ずっと前の1月7日に起きたこと。


少し長くなるけど聞いてほしい。



①ずっと前。父が体調悪くなる。声が枯れてくる。


②病院に行きたがらず、吐血。母と兄が無理やり病         院に連れていった結果、下咽頭がんでステージⅣ。


③手術をすることになったが、喉頭も切除せざるを得ない状態で、発声機能を失う。


④退院後、父は文字(ノートや携帯電話)で会話することに。ある12月最後の病院開院日に病院から電話がきて、すぐ来てほしいと連絡。転移が見つかる。


⑤翌年1月6日。正月開け初出勤の朝、父が私の肩をたたく。ノートに『ジュースとか飲みたいんだが、銀行に行くのが面倒だから金貸してくれないか』5000円札1枚しかなかったので渡す。そして私は出勤。次の日が再入院だったが、この朝が私と父の今生の別れとなった。


⑥その日の夕方、母から会社に電話が来る。父が帰ってこない。声が出ないからショートメール送ったけど返事が来ない。会社に話して帰宅し、近隣市町のスーパーやコンビニに行き、父の車がないか探し回る。見つからず、夜に警察に病気のことも話して捜索願を提出。会社に翌日出勤出来るかわからないと伝える。


⑦翌朝、昨夜から痛む右足首が激痛に。歩けないほどの激痛。会社に父が行方不明の旨だけ伝え休みの連絡。同時に家の電話がなる。埼玉の警察だった。

父が…埼玉の公園で車内で服毒した姿で見つかったと…。。


⑧父のポケットには…5000円を使って農薬を買ったレシートが。たぶん私が貸した…5000円…。


⑨家は400年前から続く僧侶の分家で、本家→○○家→本家→○○家といった、本家と別の一族が交互に住職になる一族。3代前に跡継ぎが途絶え、今は違う一族が継いでいるが、歴史上自ら命を絶つものおらずと…僧侶の末裔が命を絶つとはと。


慰められるどころか、親族から責められた挙げ句、無視までされる。


⑩毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日泣いて、私は何てことしてしまったのかと。自身を責めて責めて責めて、いつしか何が起きても涙の出ない冷酷な鬼になりました。唯一、せがれが我が儘して、許してくれと泣いて謝ってくれた祖母が亡くなった時さえも涙が出なかった。


⑪それから、長いこと涙の出ないまま踠いてた私はある女性ミュージシャンに出会う。魂のこもったハスキーボイスで歌う女性。彼女は言った。

『佐屋の責任じゃないよ。

もし自分のせいだって思うなら、もう頑張ったじゃん。自分を許してあげな。』

その時、少し汲み上げるものがあった。けれど、涙は出なかった。ただ、それからは感情が少しずつ揺れ動いて、冷鬼から人間に戻れていたのかも知れない。


⑫ずっと後。5年前『march』という曲に出会う。


毎日傷つくばかりで疲れ果てたキミへ 

『生まれてこなきゃ良かったな』 

なんて言わないでよ。


(中略)


世界中の人全部が敵になっても 私だけはいつも味方でいるよ


この歌を聴いた時、私の中で止められていた涙のダムが決壊をした。ようやく、自分を許せることが出来たと実感した。


もし、自ら命を絶ちたいと思っている人。そんな自分に少し抵抗して、好きな歌を聴いてください。


好きな曲がないなら、一生懸命大好きな歌を探してみようぜ。そこに必ず陽が射すから。ぜっっったいに諦めんな‼️大丈夫‼️大丈夫だから‼️