https://www.senses-circuit.com/column/mic/
9月10日
12時起床。
だらだらと昼食。会社に退去費用を振り込む期日だが、人事部長と話し合いが妥結してない(電話しろといわれてまだしてなかった)ので、本社にTELする。
部長が埼玉工場に出張で不在のため伝言だけ残す。
TVをつけると鬼怒川が大暴れしてる。俺の勤める憎き茨城工場も大雨で水没してたら面白いのにな、と母からメールくる。野次馬の血は母親譲りのようだ。
15時半よりマックにこもり、最終面接に向けてのエージェントと電話面談にむけ自分の選択軸の洗い出し。
何故法政大学を選んだか
・マスコミ就職に強い講座があり、そこで勉強をしたかった
・知名度、就職時のブランド力
・法学部志望で、看板学部であり教授の質が準東大と呼ばれるほど高いため
・合格した中で1番偏差値が高かった
就職活動時の会社選びの志望優先順位
<漫画編集者を目指していた頃>
・面白いもの、良いモノを世に発信したい、今ある作品をより良いものにしたい、才能ある人の力を引き出したい、そんな企画を立ち上げたい
・ブランド力・影響力順(集英社、講談社、小学館・・・)
一般企業の営業職に変えてから
・必要とされるものを売れる(押し売り営業のようなものでなく、きちんと求められるモノ)
・提案要素がある
・安定性
入社を決めた理由
・需要のなくならない製品であるため
・パッケージのかたち、印刷デザインを作るところから関わることができる
・自分の手がけたものが世に流通するやりがい
・東洋製缶・日本製紙グループの安定性
・入社するにあたり何を作っているのか理解している安心感。人に何の会社か説明しやすい
転職で何を叶えたいか
・よりよいものを求めている人への提案・改善
・専門知識を身につけ頼られるパートナーに
・英語を使う機会
・出来れば生涯収入のアップ
一応、通底する選択軸として「パートナーとなり良さを引き出し世に発信する(売る)」というテーマでまとめた。
何で法政を選んだかというとマスコミ講座があるからだが、マスコミ志望は漫画編集者じゃなくテレビマンになって面白いバラエティ番組作りたい、人生を変えてくれた松ちゃんと一緒に新しい笑いを作りたいというもの。
途中で方針が「ジャンプ編集部に入って子供たちをワクワクさせたい」に変わったので「漫画編集者になって作家とタッグを組んで面白い作品を世に送り出したい!」とし、そのために自主マスのある法政を選んだことにした。
出版社をあきらめた後も、単にドラゴン桜の三田先生が当時連載していた「エンゼルバンク」という転職ノウハウ漫画で「B2CよりB2Bのがアホの相手しなくてラクそうで良いな」と思って「法人営業」を選んだだけなんだが、
一応ここも「自社製品で企業の課題解決をする営業担当になりたく」みたいな編集者→法人営業でも変わらぬパートナーシップみたいなテーマにしておいた。
転職理由も、今の会社では客から遠すぎるので、もっと上流に行かないとやりたいことができない、という話で〆る。
ふらふらとした人生だったが、それなりに一本筋の通った男にまとめられた。
20時よりエージェントから電話。
パッケージ業界は下流のため、客に見下されてる(優先順位が低い)ので上流かもっと客に近いポジションで提案、パートナーと認められることを叶えたい、という最終面接に向けての入社意欲が固まる。
9月9日
朝7時まで口論してたので6時間寝て昼飯くって3時過ぎにマックへ。
お盆前に1次面接受けて最終面接前の作文提出の課題提出を求められてて1ヶ月くらいたった今日ようやく出す。
こんな仕事遅いやつ、落とされるだろうけど構想練ってそれなりの熱意込めて執筆。結局3時間かかった。なんとか大阪の面接にお呼ばれしたいところ。
お題は「自己を語る」。
高校、大学、社会人で出会った人・本からどんな影響を与えられたか、これからこの会社に入ってどうなりたいか。
構成
・冒頭書き出し「高校二年の冬、命を救われ、そして変わった」
・他人の助けも借りず女手ひとつで子育てしてきた母の影響で自立心とともに他人は他人と線引きしていた
・高校の球技大会の帰り道、ホームから転落して電車にひかれそうなところを間一髪助けられた話
(マスコミ講座時代の処女作でありどこの出版社の編集者に見せても「これは通る!」とうならせた伝家の宝刀)
→自分も人を助けられる人になろう、日々生きている今日を精一杯過ごそうみたいな意識になった的な
・大学で出会った刺激や自分を成長させてくれたある友達(いろんな人をまぜて一人のカリスマ的人物を創造した)と留学生のサポートするサークルや映像制作講座に打ち込む日々。
夏休み、目一杯予定入れて過ごしてる友人の影響で充実した大学生活を送れた。その有意義な時間の使い方の意識は今も活かされている。(大嘘)
・社会人になり、営業の面白さを気づかせてくれた尊敬してる上司の話。
営業として自信をつけ始めた頃に引き継いだ、3時間政治経済の雑談後、10分だけ商談する太客社長の引継で行き詰まった話。俺とは30分も話してくれない。考えた末、経済の本を読み、毎回アポの前に日経新聞読んで話ができるよう勉強した。
すると徐々に会話が弾むようになり何でも話せる関係になれ、長いときで5時間くらい雑談して、帰りに社長の奥さんが手作りの総菜をみやげにくれるような関係になり、売り上げアップもできた。
しかしどんな提案してもうちには注文くれない定番商品がある。ある日見かねた上司が同行して雑談しに行ったらサクッと注文くれて、やっぱ最後は人なんだなー営業ってすげーみたいな話
・これまでの経験を活かして、御社でも客の何でも話せるパートナーとして営業スキル、人間的に成長していきたい的なこと
※筆が乗ってきて大学時代を盛ってたら行数かかってしまい、この会社でどうなっていくの部分が2行になってしまった。
もうどーでもいいや!とそのまま提出することにしたが。
本当の俺に影響与えた人物
・高校時代:ダウンタウン松ちゃん
・大学時代:出会った友人たち
・社会人:藤沢数希
これなら何万字でも作文書けるし本当の人となりが伝わるだろうな。
落ちるけど。
10月12日
リクルート本社にてソニー生命説明会。
リクルート社員による説明とアドバイスという選考でない場なので私服可、のはずが俺以外みんなスーツ。
3連休にスーツ着てんじゃねー。
生命保険業界
高給:40代1000~1500万。生保レディの売り込みから、代理店の教育や経営支援などを通し拡販の流れで、コンサル要素高く高いレベルを求められる対価。
安定した支払い能力:業界として顧客からの預り金(売り上げ)40兆円に対し、資産運用で業界の保有金300兆。
世帯加入率:90%前半。世界一。
全盛期は95%。だからマーケットとしておいしく、外資系の参入により業界42社で争い。
ちなみに「売り上げ」で世界一のアメリカは加入率40%。
いかに日本人が保険信仰に陥ってるか。
俺の持論
「保険はギャンブルなのでしない。なぜ保険会社が儲かってるか、それは使わないから。つまり掛けても負けるギャンブルなのでしない。入院したら?保険料払う金でオーガニック野菜食ったほうが病気にならない」
と言うと
「いざという時、治療費困っても知らんぞー」と加入を勧めてくる上司。
人の心配する前に、1日2箱たばこを吸い、朝食抜き昼飯カロリーメイトのみで夜は楽しく毎晩晩酌、故郷を離れた42歳独身。この現状に心配はないんか。なにかひとつ改善するだけでよほど生存率高まりそうだが・・。
ソニーグループはソニー本体がやばいのに地盤大丈夫か、と思ってたが、ほぼソニー生命がグループを支えてるらしい。
もともと創業者の盛田氏がいざという時のため金融機関持っときたいと思い、たまたまアメリカ行ったときにどでかい生保会社のビルみて、生命保険業界に参入したらしい。
明治時代からやってる財閥系大手4社から見るとまだ25年の歴史でかなり後発だが、「質」にこだわる姿勢でガンガン稼いでるとのこと。
価格勝負でなく質にこだわったブルーオーシャンで伸ばす戦略には共感したが、これ見てピンときたらぜひ門を叩いて欲しいと見せられたムービー、これはいけない。
ガンで余命1年を宣告された男と家族の物語だが、くさすぎて見てられなかった。
ストーリーを簡単に説明すると、家族に愛され仕事をバリバリしていた男がいて、ソニー生命は単なる生保を売る会社じゃなくともに人生を歩むパートナーであるので、人生マップみたいのを一緒に?作成する。
30代 次男誕生
40代 家を買う 長男小学校卒業
50代 嫁と子供と海外旅行
・・・・
みたいな今後の予定。
ところがある日、男が病に倒れる。心配する家族が見守る病室に現れるスーツ姿の男。
「あんたは・・・ソニー生命の〇〇さん!!」
「〇〇さん、私はもうだめだ・・・いざという時は嫁と息子を・・頼みますよ・・」
バッと紙を広げる〇〇さん。
それは以前書いた人生マップ。
「約束したでしょう!次男を育てて、家を買うって!!そんなこと言っちゃだめだ!!」
「〇〇さん・・・!(涙ポロポロ)」
そして帰らぬ人に。
「あなたに担当してもらえてよかったです・・」
嫁に感謝の言葉をかけられ、生保マンとしての誇りを胸に、今日も私は生きる・・!!
こんな素晴らしい仕事なんだよ、生保営業ってのはね☆
みたいな感じ。
俺が性格曲がってるとしても、これ見て素直に心動かされる奴おるんか?
ネットで評判みたら予想以上にレベルの低いNリンクスをドタキャンして中小企業振興公社の対策のため中小企業診断士のテキスト見に行く。
国家資格レベルの問題は出ないと思うが、小論文で中小企業支援について論じるネタや思考パターンの参考に眺める。
この資格とって副業でコンサル業するのもいいなあ。
10月11日
起床後、ドラポコロシアム。その後、スタミナ使い果たすまでタルト。
ハロウィンナナが欲しすぎて、母親の臨時収入で課金しちゃいました~んというクズエピソードを人生に追加することを考えるも、それを実行して笑ってられるほどは今は気持ちに余裕がない。
まともな思考とも言えるが、時間・金・面接ストックの余裕は心の余裕につながる。
不安を振り払うためミスドにこもり中小企業振興公社の応募書類作成。面接慣れしたおかげで志望動機をスラスラ書けるようになった。
明日はソニー生命とNリンクス。
時間と交通費の無駄だが、リクルートでも「他責理由に聞こえかねない転職理由」を話してしまい
確たるルーティンの染み込ませ用に受験。
(転職理由①今の職場では叶わないことがある→②でも今の会社で取り組んだ経験は感謝してる。ここで身についた信頼関係耕作スキルを土台として→③御社のフィールドでさらに新しい領域の仕事をしていきたいので転職決意、の②が抜けると今の会社で限界まで頑張ったんか?会社のせいにしてんじゃねー!となる)
帰宅後、またドラポ。
ヒロくんのデッキが覚醒し見違えるような戦闘力に。俺にない優良カードをそろえてるので、輝いてみえる。
10月10日
母親が近所の病院に行くついでに朝やって来る。
軍資金として10万円を11月入社を条件に置いていく。
10月2週目から面接始まるのに11月入社できるわけないだろ!と言うと現職をさっさと辞めろとうるさい。
ついでに零細企業で10万円をためるのにどれだけ大変か、貯金のない俺にお説教。
「俺が仕事さえしてればボーナス1回で吹き飛ぶような小遣い程度の額でガタガタ抜かすんじゃねー」
と思いながらありがたく頂く。
ママン基金からもっと引っ張るつもりが来月からは自力で生きろと突き放される。
奴が東京きてはや2年、マンション買って東京で早くも3社目の転職のため薄給であり、出し渋りやがる。
もともと最初は名古屋の富士フイルム系のでかいデザイン会社で働いてて、サラリーマン時代の鳥山明と仕事でからんだとか(怪しい話だが)言うババアは、仕事にはやりがいなぞ微塵も見いださず気楽さしか求めていないので、辞めることも就職先も考えずコロコロ変えてもう10社くらい転職してんじゃないだろうか。
法政卒、転職歴なし、20代という、新卒カード・第二新卒カードに続く最後の切り札を高値で売るためには妥協できないという理屈を「バカしかいない零細企業で出世するほうが充実する!」との曖昧な理論で対抗してくるので話にならぬ。しかし、あれくらい人生気楽にとらえたほうが自由で幸せなのかもなあとも思う。
まあ、なんだかんだいざとなれば見殺しにはしないだろうと思い、金の心配はあまりしないようにするもTOEIC試験官のバイト申し込み。
この間までいくら金使っても月末になれば振り込まれて死なないし、合併以来7年間毎年赤字でもボーナスしっかり出すのが当たり前なぬるま湯につかっていたので金は勝手にあふれてくる湯水のような感覚だったが、賃金って働かないと手に入らないんだよな。来月の家賃のこと考えると不渡り出さないため資金繰りに悩む零細社長の気持ちだ。
これでは転職活動に集中できんので、父親から金を出させるストーリーを考えなくては。
あの男には奨学金の保証人になってもあってるので、仕事やめたら払えずそっちに請求いくかも、とか脅すか・・。「こういう会社にいこうと思う」みたいなのは人生の先輩として相談できても、そこから金を出させる案が思いつかん・・。
リクルートキャリア説明会+試験。
SPIの非言語がさっぱりわからん。ひたすら計算して答えに行き着くもの以外は、数字の目安から逆算して勘。その割に国語は簡単だった。
面接は20~30分と短い。
これまでは1時間~1時間半かけてたのでじっくり仕事の話しながら人間性を伝えられたが、物足りなく感じた。
最後の質問で「野望や社会をこうしたいってのある?」と聞かれ、「チャレンジの期間をブランクと見ず、挑戦という価値になる世の中にしたい」話をする。
我が社に自分探しのため退職してインド放浪したり、ハワイで起業して失敗して帰ってきた出戻り出世組がおり、陰でヒソヒソ言われている。
俺はやることやってれば経歴は問わないたちだが、日本人は島国ならではの汚れていない者を求める純血主義意識なのか、愛社精神主義なのか、ブランクに厳しい。
喧嘩別れしたならまだしも、何かに挑戦した結果の出戻りには寛容になってもいいんじゃないかと思う。
なぜなら挑戦をブランクや、目の前の仕事からの逃げとみなし、一度でも道を踏み外すと元のメインストリームに戻れない風土では誰も怖くてチャレンジ出来なくなる。
ただでさえデフレマインドで中途半端な優秀な奴こそ安定志向に走る世の中では新しい才能が出にくい。
もともとマンガ編集者を目指していたことと話をからめ、鳥山明や藤子F先生のような脱サラマンガ家が生まれにくい世の中は経済上の損だという持論を語る。
「単にブランクあり」と見られてしまうのが現状だが、空白期間に得た経験・成長と仕事から離れたマイナスを見てプラマイで人物の価値判断を下し、結果プラスなら元の会社、業界に戻れるような挑戦を評価する社会を作りたい的な話をする。
リクルートは意識高い系社員が多いので、刺さってるといいんだが、面接官がリクルートと思えないほどおとなしく全体的に反応が悪かった。
20分という短い時間だからこそ、結果にこだわる「営業適性」という価値につながる返答を意識すべきだったが、ところどころ打ち損じる。とりあえずJALUXフレッシュフーズで営業部長・人事部長に突き刺さり、わざわざ社長面接では人事部長から「あの話してやってよ」と促され(たが社長には手応え無かったが)した話を最後にしておいた。
野球部で初ヒット出るまで頑張った取り組みを、自分の弱点を把握し、そこを補うために目標を決め、自主的に朝練を始めてチームメイトにキャッチアップするために立てた目標に向かい努力するゴール理論と根性アピールとを絡め、念願の初ヒットからの一度結果を出したら調子に乗ってバンバン打てるようになったという原体験と、一貫して数字にこだわる営業だったという軸を展開したが・・・
消化不良感があり課題の残る面接だった。
10月18日
ナン輩とランチのため麻布十番の焼き肉屋へ。
11時で約束してたのに13時に予約したと家を出てから連絡があり2時間北千住で時間を潰していたら結果、30分遅刻。
むこうの彼女と友達もそこでランチしているとのことで、合流した際、シェーバーで軽く剃ったヒゲと中途半端なセットの髪で遅刻して現れたのが少し恥ずかしい。別に男として見られなくてはいけない場面ではないのだが、いついかなる時も臨戦態勢なアルファでいなくてはいけないと思うようになってきた。
ナン輩彼女:31歳・慶応卒・外資系証券会社を経てリクルートキャリアへ。現在、マネージャー職。一瞬挨拶しただけだが美人なのはわかった。
彼女の友達:慶応大学卒業後、ボストンコンサルティングというエリート企業でインドネシア系の人事を担当していて、
今はインドネシアの富豪と結婚し休職中。旦那と一緒にジャカルタ生活を満喫中。こちらも美人。
席は俺らと彼女らの2組に分かれてたので、遅れてきた俺とナン輩はまだ食べてたが女たちは食後のカフェに移動。合流する?と連絡来たが、せっかく面接がうまくいき自信をみなぎらせているのに、真のアルファと対面すると自信喪失する危険があるため、ナン輩から公園でリクルートについて情報収集。
昔は圧倒的ナンバーワンの存在だったが、あぐらをかいてたらリクナビと同じ機能を揃えて安値にしたマイナビに、リクルートがカバーしてなかった企業始めシェアをひっくり返されてしまった。それを取り返すのが今の営業のミッション。
リクルートキャリアの仕事は「どんな人を採用したいか」で止まらず、「なぜその人を採りたいか。背景となる経営課題は」まで深堀すること、という現役ならではの使える言葉を頂く。
ナン輩が担当してるコンサル会社の依頼で、1次面接前にスクリーニングの電話面談をした際のチェックポイントの話。
①「転職で叶えたいことは前の会社ではできなかったんですか?」の質問に
「できません」でなく「はい、おっしゃることはよくわかります。しかし我が社ではー」と、
相手の質問をいったん汲んで、その上でできなかったことを話すこと
②「我が社があなたを採用するメリットを教えてください」
ここで自己PR始める奴はだめ。
「御社の採用背景は新規開拓の拡充であると思います。なので私は・・」と採用活動の背景を汲んだ説明
(この背景は全然ずれてて問題ない)して自己PRする人を面接に通すよう言われてたとのこと。
一見すると、理に適ってるように見えるが、実際はキーワードを使ったかどうかでドボンという、第三者に委託させるシステムとしては機能しても、それだけで決めるのはどうかと思うが。
今日、メディコンの書類選考に所感を載せるので面談したい、とリクルートから電話。
ぜってーこれ弾く選考だろと思いながら、ヒットを打てず多分落選。
本気度が高い場合、ナン輩という内通者に情報漏洩させるのも手か。
結局、カフェで彼女たちと合流。
近くで見るとナン輩の彼女、めちゃめちゃ俺のタイプですごく可愛い。
しかも頭も良く、仕事ができる上にすごく人としての雰囲気も良い。
人の彼女を見て、とてつもなく羨ましく思ったのはいつ以来だろうか。
リクルート1次面接通った(次が最終面接)と言うと「すごい!もうすぐ内定じゃん。良いとこなのでぜひ来て」とか言うので、自分の会社を人に勧められるってすごいことだと誉め返しといた。
リクルートの面接はかなりつっこまれるので、総合職枠で通過するのはすごいらしい。
ふふんと自信が満ちてくる。
しかし、そんなアルファな俺も、ナン輩が「ここにくる前に、スゴい人を前にして自信喪失しないか心配してました」とバラされ、すぐさまベータマインドに。ナン輩はナチュラルアルファなので、ナンパ以外では社会的ハイスペックに対し意識はベータだ。
俺が法学部というと、ナン輩彼女も法学部だといって、すごいですね、と格上からでは嫌みにしかならない言葉をかけられる。
「俺が受けたB方式だと慶応法と偏差値同じだけど、しょせん法政っすよーがはは」と答えると、彼女の友達が「わたしなんて受験してないバカなんですよー」と謙遜してくる。
なんだ、AO入試組か、と思いきや「付属高校だから」という返しに「くそ、その手があったか」とまんまと自慢を引き出させてしまう。
「でも高校受験で慶応入るってことは勉強できたんでしょ」と言うと「埼玉の国立中学だった」とコンボを決められる。
これが女子会名物・必殺マウンティングコンボか。
ナン輩が最近ゲーム(スト)から離れてるので勘が鈍ってるのか女を誉めることしかしない。
セレブ生活うらやましいとか聞くと、たまに日本帰ってきてマンガ大人買いしてるくらい、昨日はハンターハンター読んでたとのこと。
普段なら美人なハイスぺ女性とのギャップに食いついて話を広げるところだが、ただでさえベータな求職者なのにこれでは話題乞食だ、と思ったのと、なんか言葉を出す勇気がなかった。うーん、錆び付いてるぜ。
自然とペアに分かれて会話し、俺は隣のナン輩の彼女とずっとリクルートの仕事とか、転職活動の話。
リクルート経由で受けてるSAC社と、直接応募した財団法人と甲乙つけがたく、SACの内定保持しつつ財団法人の内定もらったら
SACを辞退してトンズラしたい、と作戦を話すと、別経由なら問題ない!良い手だ!と太鼓判。
女2人から「誠実そう。良い人そう、営業に向いてそう」と男としてまるでダメだが、やはり面接通りの評価を第一印象でされる。
こう見えてあまり誠実でなく、うつ病の診断書だして休職して転職活動してる、と言うと「いい作戦だ!」とまた絶賛。
俺の面接スタイルは自分の経験と企業の接点をつなぎ、さらに今の会社ではこういう限界があるので、御社でさらにチャレンジしたい、
みたいな可能性採用に賭けている。
しかしボスコンや外資系証券出でリアルアルファのこいつらは、面接でも語ることいっぱいあったり、
「わたしは御社をこうします」
みたいな自分が売り手だという姿勢なんだろうなあとかちょっと想像して落ち込む。
そして、俺がリクルートを志望する理由として「文系卒の営業職は、何もない」という、理系や技術職と違って転職活動して実感したことを、「営業力」と胸を張って持ち運べるスキルまで極めたい気持ちがあると話すと激しく同意。
「わかるわかる、わたしもー」と表情をくしゃくしゃ変えるナン輩彼女のかわいい顔を見てると、本当に、本当にナン輩が羨ましくなってきた。
しかしこの子も気性が荒く、爆発するとやばいらしい。結婚というステージだけは先輩になりたいので、良い彼女見つけるぞ!
9月8日
やるべきこと二つ
・昨日の捨て企業のSPIの性格テストを自宅でやって郵送する。
・3週間前から出してない企業の作文作成
結局、SPIしかしてない。
家にいるとあっという間に過ぎる。雨なのでマックに行くのも諦めたら昼寝くらいしか有意義な時間を使えなかった。
エージェントと電話。
オリンパス販売落選。一方的に喋ってくる時があって温度差がうんぬんみたいな理由。
熱意が空回っちゃいましたかねーとかエージェントにフォローされたが、俺の話が長くなる癖が出たと思ってんだろう。
結論から答えるよう気をつけているものの、YES、NOだけでいいのか、具体的な経験の補足もしといたほうが、エピソードも必要か、ここまで言わないと伝わんないだろうな、ってとこ考えると供給過多になる場合がある。
結局うまくいくかは「面接官による」ものだと思う。
うまくいくときは具体例、エピソードを話して納得される。そうでなく話なげーとか思われるのはマッチングの問題。
あとはマジに質問意図のポイントがわからんときがある。それも質問の仕方がうまい下手あるのと、俺の切り返しの能力もあるだろうが、うちの彼女との口論でポイントとなる「求めてること」を的確に答えられるかで○×つく運の要素も大きい。
ここで日記が終了する予定が、また彼女と30分の電話のつもりが・・・6時間の口論。
今日何してたの話から、俺の選考状況の説明。月曜に上野まで一緒にいき美術館に行くというので分かれた以来なので
「昨日は楽しめた?」と質問。
結局、仕事が気になって帰ったという。「何だ。行かなかったのか。じゃ、いいや」とその話を終わらせようとしたら
「何その言い方!?」とキレられる(「じゃ、いいや」でなく正解は「ふーん」とか、らしい)
ルイサイトの言うとおり、彼女の理想像を俺に求めており、愛情があれば1mmも自分を不快にさせないハズという大前提があり、感情を抑えられないそうだ。
数日前に無職の俺から2万以上使わせて、自分の愛されテストをかましてくる。感情は止められないらしい。
自分はその愛されたい願望を押しつけてきて、俺の転職活動の邪魔をするのはどうなんだとつきつけると、明日明後日、面接があるわけじゃないだろう、と。
社会のこと知らないのに人の現状を軽く見てんじゃねーと言うと、新卒で入った1社しか知らない俺より社会経験豊富だと言う。
「おまえは大学中退してTSUTAYAでバイトしただけでろくに就活もしてないだろ!」とイラっとしたらそのままクチに出てしまった。
ちなみに彼女にとって「中退して打ち込んだTSUTAYAバイトはただのバイト経験にあらず。そこいらの社会人より濃密な時間であり、だからこそ同期(月一で飲み会してる)はみんなフリーターで続けてるんだとか。どーしょうもなさすぎる。。
怒鳴りまくりたいところだが、最近隣人に壁ドンされるので何とかこらえつつ、言い合い。
「じゃ、いいや」発言が出た状況は、お互いがこの話題を終わらせようとしていたことでベクトルが一致しているのに何を怒るんだと聞くと「突き放されてる感じがした」という。
拒絶は受け付けないということであり、もっと話したいという希望を否定したのではなく、話を終了させ次の話題にいく機能としていたことを説明。
むこうの受け取り方次第、むこうの感じ方が正解であるので、理屈では通じないんだが、こちらから歩み寄って感情をコントロールするのも悔しいので長引く。早く次の女を獲得して、この女から1月の誕生日プレゼントで元をとったら別れようっと。この勿体ない精神が不良債権を膨らませることにつながる自覚はあるんだが・・。
9月6日
彼女のおすすめ「ソウ」一作目みる。終わり。
9月7日
JALUXフレッシュフーズ面接。
最寄が天王洲アイルなので奮発してTYハーバーでランチ。
面接官の印象がよく、仕事のできる商社マンって感じだった。
社員数20名で不安だったが、オフィスをみたところJALUXの農作物部が独立した感じ。
野菜なんか全然興味ないが、仕事で海外行って商社マンぽく過ごすのも刺激的でよさそう。
なにより魅かれたのは年間休日150日という恐ろしい待遇。
あれこれ変則的な質問きたが自分の言葉でしっかり答えられた。とても入社意欲がわいた。
そしてこれを書いているたった今、1次選考通過の知らせ!進んでる企業の中で1番うれしくてついガッツポーズ。
品川のドトールでポメラ開いて3週間前に関西ペイントに渡された作文をようやく書こうとしたら着信。
日程調整をエージェントに任せてたらラチがあかんので直接、今から面接来られないか?と全くいきたくない会社からだった。
それはさておきドトールって勉強空間みたいで集中できるな。
「ハイクワグナージャパン」という謎の外資。製紙工場の部品作る会社。
入社したらずっと東京にいられるが担当はエリア制で月の9割は出張という。
ペットのうさぎが悲しむので入る気はないが練習がてら行ってみる。
体力あるかと転職理由だけ聞かれ、あとはむこうの業務説明と質疑応答で1時間。
SPI1時間受けて帰る。
こちらの部長はおとなしくエネルギーが感じられない。知名度ない製品だからかもしれないが、自分たちの仕事に誇りをもってるか、内なるパワーは外観にも現れ、こちらの印象に影響する。
一緒に働きたいかという点でもNOな会社のため、辞退しよう。
9月5日
第一志望のオリンパスメディカルサイエンス販売受ける前に医療業界の優良企業のセミナーに参加。
外資
・ノーベルバイオケアジャパンという、あのノーベルの会社でインプラントメーカー。
歯医者7万軒(コンビニが5万なのでいかに多いか)の中でインプラントしてるのは1万。
先駆者でありトップメーカーなのでシェア争いよりもパイを増やす活動してる。受注部隊は別にいるのでご用聞き営業はいっさいなく、提案したり相談のったりして課題解決が業務。
ホームオフィス制で家から直行直帰できるのが素敵。高いからバンバン売れるものじゃないか、利益率高いから儲かってしかたないと人事が笑ってたのが面白かった。
・ライカマイクロシステムズも、あのライカの顕微鏡メーカー。
眼科の医学部生用で50万くらい、手術用だと数千万するらしい。ここの人事も、ざっくばらんによく喋る男で、内資だと総務系は他で使い物にならんコミュ障がいたりするが、外資の環境なのか営業でバリバリやってた人なのか、まー質問に具体的な話をよくしてくれて面白かった
。顕微鏡とか眼科とか興味なかったのに、やりがいを感じさせる話術は能力あるってことだなあ。
警視庁の捜査に採用されると全国の警察にドミノ式に採用されるので忙しくなって困るとか、余裕たっぷりなお話。初代プレステやトヨタ車に使われたり、カメラの技術って幅広いんだな。
・カールツァイスメディテック。ライカはカメラ興味ない俺でも知ってたが、ここは全く無知なのに、着席後から「うちにどんなイメージある?」とドヤ顔で聞かれ資料に書いてあることからあたりさわりのないことを言う。「知りません!(どやあ)」が言えないところが、受験生マインドなアルファじゃないとこだなあ。ここも有名なカメラメーカーでライカみたいな感じらしい。名古屋出身者が少なく、名古屋の商圏は独特だから地元の人が欲しいとか言ってた。名古屋で仕事したことないが、やっぱ排他的なんかな。名古屋人の名古屋愛の強さは、法政愛を持つ俺が引くレベル。
英語できるか聞かれ、受験時代がピークだが留学生をサポートするサークルに入り英語は好きで今も勉強してると言うと好感触。サークルでは中国人としか接してなかったが・・。外資といっても本国とのやりとりは、そういう部署があるから管理職にでもならんと必要ないらしい。
どこも魅力的だった。
そして外資系の話を聞いてわかった。俺がなぜ上司に気に入られないか。それは内資の慣習に合わないからだ。
始業時間前の意味のないミーティング、上司のご機嫌とらないと評価されないシステム。
会議のたびに「あそこ訪問したか!?」「アポがとれなくて・・今月中にアポとります!」を半年以上続けてても「それ先月も言ってたよな!?」とならずにずっと上司からかわいがられる先輩。
訪問件数月5件という、管理職より外勤してない同期。
彼らがいまだ営業なのに対し、ユーザーをまんべんなく訪問し、訪問件数も全国トップ5入りを毎月果たし売り上げもきちんと半年くらい連続で予算達成もし工場長表彰候補になった翌月、営業をはずされる俺・・。
自力で思い出せる思い出は客先付近のコンビニで立ち読みばかりしていた記憶だが、DODAのエージェントと面接対策で経験の洗い出しをして思ったのは、なんだかんだ俺は業務の改善に取り組んだり、営業時代数字を出すため頑張っていたということ。
そして今の俺はバリバリ働ける環境を欲していること。もともとはキラキラ意識高い系で志望動機作ってたが、面接で言い続けてたら本当にそう思うようになってきた。労働に見合った報酬のある会社で頑張りたい。
その点オリンパスは、古きよき日本体質が合う人むきらしい。
無駄ミーティング、直帰できず事務所にもどってから山のような事務処理。我が社もそんな感じだったが事務処理に関しては取り組み始め、台帳や見積もり専門のスタッフを置いて営業の負担を減らし夕方には帰れる仕組みを作った。しかし何故か1年でそのスタッフを営業にするという愚行でシステムは廃止。営業マンが直行直帰できる体制になれば売ることに専念できるんだが、なかなか工場もってるメーカーはうまくいかんところ。
そして肝心のオリンパス販売社面接。
セミナーで彼らのライバル企業の紙袋をもらってるので、そんなもん片手に面接官に会えないので隠さないといけない。
時間ギリギリでロッカーが見あたらないのでビルの案内嬢に聞くと駅まで戻らないといけないとのこと。
怪しいものじゃないので1時間で戻るからここに置かせてくれと頼むも、顧客満足度を上げることも考えない融通の利かない一般職のため「NO」
駅まで走る。
前にカフェで時間つぶした時は、席にわざと忘れることで面接終了後に「忘れ物ないですかー?」と取りに戻るという時短節約テクニックを思いついたが、今回は人生かかってるので300円のロッカー代の出費。
いざ面接!
具体的な過去の経験や取り組みよりも、「金曜に無理難題を言われたら、土日も懸命に考えるか、休日は仕事を忘れて過ごすタイプか?」「君にとって営業とは?」という考え方を聞かれることが多く困る。
土日も考えるタイプと答える。具体的な経験が思いつかんかったが。
異動で設計に来てから、ふれるもの全て「設計に活かせないか」とアンテナをはるようになり、本屋でも仕事に関する本をつい手にとってしまうように、プライベートも仕事にリンクさせられる部分はしている姿勢、を伝える。
そんなに設計部署に捧げてる俺が何でそんなに営業に戻りたいか。
人間関係作って課題をヒアリングして、提案して客の問題解決することがやりがい、だと、設計も通ずるものがあるので差別化を考える。
設計として良い提案をしても、客が結局は「現行メーカーとのつきあいもあるので・・」と切り替えてくれない歯がゆさを感じた。
やはり客との関係を作っていけるのは営業にしか出来ないことだから、そこがやりがい。みたいなこと言った。
それで思い出した。新人の頃、社長のひと声でうちの物量アップしてくれる商社に俺がお願いしてもエレキテル連合状態だったのを、昔そこの担当だった上司が今日一緒に行くわとついてきて、雑談ののち切り替え受注をお願いすると月100万の仕事をポンとまわしてくれたこと。それが利益率の高い製品だったので、とても助かった。
会社に金を引っ張ってくるのは、最後は営業の力だ。
それは良い設計をすることより、良い品質の製品を作ることでは動かせない客の心を動かす信頼関係の構築の結果。というのを思い出した。会社にとって結局は金ひっぱってこられる奴が偉いということ。
オリンパスの研究のため本を買ったこととか、残業多いこととかの会話で共感されなかなか好感持たれた雰囲気だったが最後にやらかす。
営業は走り回るので運転免許持ってるか聞かれ、はいと即答。
事故ったことないか聞かれ、はいと即答。
違反はないか聞かれ、はいと即答。
じゃあゴールド免許?と聞かれ、やべっと我に返る。
YESセット状態で脳が反射的に「はいはい」答えてしまってたが、スピード違反と一時停止無視でゴールド免許ではなかった。
初めて訪問する客先付近をノロノロ走行しつつ「停めるとこないかなー」ときょろきょろ見回してたら一時停止標識を完全に見逃して
最徐行のまま突き進んでいるのをネズミ取りにやられた。「隠れてないで教えてくださいよ」と警官にゴネが聞く耳持たず。
隣で居眠りしていた同僚は車が停車したので「ん?着いたの?」と起きたら俺が捕まってるから良い目覚ましドッキリになったのは良い思い出。
みたいな話をしてごまかすことも出来んので「うっかりして忘れてましたがそういえば・・・・一時停止違反してました」
と話すが、うそつきヤローを見る蔑んだ目線になり、諦めて帰る。
気を取り直して神楽坂へ。
彼女の誕生日デート。神楽坂のイタリアン。結局二人で1万6千円。
プレゼントは安く抑えて4千円。予想通りホテル泊まりたいと言い出すがかわして自宅へ。金ないくせに金使う発想ばかりする。やれやれ。
レストランで撮ってもらった写真をみたまさきの感想「目が死んでいる」。
面接失敗のせいでなく、彼女への愛のなさだろう。
