噂には聞いていたけれど、初めてお邪魔した。
Youtubeやらで有名なミュージシャンがTiny deskでミニライブをするのが
はやっているのだけれど、ここもそんな感じ。
とりあえずシャンディを飲む。
最初はお客さんも少なくて後ろのほうにのんきに座っていたら
あれよあれよという間に人が増えて結局何も見えない状態に。
大学生からおじいちゃんおばあちゃんまでみんなが熱狂。
いっぱい背伸びをして万歳して撮影。
優秀な若き演奏家たちは
白ワインのような爽快さもあり
聴いてて心地よかった。
ちなみにジャズは好きだけれど詳しくない。
ただ楽譜もないのにタイミングよく決めるところや
タイムシグネチャー(拍子)の複合的な拍子が
入り組んでいて、まるで数学や物理のような
記号がうじゃうじゃ渦巻いているのに
微妙な具合でうまく混ざり合って
ここぞというところはピタッと合致するところがなんか感動でしかなかった。
これはクラシックでもよくあるのだけれど、
例えばラフマニノフなんかは
不協和音でぶつかっている次には安定した和音が来る。
これは不協和音で人間の心理を一度落とした後
安定した和音をコントロールを持ってくることで
落として上げるという人間の快楽を乗で上げるのではないか、と思ってしまう。
多分ラフマニノフはかなりのドSかモテ男だと思う。(知らんけど)
ジャズも一見アドリブと和音をぶっつけ本番的でやっていると思われがちだけれど
お約束がたくさんある上で、それを理解し計算でき
個々がお互いの音や流れを聴き合い、アイコンタクトできる人間ができる
かなり高尚な音楽ではないかと思ってしまった。(勝手な解釈)
素直に心で聴けばよいものの
ついつい分析してしまう癖が抜けないのだけれど
どう表現すればいいのか分からないほど入り組んでいる分野だからこそ
ものすごく興味が沸く。
どなたかジャズをうまく説明してくださる方がいらっしゃったら
教えて下さいませ。