今週いっぱいで、会社に来るのは最後です。
来週からは少し自由の身になって、
来月くらいには次のステップに踏み出す… 予定。
思えば長年勤めたもので。
本当は来年が10周年のはずだった。
誰もが 「えっ、働くの (企業で働けるのかこの子)」 と思った10年前。
(父親は内定式後も再び確認してきた。おいおい、どれだけ信用してないんだ。)
いつの間にこんなところまで来たのやら。
人間、朱に交われば赤くなるものだなぁと、思わずにはいられない。
寂しさよりも…
今まで足元にあった鉄のように重いレールを外すことが、
怖くもあり、まだ、「ない」 感覚に慣れなくて戸惑う。
真っ白な中で何も見えなくて、手探りで前に歩き出すような。
ま、のたれ死にすることはないと思うんだけど…
ホームレスになりそうになったら、
すみませんお父さまお母さま寝る場所だけ貸してください (最後は甘ったれ。)
というわけで、次号に続く。