アメリカの財政問題が取り沙汰されていますが、米国債の一部債務不履行は(この数年のうちの)時間の問題であるのは間違いなさそうです。

日本においても、異次元緩和によって先物が大きく売られ今年の春には一時取引停止になったりと、国債暴落は時間の問題のようです。


国債のデフォルトは金融機関の破たんの原因になるので、今のうちに資産防衛をしておく方が賢明だと思います。

ペイオフ対策として、個人では預金残高を一行あたり1000万円以下にしている方は多いと思いますが、法人で普通口座を使っている会社は要注意です。

(利子のつく)普通口座だと、法人でも1000万円を超える部分は保障されません。

1000万円を超える大きな金額は、当座、(利子のつかない)決済専用口座に入れておく必要があります。

ちなみに、私の勤める不動産業界ではまだ普通口座を使っている会社が沢山あるようです。

毎月億単位での送金のある不動産管理会社などは、一発で大打撃を受けるので、一応、賃貸経営をしている方は管理会社に口座の種類を確認してみても良いと思います。(小さな保証会社の口座も要注意です)


インフレ→財政破たん→デノミ

というシナリオが一番現実的なのでしょうが、民主党政権時には本気で財政破たん前のデノミを考えていたようなので、現金の比率は少なくしておくのも資産防衛の一つだと思います。対外債務の少ない日本はデノミをしやすいと言われていますので。。

(因みに、最後までオリンピックを争ったトルコは2005年に100分の1のデノミをしています。)


アメリカの合理主義的立場では、1ドル100円の時に日本が100分の1のデノミを行い、1ドル=1円にしてアメリカの対外債務を大幅に減らすというスーパープランも存在するそうです。





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