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昨日は南壽あさ子さんのリクエストライブ出張編@京都SOLE CAFEへ。 台風の為の振替公演でした。先日のミナホで本人が告知してて、メールで申し込んだら行けた、という次第。ちなみに名古屋はSold Out。 ライブ予定の紙を見たら磯貝サイモンとか結構有名どころもいて、私は不勉強だったけど、意外と通な方々には知られたライブカフェらしい。しかし、メールで申し込んだら「一週間以内に○○にD代 付代金振り込んでください」と返しメールが来て、アイドルとかのライブで取り置き現地払いが当たり前のこちらとしてはちょっと慌てた。しかも書いてた二つの口座はいずれも私のメインバンクではない(^^; 今回台風でキャンセルが出たから見れたのだけど、行けなかった人は忸怩たる思いだったろうなぁ。返金はしてもらえたろうけど。しかし、当日になってやむなく行けないってケースもあるだろうに…それにどうしてこう振込手数料って高いのか…と行くまでは少々不満タラタラでありましたが、行ってみたらほんとに"小さなカフェ"で、50人くらいしか入らない。まあこれでドタキャンされた日にゃあ…って感じなのかな、と。それでも今時振込ってのはなぁって思います。こういうとこでスマチケ使えたら お、おされなカフェやん、とか思うのだけど。 前列の人はほぼ高確率で南壽さんの目線がガチ当たりする近さ(笑)。 私は遅めに来て後列で良かったですが、それでもPAいらんのではないかという位の近さでの南壽さんはちょっとしたドキドキがありました(^^; かねてから南壽あさ子さんのライブは じっくり見ておきたかったのです。 その最初が曲全部知らないのにリクエストライブってのもどうかと思いますが、 元々予習なんてまともにしないですし、 南壽さんの場合は曲全部知ってセトリが~うーんと唸るよりもまずじっくり聴き入ってみたかったというのが本音で。 ちなみにリクエストは一人一曲づつバラけることが多いそうな。 辛島美登里さまに始まり、 小谷美紗子~奥華子~藤田麻衣子と ギタ女に負けずピアノ女子もそこそこ 見れてると思うのですが、 南壽あさ子さんは前述のピアノ女子と はやはり違いました。 それがどの辺なのかが漠然としてましたが、なんとなく分かってきました。 演奏自体はとてもクラシカルだと思いますが、声質が日本人女性特有のフラットさで、それが男性側(確かにライブはほとんど男)にはチャーミングに映るのですが、南壽さんは"言葉の詰め方"が秀逸で、 それがいつもの折り目正しい姿勢と通じるものがありました。 昨日の印象に残ったのは"サビ"です。 大体ピアニストは山場をダイナミックに、つまり伸ばし気味に歌うわけですが、昨日の南壽さんの曲の"サビ"は一句 一音"刻んでいく"印象でした。普通に 聴いていても、南壽さんの曲の"サビ"の 言葉数は多い方だと思います。ピアノ ポップスはリズム先行で歌詞を乗せていくものかと思うのですが、南壽さんの曲 は歌詞先行のイメージを強く持ちます。 しかし、メロディに"字余り"がない。 そんな印象でした。 これだけピアノメロディと歌詞が 真面目に"刻まれて"るからこそ、 南壽さんの歌を"聴き入りたい"と 思ったのかな、と。 もちろん南壽さんの曲の"サビ"にも しっかり抑揚はありますし、 伸ばす所は伸ばしていますか、 それにも増して"伝えたい言葉"と "届けたいメロディ"の"詰め方"が 絶妙なんだな、と感じます。 私が目にしているピアノ女子は、 楽曲的にもリズム的にも"遊び"が あったりするのですが、 南壽さんの場合は "異彩を放つ真面目さ"という感じ でしょうか。 いつも丁寧に 始まりと終わりに深々と御辞儀をして、 いつも丁寧に 手書きの"南壽あさ子通信"という ちょっと手の込んだ紹介パンフを 配ってる。 そういう細部に宿る"真面目さ"を 楽曲的にも感じる事ができました。 今度はもう少し長めの ワンマンライブで見たいです。 #南壽あさ子 #solecafe

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