夜のピクニック / 恩田陸


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丸一日かけて、80km夜通し歩く「歩行祭」。
高校生活最後の行事。
気が遠くなる距離と時間、友人たちと
思い出から将来のことを思い思いに語らう。
主人公はひとり密かな賭けをしていた。


本屋大賞を受賞し
映画化もされた恩田さんの代表的な?作品。

喋りながらひたすら歩く、それだけ。
なのにおもしろい。

適当に手にとった恩田さん作品、
高校生が主人公のものばっかりなんだけど
やっぱりその年代の表情や台詞、感情
と 周りの情景の描写のコントラストが素敵です


まさにアンダンテで
登場人物と一緒に歩きながら
それぞれの気持ちの変遷を見守る感じ。

派手ではないけど
懐かしくてちょっと痛くて
その痛みも懐かしいような
じんわりくる作品です



「あたしの記憶はあたしだけのもの。それでいいんだ。」



おしまい!

(。・ω・。)



ちゃんと読書以外のことも書くよ。


舞台に立ちたい、
初めて通しましたー

前後半に分けては やったんだけど
通しは初。


とりあえず台詞はほぼ入った..
歌と踊りは細かいところがまだまだ..


じぶんのことで精一杯になってしまったので
反省。

早く体に落とし込んで
もっと自由にならなければ。


あと3週間ぐらい

がんばります..!!


まだお席ご用意できるので
ぜひぜひ よろしくお願いします。(*´꒳`*)


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まいにち暑い...


先日は
演出 中本吉成さんのお誕生日のお祝い。


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おとなりで稽古中だった
before after のみなさんと。

おめでとうございました(*´꒳`*)




(。・ω・。)

おしまい


蛇行する川のほとり / 恩田陸


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ある事件があった 川岸の家。
集まった数人の高校生、
それぞれの秘密、
疑心暗鬼になっていく主人公。

(ストーリー説明するの下手)


夏の匂い、
まさに今の時期みたいな
目眩がするぐらいの晴天と
突然やってくる雨、
上がったあとの湿った空気が
シーンごとに鮮明に浮かぶ描写。

風景をリアルに感じられる間が
すごく心地良かったです



高校生って
子どもじゃないけど大人でもない。
(大人など架空の生き物だ って歌詞書いたけど)

じぶんのことを振り返ってみても、
未完成な自覚はあるけど強がりたい、
でもまだまだ臆病で どこかで甘えていたい、

細い脚の生えたおたまじゃくしのような
中途半端で情けない生き物だった気がします


恩田さん2冊目、
10代らしい葛藤や恋心なんかの表現が豊かで
表情まで見えるようで楽しい。

絵が好きな人に勧めたい一冊。


「あたしには彼女を理解できない。けれど、好きになることはできる。」


おしまい

(。・ω・。)



読書ばっかりしてるわけじゃないのですけど。

楽しかったから。

ほら、暑いの、苦手だし。



黄昏の百合の骨 / 恩田陸



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ずっと手を出そう出そうと思ってて
初めて読んだ恩田陸さん。

蜜蜂と遠雷 で直木賞受賞、
夜のピクニック とかも有名ですね..
紹介するまでもなく
大ベテランの素晴らしい作家さん(..)


帯に
「本が好き」それなら絶対、恩田陸。
って書いてあるんだもん、
じゃあ、読むよ、そりゃね。


百合の香りが漂う古くて怪しい洋館、
そこで暮らす女たちと それを取り巻く人たち
恋、嫉妬、毒殺 失踪 事故死 遺言。


広がる薄気味悪さにぞくぞく。

三人称の描き方を
途中でふと 百合の目線に感じてみたら
とっても楽しかったです

なんにしたって言葉選びがすごく好み。


ここのところスピーディーでスリリングで
ぴったりパズルのはまる作品が続いたので
(それはそれでもちろん大いに楽しんでいるけど)
美しいからこその怖さとか
じわじわ広がる薄気味悪さとか
言葉だけだからこそ伝わる感じが
たまらないですね

調べたところ
ジャンルにとらわれない感じで
いろんな作品あるみたいなので
他のも読みたいとおもいます
(もう3冊買った)


すっきり解決するのも良いけど
うあああそう終わるのね...!っていうのの
余韻に浸るのが好き。


言葉が心地よくて
ほっとしました。



「幸福というのは、なんとグロテスクなものだろう。」


時には、笑うために目を瞑る。


(。・ω・。)

おしまい

グレイヴディッガー / 高野和明

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わりと最近、江戸川乱歩賞受賞作の13階段を読みまして
出会った作家さん。

(ジェノサイドとかも有名、
近々読みます)

なんせ13階段読んで舌を巻いたので
買ってみる。そりゃあね。

強面の小悪党、けどほんとは良い奴、
が主人公 いろいろあって
連続殺人事件の犯人に疑われ、
あっちからこっちからそっちから
逃げる逃げる逃げる。
と同時進行的に加速していく謎解き。


個人的には、13階段の人間模様がすごい面白かったので どっちかといったら13階段だけど
疾走感はやっぱり流石。
そんな無茶な、と笑っちゃうけど
ついつい引き込まれるかんじ。

タイトルのグレイヴディッガー=墓掘人
犯人が、中世魔女狩りに対抗した
グレイヴディッガーを模倣した殺害法で
連続殺人を繰り広げていくのですね
世界史そのあたり好きだったので
そのへんもおもしろく。

現実感ないといえばそうなんだけど
逃走経路(23区内)のリアリティはすごい笑
情景が手に取るようにわかる。

一字一句、テンポ感作るのに計算されてるんじゃなかろうかってぐらい。
アップ、引きの画、見せたいところはバッチリ伝わりつつ脳内カメラワークの自由度もあってたのしい。
シーン展開の緩急。流石。


「人間と、人間の姿をした獣とを分ける境目は、ユーモア感覚の有無だ」



(。・ω・。)

おしまい。