娘3歳、

今年は【生】と【死】を知る年となりました。



皆さんはお子さんに人のについて、

どうお話されていらっしゃるのでしょうか?



きっと、

弟や妹ができたり、身近な人に赤ちゃんが生まれたりした時に初めて【生】に触れ、

近しい人が亡くなった時に初めて【死】を理解する・・・

という場合が多いのではないかと思います。




娘には今年、
偶然にもその機会がどちらも訪れました。




命の誕生・・・【生】を知る機会となったのは、
私の妹の妊娠&出産クローバー


娘にとっての叔母である妹のお腹が、会う度にどんどん大きくなっていくのを目の当たりにしながら、

娘とは『赤ちゃんの誕生』について何度も話しました赤ちゃん


『赤ちゃんはママのぽんぽんから生まれる・・・』

それまでの娘にとって、
ただそれくらいのぼんやりした認識だった
【命の誕生】を、

より具体的に理解していくことができたのは、妹の妊娠のお陰だと感じています。


娘、妹が陣痛で苦しむ場面にも立ち会ったのですよアセアセ

さすがに出産の立ち会いまではしませんでしたが、

娘は唸り声をあげながら苦しむ妹の姿を見て、

『赤ちゃんが産まれる時はママはぽんぽんがすごく痛くなる。でも赤ちゃんに会いたいからママは頑張って・・・
○○ちゃんもママが頑張ったから生まれてきた。』

そう認識したようでした。


恐らく賛否両論あるかと思いますが、

妹の妊娠中のどんどん大きくなるお腹&苦しむ出産前の姿、そして赤ちゃんが産まれた後の母になった和やかな妹の姿を見せられた事は、
娘にとって【命の誕生】を3歳なりに理解させるとても良い機会であったと思っていますキラキラ








そして、

命の誕生と対極にある【死】。


その【死】を教えてくれたのが、
数日前87歳で亡くなったひぃじぃじ(私の祖父)でした。


生後2ヶ月で初対面して以来、
祖父母の元へはほぼ毎月顔を見せに行っていた娘。

高齢で杖をつきながらヨチヨチ歩くひぃじぃじを子供なりに案じながら一緒に散歩をしたのは2歳の夏でした。


会う度に達者になっていった娘とは反対に、段々と心身共に老いていった祖父…


病院に入り寝たきりになってしまった数ヶ月前には、拡声メガホンを使って、
「ひぃじぃじ元気だしてねビックリマーク」と声を掛けていた娘でした。




娘も、段々と弱っていくひぃじぃじのことを娘なりに認識していたようで、

「ひぃじぃじ今は元気じゃなくなっちゃったから病院にいるもねショック」などと言っていました。


そして先日、そのひぃじぃじが亡くなり・・・

娘は【死】を目の当たりにしました。


「ひぃじぃじ死んじゃったの。もう起きないんだよ。これから皆で黒い服着て、ひぃじぃじに今までありがとう・さようならってお別れ会するからね。」  

そう伝えて向かった通夜。


棺の中で眠っているような姿のひぃじぃじを見て、娘は人が死ぬということを理解したようでした。


普段見ることのないママや周りの大人が泣く姿…

人が死ぬということはとても悲しいことだというのもきっと感じたことと思います。


そして、お別れ会(通夜・告別式)で最後のお別れをした後は、

焼き場に行き、骨になる・・・そういうことも初めて知った娘でした。

皆が骨を箸で拾う中、
「ひぃじぃじ骨になっちゃった・・・」そう何度も言っていたのが印象的でした。



きっと大人になったら忘れてしまっているだろう今回の祖父の葬儀。

でも、今回のことで、
娘はしっかりと【死】が何たるかを学んだことと思います。


祖父の死自体が記憶に残らずとも、
それを機会として娘の【死】に対する理解がうまれたことは娘にとって曽祖父からもらった大きな遺産になることと私は思っていますぐすん





皆が悲しみにくれた祖父の葬儀では、

唯一のこどもだった娘は皆の悲しい雰囲気を和ませる良い存在でしたうずまき


皆の座布団を敷く娘。



待ち時間中、
何枚もプリントをこなし感心される娘。



描いた絵を得意気に披露する娘。



アンパンマンの絵、100点をもらいました(笑)






まだ3年半しか生きていない娘、

きっとこれから沢山の【生】と【死】に直面することでしょう。


生きていると、喜びも悲しみも沢山ありますが、

やはり【人の命】に関わる喜びや悲しみは人生の中でも最も大きな喜びや悲しみになりうるものですよね。


これから先、

悲しいことも、

嬉しいことも、

沢山経験する娘。


どうか幸せな人生を歩んでほしいと願ってやみません。






なんだかとりとめのない文になってしまいましたタラー


ここ数日、止まってしまっていたブログですが、今日から再開します。

コメントやメッセージのお返事も滞ってしまっていてごめんなさい。
順次お返事させて頂きますね赤薔薇




【娘 3歳6ヶ月】