Submission Arts Wrestling(SAW)は、日本で体系化されたサブミッション(関節技・絞め技)主体の組技格闘競技です。
打撃を用いず、テイクダウン、投げ技、ポジショニング、コントロール、サブミッションによって勝敗を競います。
競技では、Tシャツやスパッツに帯(ベルト)を締めたスタイルで試合を行い、畳またはマットリング上で実施されます。
これは日常に近い状況での格闘を想定し、実用的な身体操作を重視するという武道的思想に基づいています。
SAWの技術体系は、レスリングのテイクダウン技術を基盤としながら、日本の古流柔術・柔道・相撲などの伝統的組技文化を取り入れ、さらにサンボや柔術のサブミッション技術を融合して構築されています。

試合はポイント制とサブミッションによる一本勝ちで勝敗を決定します。
関節技や絞め技によるギブアップが最も明確な勝利となり、技術的なテイクダウンや投げ、抑え込みなどによってポイントが与えられます。
Submission Arts Wrestlingは、武道としての礼節と精神性を重んじながら、現代格闘技の合理性を取り入れた日本型グラップリング競技として発展を続けています。

麻生秀孝 創始師範
麻生秀孝師範は、Submission Arts Wrestling(SAW)を創始した武道家であり、柔道・レスリング・サンボなどの組技格闘技で優れた実績を持つ指導者です。

高校時代に柔道を修め、その後アマチュアレスリングに進み、天皇杯全日本レスリング選手権大会で入賞するなど高い競技実績を残されました。
さらにサンボ競技においても世界選手権大会に出場し、団体3位・個人入賞を果たすなど国際舞台でも活躍されました。
また、日本サンボ界の発展にも大きく貢献し、サンボワールドカップ東京大会では全日本代表監督を務め、サンボ世界選手権大会東京大会では広報委員長を務めるなど、日本のサンボ競技の普及にも尽力されました。
日本レスリング協会公認六段、講道館柔道五段を有し、さらに空手・柔術においても有段者であるなど、打撃と組技の両面に精通されています。
身長182cm・体重100kgという恵まれた体格を活かしながら、レスリングのテイクダウン、柔道の投げ技、サンボの関節技、相撲の押し出しや投げ技などを研究し、それらを融合させたサブミッション主体の組技競技としてSubmission Arts Wrestlingを体系化しました。

現在は、総本部と代表をオーストラリアの伊藤先輩が受け継がれ、活発に活動をされております。
先日は、朝霞の本部道場にて、特別稽古会も開催されました。

押忍
サブミッションアーツレスリング関西本部事務局

