まー、いざとなれば一人でキーボード弾こうと思っているから
いいんだけれどね。
でも、とりあえず言い出しっぺというか
誘った私が頑張っている姿を見せることも大事かな、と
重いキーボードを抱えてバス通勤した。
このキャンパスのトップ(女性）に再度確認して
場所と日にちは確保できた。お菓子とか用意するよ、と言ってくれた。
いやー優しいし嬉しい！
（上司と言ってもこの国は日本のように縦社会ではないので
普通にファーストネームで呼び合うし話す。）
私がここまでできるようになるとは・・・。
21年前の私見てるかい？
小学校の職員室でまったく話せずただただ黙って休憩時間が苦痛で仕方なかった私。
何度涙を流したことか・・・。
ここまで成長しましたよ。
さて火曜日水曜日に入る午前中の先生。
真面目で自虐的で一見おとなしそうだけれど
バンド組んでフットボールをしているA氏。
私のような大雑把とは正反対の神経質っぽく見えるけれど
生徒思いでとっても勤勉で真面目なイギリス人。50才らしい。
こんな神経質っぽいのでみんなから
一見怖がられているけれど、知っている先生達は
みんなよく働く常識人と思われている。
クラスルームも彼のこだわりがあり
色々なポスターや装飾が施されている。
しかし、一つだけ問題が・・・。
国旗の中に日本だけない！！！
冗談が言えるようになったら
いつか突っ込みたいところではある。
昼には私を現キャンパスに飛ばした（と冗談でいつも言っている）
新しいマネージャーとミーティング。
せっかくだからキャンパスを見て貰おうと呼び寄せた(笑)
社交的な彼はプレミアリーグのユースで教育係として
働いていたコミュ力お化けの人。
話している中で実は33才だということを初めて知ったが
若いのに誰にも話を合わせられ、立派だなと思うのだった。
彼は坊主頭にしているので多分年より上に見えるんだな。しっかりしてらっしゃる。
今日のミーティングは目標を立て達成できているかなどを随時チェックするためのもの。
この移動したキャンパスで先生や生徒さんともっと強い関係を持って
学力の向上に貢献しとキャンパスの雰囲気を明るくしたいと思っていることを伝えた。
周囲のスタッフも多分、今度入ってきたＴＡは害がない、と思ってくれているような気がするから
きっとこれでしばらくは首にならないであろう。祈り。
さて、せっかくキーボードを持ってきたけれど
他3人の先生のスケジュールが合わずに今日の練習はなし。
なのでおじちゃんＴＡにピアノを教えてさしあげた。
脳梗塞で左手が麻痺して、多分脳にも損傷があると思われる。
きっと昔はバリバリ働いていたのだろうけれど、記憶障害も残っているのか
今はつっこまれまくりのいじられキャラのかわいいおじちゃん。
ずっと前からピアノを習いたいと言っていたので、ちょうどよい機会だった。
おじちゃんＴＡもとっても喜んでくれていた。
一日できらきら星を弾けたのがとても嬉しかった様子。
一日一善(笑)
今度生徒さんにも教えられるような機会を設けられるか上司にも聞いてみよう。
朝はバスを使ったので
帰りはお天気も良かったので徒歩で帰ることにした。
（クリスマス前は財布のひもも緩くなりがちなので
引き締められるところはキュッと締めよう作戦。
あと健康にも良いもんね。）
Google先生によると55分だった。
まーまー遠いけれど
冬空の夕焼けは美しい。
まんなかのロケットみたいにとがっているところが通っている大学。
丘の上にあるからどこからでも見える。街のシンボルなんだろうな。
今週金曜日までに提出しなくちゃいけない〆切があるのを
思い出させてくれるのだけれど、まったくやる気がなくて
困っている・・・。
そして、英語が話せなくてこれまた困っている。
言いたいことを言っている最中に自信がなくなって尻すぼみになる。
昔に比べたら上手にはなっているのだろうけれど
やっぱりちゃんと勉強に向き合ってなかったからあやふやなところが多い。
耳で習得したものしかわかっていない。アウトプットも下手。
一つ上の階段を上る前にはこういうのをいつも感じるような
気がするので、きっと上達しているであろうと思いたい。
途中でパンと牛乳だけ買おうと思っていたのに
色々買ってしまいやじろべえのようになって帰宅した。
家に着くころにはあたりは真っ暗。
家に帰ると
娘が珍しく駆け下りてきてくれて
いきなりニコニコしながら抱き着いてきてくれた。
理由は不明だけれど
何かうれしいことがあったのか？
聞いてもニコニコしているだけ。
毎日ハグを8秒すると
心に良いと何かで読んだので
毎日30秒はギューッとしている。
信じる者は救われる。
明日も頑張ろう。