捨てた娘の高校の制服を捨てた。あの時使っていた私のバッグも捨てた。あの日あの子が着ていたカーディガンだけ残った。少しずつだけど、前に進もうと思う。そばにあると辛い、あの時を思い出してしまうものを見えるところから無くしてしまいたい。それでも早く娘に会いたいよ。