この間、ママ友と一緒に子供たちを公園で遊ばせていました。
Kenちゃんの小学校すぐ近くの公園で、新興住宅地のど真ん中だったのでいつも安心して遊ばせてるんですけども、
その日は私たち以外に知らない子が何人か遊びに来ていて、そのうちの7〜8歳くらいの男の子2人組がずーっと私たちのそばをついてまわっていました。
その子たちはKenちゃんやLisaちゃんには一緒に仲良く遊んでくれていたんですけど、私に対してはすごくしつこく何かを笑いながら言ってくるので、
何かなと思って聞いていたら、「チャイナチャイナ」みたいな感じのことをひたすら叫び続けていました。
2人とも英語が多少話せたので、直接「私に何が言いたいことがあんの?」「なんでそんなこと言ってくんの?」って聞いたんです。
そしたら、「僕たちはオランダ人だから、オランダに住めるんだ。」って言うのよ。
うわ![]()
これは絶対親が普段から言うてるやつ!と思って、
まだしつこくチンチャンチョン的なことをワーワー言うてくるので、動画を撮りました。
そしたら動画を撮りはじめた途端にその子たちは叫ぶのを止め、退散していきました。
ええーーー![]()
この公園にいるってことは、Kenちゃんの小学校Aの生徒の可能性高いってこと?
って思って、
あー明日小学校Aの校長先生に話しに行こかなーと思っていたら…
私と一緒にいたママ友の息子さんがあの子たちを知っていたそうで、Kenちゃんが通ってる小学校Aではなく、その息子さんと同じ小学校Bの生徒であることがわかりました。
その友達の息子さんいわく、あの子たちは普段から嫌なことを頻繁に言ってくるような感じらしく、息子さん自身は敢えて距離を置いて過ごしていたそうな。
私もまぁまぁショックを受けていたので、翌日、まずはKenちゃんの小学校Aに朝の送り迎えの時に、我が小学校Aの校長先生に昨日の出来事を全部話してみたんです。
この校長先生は私と同い年ということもあり普段からすごく仲良くしてくれていて、Kenちゃんはこの校長先生がいないと教室の中に入ってくれないくらい懐いているんですけれども、それほどの仲だから、信頼できる助言はいただけるかなと思って相談してみました。
そしたら、話をすればするほどみるみるうちに顔色が変わっていて、話が終わる頃には校長先生の顔、激おこ![]()
「え?その子たちは、うちの学校の子たち?だれ?写真か動画見せて!それは絶対に許されないことよ。ちゃんと教育しなきゃ。言ってくれてありがとう!」と言うので、
「いや、この学校の生徒ではないみたい。小学校Bの生徒みたいです。」と言ったら、
「小学校Bの校長先生なら仲がいいから、すぐに話を伝えとくわ!本当に、教えてくれてありがとう!」と言ってくれました。
あ、そんな感じなんや!と思って、
私からもその日の晩に、小学校Bの校長先生に超長文の大抗議メールを写真付きで送りました。
撮った動画送ろうとしたら容量オーバーで遅れなかったので写真で![]()
メールに書いた内容としては、事の経緯の説明に加えて、こう付け足しました。↓
「私は今回のことにとても失望しましたし、学校や保護者の方々にこれは伝えるべきだと思いました。私はこの時の動画を撮っていましたが、今は誰でもこの動画をSNSなどに投稿して世界中にこの子供たちの顔を晒し上げることができる世の中です。もちろん私はそんなことは絶対にしませんが、そんなことをしてしまう人も現実にはいます。公共の場で差別的な発言をするということは、深刻な代償を招くこともあるんです。今回のことは、無視することもできましたが、この子供たちの教育や将来のことを考えると、学校に伝えた方が良いかなと思いこのメールを書くことにしました。」
「しかし一方で、この子達は、私の息子やそのお友達とはとても仲良く遊んでくれました。そのことに関してはとても感謝しています。なので、この差別的な態度が、小さいうちになくなってしまうことを願っています。」
いや、実際そうでしょ。
実際、本当にそういう動画をSNSで晒し上げるヤバい人はいっぱいいるのよ。
世界は、差別をする人にとても厳しいから![]()
で、このメールを送ったのがその日の21時半だったんですけど、
翌朝の9時半に、小学校Bの校長先生からメールが返ってきました。
「教えてくれて、本当にありがとうございました。このことは、絶対にあってはならないことです。我が小学校は、いかなる差別や偏見も容認はしていません。私たちはもうすでにこの子供たちを特定し、その保護者たちに全て説明しました。この保護者たちが、謝りたいからとあなたの連絡先を知りたがってるんですが、あなたの連絡先を教えてもいいですか?」と。
えーーー![]()
対応すごーーーーーー![]()
!!
シゴデキーーーーーーーーー![]()
![]()
!!!
たぶん、Kenちゃんの小学校Aの校長先生に話した後すぐに小学校Bの校長先生には伝わっていて、それからあの日あの公園で遊んでいたあの地区在住の7〜8歳…ですぐに特定されたんだと推察。
だから私がその子たちの写真付きのメールを送ったその日の晩にはすべてが手配済みであったと思われる。
スゴーイ
オランダの小学校、対応ほんますごーい
(語彙w)
と感動していたら、間もなく保護者どちらからも連絡が来て、どちらも「今から息子を連れて伺ってもいいですか?息子が謝りたいと言ってるので…」と仰るので、
仕事中だったんですけど、w
もちろんいいですよ!と言ったら、すぐに来てくれました。
最初に来た方はお母さんがたぶん来る前にむちゃくちゃ怒ったんでしょうかね?息子さんが半泣きの状態でうちに来て、今にもギャン泣きしそうな状態で「ごめんなさい、冗談のつもりだったんだ…もうしないから、本当にごめんなさい」と言ってくれて、
「あなたはたぶん中国が何なのか、アジアがなんなのか、また、私が日本人なこととかも何もわかってないだけ。大きくなったらアジア行ってみ?特に、日本、行ってみ?何食べても美味いから。絶対好きになるから。大きくなって自分が稼いだお金で飛行機代払って、一回行ってみたらいいよ。その時は教えて?オススメの美味しいオヤツとかご飯とか教えてあげるから!」って言って、アンパンマンのチョコレートとクッキーをあげました。
もちろん私は英語で話して、お母さんに通訳してもらった。笑
お母さんは、なんだかこちらが申し訳なくなるくらい、ただひたすら平謝りであった。
でもその後、家に帰ったその子がたべたアンパンマンチョコとクッキーがとても美味しかったようで、ボイスメールで「美味しいおやつ、ありがとう!」と送ってくれて、それからちょこちょことメッセージのやり取りをしてます。
この子はなんか友達に流されて乗った感じで、根っこはものすごくピュアな感じがしました。
その後、もうひとりの方の親子もうちに来てくれました。
こちらのお母さんはなんかもうむちゃくちゃフレンドリーで、私が扉を開けた瞬間、お母さんと私意気投合![]()
ややふてくされた状態でやや無理矢理気味に連れてこられたw息子そっちのけでオカンとずっとペチャペチャ喋ってもうた。
で、こちらのお母さんは保育士さんで、近所の交友関係もかなりインターナショナルな環境らしいので、「なんでうちの息子がそんなこと言い出したのかわからない…けど、自分が言ってることがいい事なのか悪いことなのか分からないまま言葉にする年齢なので、全然言っててもおかしくない。本当にごめんなさい。」とかなりまともなことを言っておった。
こっちの息子は、ややふてくされた状態で連れてこられてきたので、謝る時も私の斜め上を見ながら「はいはい、ごめんなさい。」みたいな感じだったんですけど、まぁ、8歳男児なんてあんなもんよたぶん。
で、聞けば14歳の兄がいるって言ってたので、あぁ、出処は親じゃなくてこっちの兄やなと思うた![]()
でも、わざわざ来てくれて、それで自分の口で「ごめんなさい」まで言ってくれたんやから、と思って、これまたアンパンマンのチョコレートとグミをあげたんですけど、目の前であっという間に全部食べよったわい。
だから、この子にも「美味しいやろ?これ日本のオヤツやねん。日本のオヤツ、今絶対美味いと思ったやろ?それやったら大きくなったら自分のお金で日本においで。もっとうまいもん、いっぱいあるから。」って言うときました。
いやぁ、私はね、こうやって親が子供連れてちゃんと来てくれて、子供にこういう姿見せるのってすごい大事やと思っていて。
向こうの親も、今回は2組とも同じこと言っていて、
「教えてくれて本当にありがとうございました。自分の子供が外で何言ってるかって、わからないから。今回もし黙られてたら、気付かないままになるところでした。だから、こういう教育の機会を与えてもらって本当に感謝しています。」
「これからももしこういう経験をしたら、絶対に無視せずに、声を上げてください。」
とお母さんお2人とも仰っていたのが印象的でした。
あ、なんか、
オランダで子育てしててよかったな…って、
心から思った出来事でした![]()
一方で、もしKenちゃんが他所でなんかやらかしたら、私も親としてこれくらいのテキパキと対応せなあかんのかと思ったんですけど![]()
小学校もしっかりしてたし、親もみんな本当にしっかりしてました。
確かに、こういう経験をすると、アジア人としては「あぁ、もう無視しとこ…」で終わらせてしまうんですけど、それではたぶん何も解決しないんですよね。
だから、わりとまともな人が多い(と思う)この国では、めんどくさいけどこうやってちゃんと声をあげることが大切なのかなという気がしました。
