三回に分けてお贈りして参りました、
志万田さをり、自己紹介記事のラストです!
今回は、私がボイストレーナーになった経緯(イキサツ)について。
ええ、そーなんです。歌のレッスンしてるんです。
ボブ・ディランに憧れて、パティスミスに魅了され、
『きれいで上手いだけが歌じゃない!
詩なんだ!言葉こそ全てだ!』
と、声楽的なことを重視して来なかった
若かりし頃の志万田ですが。
今や歌の先生なんです。
人生ってわからない。
私自身、自律神経失調症や鬱、PTSDなどを
ここまで寛解させてくれたのは
歌の力だと思ってます。
歌うことは、心身にとてもいい効果があることを
身をもって経験しているので
もっとたくさんの人にボイトレを知ってもらいたい。
ボイトレは健康や美容にいいことはもちろん、
呼吸や声が楽になると、
自分に自信が持てたり、
コミュニケーションが楽になったりする。
私にとって『詩を書いて歌う』ことが
世界と繋がれる方法でした。
声の障壁がなくなる ということは
心の障壁がなくなること。
心の中にある 小さな壁をなくすこと。
それが広がって、コミュニティへ、社会へ、世界へ繋がっていく。
「ボイストレーナー」という仕事で
一人でも多くの人の声を、心を解放することが
私の仕事。
それがこの星で
私に与えられた役割なんだと思うと
生きててよかった…!とさえ思う。
まだまだ勉強したいこと、
体得したいこと、たくさんあります。
夢中になれるものがあることに、
教室に、生徒さん達に、感謝して。
感謝の中でこの仕事を全うできたらこの上ないです。
ボイトレに、歌に、声に興味のある方は
いつでもご連絡下さい!!!
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自己紹介記事の②で詳細に書き綴ったけれど、
友人の言葉を、時々思い出します
「世の中には 2 種類の人間がいる。
一つは物語を書く人で、
もう一つは、物語を読む人。
さおりは書く人だと思うよ。」
刑法改正や、#MeToo や、フラワーデモが始まったことで、ほんの少し、私が背負ってきた肩の荷が軽くなったと思う。
これからの社会
やっと、私のことを伝えることができる。
やっと、彼女のことを伝えることができる。
この過去の重荷が減ることはないけれども、
「一緒に持つよ」って言ってくれる
仲間に、これから出会えたらいいなぁ。
「持ち寄った花を、私の友人に、
手向けてあげてほしい」
4/11の東京でのフラワーデモで、
私はそうスピーチした。
するとその夜、twitterに花の写真を上げてくれた人がいた。
私の話したエピソードと共に。
人は信じるに値するということを
私はその夜、教わった気がする。
これほどの多くの物語を残した彼女のことを、
伝えないといけないって、強く思う。
一人でも読む人がいるなら
私は書いて、伝えていきたい。
きっとそれは、人前で歌う人間の
使命というものだろう。
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日本のジェンダーギャプ指数が110位であることについて、もはや驚くこともない。
なんだその太鼓判。なんだそのお墨付き。
身をもってそのランキングに相応しい経験をしているせいで、
「だから私や、彼女や、あの子たちは、こんなにも不自由だったのか」と、
納得以外の何物でもない。
じゃあそのまま次の世代に、
このジェンダーギャップをお下がりさせるのか。
私が今、日本に生まれてきた赤ん坊だったら
『そんなお下がりいらんわ。』
そう冷たく言い放つだろう。
だからなんとしても食い止めたい。
良いものにしたい。
女に生まれてきたことを、
呪わなくていい社会にしたい。
そして自分が女に生まれてきたことを、
自分自身に許してやりたい。
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私が声の重要性に気付いた出来事をもうひとつ。
当事者として声をあげる大変さについて書きたい。
Springに加わってから
当事者性を自分の中に置いた状態で
意見する機会が何度かあった。
トラウマを想起し、言葉にすることは
とてつもない負担があった。
例えるなら、複雑骨折した骨が間違った形で繋がってしまい、何年も、何年も放置されていたものを
無理やり正しくつなぎ直すような
そんな心身的な痛みすら伴った。
どうして当事者がこんなに強くならなきゃいけないんだ
▼声を上げる仲間との出会い
Springの活動の中で、省庁の方々と意見交換をする機会があった。
講演会で長時間話すけれども、
デモやパレードで
▼たくさんの当事者
難病の団体、自死遺児の団体、
そしてもっとも印象にのこったのが
元受刑者の団体だ。
もっともっと
夢を語る女性を増やしたい
理想や政治を語る女性がたくさんいる世界にしたい
音楽は 抑圧の対極にある。
歌は 抑圧の対極にある。
だから私は、
音楽家として、
活動家として、
ボイストレーナーとして、
残りの自分の人生を、
命を全うしたい。
抑圧的な社会でアーティストの「表現力」は
きっと可能性そのもの。
音楽に政治を持ち込むな
という主義主張が根強い風潮がまだまだあるけれど
だったら私は、政治に音楽を持ち込もうって思う。
肌で伝わる問題提起ってやつだ。
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今の私の将来の夢はこうだ。
シンガーソングライターとして
“政治的なメッセージソング”という音楽ジャンルを
もっともっとポピュラーにすること。
私の歌を聞いて育った女の子が
『政治家になりたい』と
私のボイトレを習いに来ること。
虐待や差別や貧困の中で育った子が
『活動家になりたい』と
私のボイトレを習いに来ること。
『メッセージソングが歌いたい』と
私に対バンを申し込んでくること。。。
だから、まだまだ頑張らないといけん!!