濃く薄く | 方舟ひつじ丸書斎☆さわやかな独り言

方舟ひつじ丸書斎☆さわやかな独り言

つれづれなるままに・・・要は独り言。やや情感的な言葉の集まり。

久々立ち読みist.


 (どれだけ自分が余裕なかったのか 。。。)



本屋で手にとって、

そのままさらりと1時間くらいで読みきり。


白岩玄 「空に唄う」 (河出書房新社)




なんだろう、

ものすごく漫画的な世界観だなぁと読み始めてすぐ思った。


で作者のプロフィール見たら、

自分より若くて驚いた。


いやまぁ別にありえない話じゃないんだけど。 (そろそろねぇ 笑)


それでもってテレビドラマ「野ブタ。をプロデュース」の原作者だった。

それ (テレビドラマ化しやすい文章を書く人) って、なんとなくしっくり理解できる。




漫画的だ、と思ったのってなんなんだろう。

きっと、「映像的」なんだろうなぁ。

展開の進め方が。


そろそろ漫画世代が大人になる時代なんだなぁ。

ゲーム世代が親になる時代なんだなぁ。


古い価値観が、途切れるなぁ。

共有できなくなるんだろうなぁ。


でもそれって本当にどうしようもない。

環境によってしか感覚は育てられない。


とかいろいろフラッシュしたりとか。




あと、映像的ってなんだろう、とか。

いわゆる文章的な表現と何が違うんだろう、とか。


空気を表現する、

空気で理解させる、

絵を描く? シチュエーション … 映像。


精密な心理描写と … ものの視点?




とか。




さらりと読めるのは、でも 「理解に難くない」からだ。

示している方向が一方向だから?

状況の解釈が読み手の自由理解に任されているから?




とか。とか。とか。