君のために涙を流そう
君のために涙を流そう
君が夢に出てきた こんな夜は
君のために涙を流そう
悲劇の主人公を 演じるために
「切ない」という感情を 今 知ったよ
この前 久しぶりに常磐線に乗ったんだ
窓から見える景色は全て 僕の青春だった
あの川の土手に 行ってみたかった
あのあぜ道を思いきり 走ってみたかった
流れる景色を目にしたかった 全部 君と二人で
僕の大好きなあの映画のように
夜の坂道を 自転車で二人乗りしたのを覚えてるかな?
一緒に大声で歌ったよね
一緒に夜空の星を見上げたよね
でも 君には好きな人がいた あいつがいた
君のために涙を流そう
君が夢に出てきた こんな夜は
君のために涙を流そう
悲劇の主人公を 演じるために
「切ない」という感情を 今 知ったよ
君のために涙を流そう
また夏がやってくるよ こんな僕に
君のために涙を流そう
一度 君と花火を見たかった
涙と共に この恋心も夜空に溶けてしまえばいい
君のために涙を流そう
君のために涙を流そう
◎僕は女々しいほど君が好きだった。
一度別れてしまったのが最大の後悔。
気づいたら僕は君に今まで以上に惚れていて、
君は僕以上に好きな人がいて。
すれ違いなんて恋の常識とはいうけれど、
こんなに辛いものだったなんて知らなかった。
何度、涙を流せば君の事が忘れられるのだろう。
トレンチコート
多くの迷いの中で 俺は二十歳の冬を迎えようとしている
忘れ去られた十代の記憶 夢の彼方へ
日々の後悔の中で生まれた希望は
朝が来ると同じくして 月と共に地球の裏側へ
俺が残したことなんざたかが知れてる
俺は自分の事を特別だなんて 思ってないから
恋への情景が生んだ 悲劇もいくつかあった
勘弁御免 笑止千万
全てを変えられる力があったのならば
俺は 俺は 少しは成長できるのだけれども
あの日 お前が選んだトレンチコートを
今日も着て 明日も着る
ただ それだけで ただ それだけで
俺が 俺である気がする
ただ そんな気が そんな気がする
親への感謝も覚え 遠慮も知るようになり
共鳴 象徴 親友 将来
全てを許せる余裕があったのならば
俺は 俺は 少しは前進できるのだけれども
俺が 明日も朝に起きれたのならば
光を浴び 風を見る
ただ それだけで ただ それだけで
俺が お前に会える気がする
ただ そんな気が そんな気がする
あの日 お前が選んだトレンチコートを
今日も着て 明日も着る
ただ それだけで ただ それだけで
俺が 俺である気がする
ただ そんな気が そんな気がする
◎お前と一緒に買いに行ったあのトレンチコート。
毎年この季節になると頻繁に袖を通す。
そのたびにお前のことが頭をかすめるけど、
女々しいわけでもなんでもなく、
純粋にこのコートが気に入ったんだ。
そんなに高いモンでもなかったけどな。
きっと思い入れだけが先行してるんだと思うよ。
NO HEART,NO PRIDE,NO LIFE
時間が経つのが早すぎる もう21歳になっちまった
心の中では今にも暴れ出したい10代の俺がいる
でも ピーターパンなんかクソ食らえ ネバーランド? ファック!
こんなに晴れている日は どこかへ行って大笑いしたいのに
こんな日に限って バイトが入っていやがる
食っていくため 飲みにいくため 俺は働かなきゃなんない
何年か経てば 妻のため 家族のためにネクタイ締めなきゃなんない
酒を飲めば まるで台風にさえなれた俺
恋をすれば 見事玉砕してきた俺
一人で居れば 女々しい過去回帰願い 涙した俺
いつまでも変わらない 変われない 変わっちゃいけない
ジーザス
そうだろう? なぁ そうだって言ってくれよ
でないと ギリギリの俺の心は 今にも下水に流れちまいそうだ
絶対に現実なんて言葉 信じ込まない
過去に戻ってやり直せるのだったら 戻ってやる
くだらねぇ未来が 俺を待ち構えているならブッ壊してやる
だから 叫ぶ 声が出なくなろうとも
俺の心が泣かずに済むのなら
ジーザス 嘘だろう? こんなクソッタレ人生
ジーザス ニセモノだろう? こんなクソッタレ自分
ジーザス 笑ってくれよ 後悔だけを手にしてきたクソッタレ運命
絶対に現実なんて言葉 信じ込まない
だからいつでも信じている 過去に戻ってやり直せるって
将来が雲行き不安でも 太陽引っ張ってきてやる
だから ジーザス この身が消えて失くなろうとも
俺の心だけは プライドだけは このままでいてほしい
変わることなく 止まることなく 俺でいたい
◎数々の不満や不安が、それらはたとえどんなに小さいものであっても積まれれば大きな痛恨となる。
今だけ楽しい刹那的な生活に嫌気がさした頃につづった詩。
今でも心の動悸が早まる。今の俺で本当にいいんだろうか?成長と共に変わらなくてはいけないんじゃないんだろうか?などの疑問が堂々巡りしてしまったときに眺める。そして答えを出す。
俺は俺でいい、と。
水
泣くと涙が出ます 動くと涙が出ます
怒ると唾を出します 振ると唾を出します
僕も 涙や唾と同じなんです とめどなく溢れるのです
「流れましょう」 そう僕と一緒に さぁ 流れましょう
君は怒ると泣きます 僕も怒ると泣きます
君は泣くと愛しい 君は笑んでも愛しい
恋も 怒りや喜びと同じで気まぐれです 絶え間なく生まれる卵なんです
「別れましょう」 そういつまでも子供じゃ駄目なんだ 君も僕も
そしていつまでも水は流れてゆく どこまでも人ごみの中を
だから止めないで君は流れてゆく だからこそ捕まえたかった
鮮やかに 軽やかに 流れてゆく
君の情熱はまるで炎 君の瞳はまるで氷
君の足音は そう 風 君自体 まるで 幻
人も 海や空と同じで一つなんです 知る甲斐もなく進む星のようです
「飛びましょう」 そう僕は自分に そう言い聞かせました
僕は飛び立ちます水のようにね どこまでも流れるがままに
私は旅立ちます水のようにね どこまでも吹かれるがままに
辛そうに 哀しそうに 多分
そして失敗したら 凍える風の中 氷になろう
そうすれば 流れる心配もないのですから
そしていつまでも水は流れてゆく どこまでも人ごみの中を
だから止めないで君は流れてゆく だからこそ捕まえたかった
鮮やかに 軽やかに 流れてゆく
いつまでも どこまでも 流れてゆく
◎どこかで見たような詩。それでもよかった
ただ綺麗な言葉のみで紡いだ中身の無い誌。それでもよかった。
とにかくありふれた綺麗な言葉でも並べて、君との別れを演出したかった。
でもそれは単なる自己満足なんだよね。
今になって分かる気がする。
奇跡
夢見た後は 何か空しさのようなものを感じるよね
例えばそれが 今は もういない君だとしても
グルグル回って それでいつも笑って暮らしていたいじゃん
まぁ それなりに 自分としてやっていけたんだし
空を飛ぼうとしても 僕には 何の翼が生えてるわけでもなく
海を泳ごうとしても 僕には 夢のヒレを持っているわけでもなく
テメェの足使って 地の果てまで走るんだろう
特に足が速いわけでもないのに まったくカッコつけちゃって
今、僕の周りに奇跡が起こったとしても
大して驚いたりはしない
君との思い出自体が 奇跡なんだ
今日、君の部屋に電話をかけるつもりだよ
電話番号口ずさみながら
心のどこかでは 君がいると願うし
何かを見る度に 君の事を思い出してしまう
もう こんな世の中じゃ 奇跡なんて期待できないのだろうか
返り咲く花たちは 君の笑顔に似ているから見たくない
全てを照らすのは 君でも僕でもない 奇跡だけさ
ずっと 一生 きっと 地の果てまで走るのだろう
足りないものがあっても 君がいれば 溢れるくらいだよ
唄ったって 君が帰らないのは知ってる
だからこそ 奇跡がほしいんだよ 分かる?
涙、浮かべながら 夜空に願い放つよ
「あの頃に戻してください」と
もう、ほんの少しだけ 奇跡が見たいんだよ
君だけを愛しているんだし
そう思うのは当然だと思う 今日この頃
今、僕の周りに奇跡が起こったとしても
大して驚いたりはしない
君との思い出自体が 奇跡なんだ
今日、君の部屋に電話をかけるつもりだよ
電話番号口ずさみながら
心のどこかでは 君がいると願うし
◎確か中1ぐらいだったかな。当時大好きだった女の子がいて、席も隣だったもんだからしょちゅう話したり、手紙交換したり、夜遅くまで電話したり、何人かで花火したり。不安と緊張の中学校生活のスタートもそ のコのおかげでキラキラした青春の香りいっぱいのスタートだった。
でも結局、そのコは俺の友達と付き合うことになっちゃったんだ。それでも俺と彼女は友達以上恋人未満というクソッタレな関係から脱出することはなかった。相変わらず電話も手紙交換もする。でも、何か違うという違和感だけはいつもあった。
恋愛なんて単なる憧れの産物だと思っていたけど、今思えばなかなか複雑な恋心を抱いていたのかな、と自分の事ながら思う。ちょうど、その頃から詩を書き始めた。「将来、アーティストになりたい!」という世間離れの妄想を抱いていたわけでもなく、ただ、解消法が、逃避法がほしかっただけ。




