎだったこともあり、待たずに入れた。餃子とカルグクスを注文する。カルグクスは甘くてあまり好みの味ではなかったけれど、餃子はあっさりしていてとてもおいしかった。突き出しのキムチはおいしいけれど辛いので、水で唐辛子を洗ってから食べた。その後も娘の買い物につきあい、明洞聖堂にも行ってみるがちょうどミサの時間のため中には入れず。夕方はソウル駅のロッテマートに行くが、ロッテマートは定休日で閉まっていた。疲れていたので、夕食は、朝と同じラバブに行くと、朝と同じ人がまだ働いていた。

法務士の看板


景福宮と守門将交代式

明洞聖堂

明洞新世界の飛び出してくるような電子看板
3日目の朝食は、ARTIST BAKERYへ行く。7:30過ぎから並んで入れたのは8:30頃。塩パンと抹茶チョコパンとハムサンドパン、自家製スープ、エスプレッソで3,600W超(約4,000円)。パン生地はやわらかいけれどずっしりした感覚でおいしかった。そこからバスで韓屋北村へ行く。帰りもバスで安国駅近くまで行き、娘が行きたがっていた梨泰院へ行き、イテオンクラスという韓流ドラマのロケ地に行ったりおしゃれな店めぐりを娘がするので、ついていく。
イテオン巡りも早く終わったので、国立中央博物館へ行く。常設展の3Fを巡り、特別展のメトロポリタン美術館の印象派展を見て、常設展1,2Fを駆け足で見る。
夕食は鐘路3街駅近くのおかゆ店に娘が行こうとしたがお店を見つけられず、韓国お茶漬けのようなお店で食べる。

韓屋北村

イテオンでソウルタワーを見る。イテオンクラスのロケ地めぐり
4日目の朝食は、ホテルの前にある24時間鍋料理の店へ行く。店外のメニューで辛くない豆腐鍋に決めてドアを開けると横になっていたて店員のおばちゃんが起きてきて案内してくれる。後から4人組の韓国人男性も入ってきた。豆腐鍋を2つ頼もうとするが、店員おばちゃんが、牛骨鍋がおいしいからこっちにした方がいいと強く勧めるので、辛くないことを確認して、1つはそちらを注文する。牛骨鍋は韓国的には普通の辛さで、私は食べられるけれど娘には辛すぎたようだった。その後も、キムチがおいしいから食べなさいとか、おいしかったでしょ?みたいに声をかけてくれた。ちびまる子ちゃんのお母さんをちょっと太めにした感じの、まさに、韓国オンマという感じの人で楽しかった。
ホテルをチェックアウトしてソウル駅に向かう。ソウル駅のコインロッカーを使いたかったけれど、トランクを入れられる大きさのものは空いていなかったので、ロッテマートのロッカーに入れた。ロッテマートでいろいろ買い物をして近くのフードコートで昼食をとり、空港に向かう。空港へも気候カードが使えたので、電車の利用はとても便利だった。街中で済ませていた免税の手続きは、商品持ち出しの確認がいるようにネットで見たけれど、必要ないようだった。それ以外はスムーズだったけれど、仁川空港は広く、搭乗時間まで待つ時間なく搭乗した。
帰宅して1週間後、BTSの復活ライブでソウルが大混雑していたので、その時期に重なっていなくてよかったと思った。

豆腐鍋と牛骨鍋