終わりが見えそうで見えない闘病生活に疲れ果てた。
左後頭部の不気味な圧迫感、頻発する閃輝暗点、失明もあり得る視覚障害、腫瘍による頸部の激痛。
寒くなってきたので血流が悪くなり下肢の末端も痛い。
今は腰椎から後腹膜に広がる巨大腫瘍が比較的おとなしくしているのでなんとかギリギリ生活できているが、これがまた暴れだしたらもう本当にどうしていいか分からない。

平凡な幸せより稀有な不幸、そのほうがスリルがあって面白いしマイナー指向の自分に相応しい、どうせなら地獄体験アトラクションとして楽しんでやろう、倉橋由美子も天国ツアーは退屈だけど地獄ツアーは飽きないって小説に書いていたじゃないか……などと私はこれまで自身の境涯を偏屈者らしく受容してきたが、病状がここまで悪化すると自虐的負け惜しみ的ポジティブ論なんて無力に等しい。
こんなものでは気力を保持できないのだ。
一方、こんなときでも頼りになるのがマヌカハニー。
今日もこれでうつつを抜かしまくった。