ユラン半島(Jutland) の西の街、Esbjerg(エスビャウ)に遠足
電車で約1時間
雪に見える白い景色は、朝の霜。
相変わらず、雪は全然降っていません
デンマーク第5の都市で、風力発電やエネルギー関連事業が盛んな街だそう
Esbjergの駅に到着
少し早目のランチ
Hyggetallerken(ヒュッゲなワンプレート)を注文。
サーモンとツナのムース、チキンマリネ、チーズと生ハム、オリーブ、そしてもちろんライ麦パン。
小さなデザートブラウニー付き
街の散策へ。
シドニーのオペラハウスを設計したのは、デンマーク人なんだって
その、ヨーン・ウツソン氏の設計したコンサートホール
昔の給水塔
中に入る気満々だったのに、冬はクローズ
夏場はてっぺんまで登って街を一望できるらしい
海に面したこの街には、英国の攻撃に備えたドイツ軍のバンカー(防空壕、半地下貯蔵庫)がたくさん残っています
港に向かう道沿いにもバンカー
街の中心部から、テクテク4km歩いて有名な「白い巨人像」を見に行きます
ビーチが近づいてきました
海岸線にもバンカー
…の先に
海に向かって座っている 白い巨人たち
Mennesket med Havet (人と海。海に出会う人)という名前
なんだかよくワカラナイ
自治体の100周年を記念して、1995年に建てられたそうです
約9mの4人の巨人さんたちが、海を向いて座っています
無垢な人類と自然…とかがテーマになっているらしいです
強風の中、沖を見つめる大きい人たち
視線の先は、ファノ島。フェリーで12分で行けるけど、夏の季節が良い時期に行こう、と、今回は割愛
また4km歩いて街に戻り、商店街へ
洋服や雑貨屋の他にも、陶器やハンドメイドアートのお店もちらほら
商店街の真ん中に、スケートリンクができていました
写真を撮ってるのに気づいた地元の子たちがピースサインをしてくれていました
第5の都市で、人口は約11万5000人。
日本の地元の地方都市が倍以上の人口規模なので、どこに行っても「こじんまりとした小さな街」という印象のデンマーク。
小さな国ならではの、街や島や暮らしや人々を、もっとディープに知っていきたいなあと思う、新年早々の遠足でした