今週、平日にも関わらず、1泊2日で急遽、実家に帰省しました。
妹はその前日に帰省...
「祖父の心臓が止まった」との連絡があり...おば、おじ、いとこ………
と親戚中が一斉に集まりました。
現在、祖父は、一命は取り留めたものの未だ意識が戻りません。
祖父は、完全な寝たきりではありませんでしたが、歩くことはできず、
食事もできず、点滴により栄養を取っている状態でした。
また、毎日、数時間おきに痰を吸引しなければいけません。
吸引しなければ、痰がのどに詰まり、
呼吸ができなくなってしまう可能性があるからです。
その作業も含め、普段は家で母が介護を行っていますが、
精神的に無理なく介護ができるように、たまに介護サービスを利用しています。
心臓が止まった原因は、その痰による窒息です。
その心臓が止まった日は、老人ホームによるショートステイ(老人ホームに泊ること)を利用していました。
祖父を老人ホームに預ける際、母は、「祖父の痰の吸引をお願いしたいんですけど、
よく見てあげないと詰まっているかどうかわからないときがあるから、よろしくお願いします…」ということを伝えたそうです。
老人ホームには、常に看護師さんがいるし、痰の吸引は慣れたもの。
数時間おきにやらなければ命にかかわるということは、言わなくとも当然わかっているはず。
しかし、心配な母は、念には念を押し、祖父の吸引をお願いしたそうです。
吸引をきちんと行ってくれていれば……と悔やんでいるのがうちの家族の本音。。
でも、老人ホームにはたくさんのお年寄りがいて、うちの祖父だけを見ていられないのはわかる。介護士さん、看護師さんの仕事は、たくさんのお年寄りの命を預かる仕事であって、肉体的にも精神的にも本当に大変だなろうな、とも思う。。
けど、うちの祖父にとって吸引は、命にかかわること。責任をもってやってもらわなくては…
でも、老人ホームにお願いしたのはうち、うちの責任…?
けど、老人ホームは安心してそういう作業やサービス(吸引も含め)を受けられるところであって、うちの家族も信用していた。だからって今後、老人ホームやがんばっている介護士さんや看護師さんをまったく信用しない、できないというわけではないけど。。
正直、いろいろ思うことはある。しかし、
「今回のことは、誰かを責めるとか責めないとかの問題ではないし、
責めてはいけない、誰か人のせいにもできない…」
と、うちの家族、親戚一同が本音を抑え、誰かを責めたい気持ちを抑えているところでもあります。
母は、
「老人ホームには、お年寄りがたくさんいて、見られないのもわかる。
でも、今まで窒息しないようにと一生懸命みてきた。
今まできちんと見てきたつもりなのに、自分が見ていないところで今回のとこは悔しい。。」
と、私たちにだけ本音を言っていました。
「でも、人のせいにはできない。でも……」と、、、
うちの祖父は90歳を過ぎています。
一度呼吸が、心臓が止まったのに、
それなのに、
生きている、
この生命力、
すごいと思います!
まるで、「今まで一生懸命生きてきたのに、こんな窒息なんかで死んでたまるか」とでも言うように。。
病室で、私たちは、祖父に話しかけたり、体を拭いたりしてあげたりしました。
祖父が生きている間、祖父にとって少しでも幸せを感じる時間が多くあればいい、
できるだけ多く作ってあげたいと思うのです。




