今年度一緒に働いている
以前も登場したマウント先生。
今日も授業中に自分のイライラを
抑えられずに発狂していた。
でも、さすがにやばいと思ったのか
「発狂して驚いたでしょ。21才の息子がいると
発狂するのが上手になるのよ。」と言っていた。
この親にしてその子あり・・・。
何度か発狂を繰り返していた。
なんかかわいそうに思えてきた。
この人自分がコントロールできてない。
さて、マウント先生とはなるべく最低限の仕事だけに
関わっているのだけれど、私頼みやすいのかな・・・
「サワ、メール送ったから印刷して
ラミネートしてくれる?」
「〆切は?」
「なるべく急ぎで。」
と、昼休みに頼まれた。
なんか嫌な予感がしたので
その場でメールを開けると
8部を15セット、
120枚、カラーでとのこと・・・。
おまけに120枚をラミネートだって。
20人しかいない生徒にそんなに使わないはず・・・。
ざっと考えて
4時間近くかかるよね・・・。授業に出るので
そんな時間はないのにな・・・。
おまけに、印刷(環境問題で)にうるさいカレッジ。
それもマウント先生は印刷しすぎと彼女の上司に怒られたばかり。
それで、私のカードを使って印刷して足がつかないように
したいらしい。残念な人だな・・・。
これは私の仕事ではないのだけれど
一緒に働いているから、協力はしようと思う。
しかし・・・
やっぱりおかしいよな。
前も彼女に頼まれて
ラミネートしたけれど
使っていないものがたくさんあるんだよな・・・。
とりあえず120枚印刷した。
心にわだかまりは嫌なので
たまたま見かけた上司に話しかけて
「実はマウント先生から120枚のカラーコピーを
頼まれ、それをラミネートしてと言われたんだけれど。
自分の仕事の範囲を超えているんじゃないかと思って・・・。
前もラミネートしたのも結局授業では使っていなくって。
時間もエネルギーも資源も無駄かもしれない・・・。」
と言うと、
マネージャーも思うところがあったらしく
「ちょっともう、精神的にやばい域よね。」
と言っていた。
私が報告したのを言わない条件で
上の上のマネージャーに報告するって。
ばれたら面倒だけれど、
まー、私も良い年になったから
腹をくくるのが上手になった。
さて、夕方、いつもはマウント先生さっさと帰っている時間に遭遇。
注意されたとみた。
うわぁ、めんどい!
「サーワーーー!!!ちょっと来て!!」
声でかい。うわ、面倒。
「わたし、120枚もしてなんて言ってないよ。」
とひきつって笑いながら言っていた。
すっとぼけながら
「あれ、メール見てみて。
8部の15セットって書いてあるよ。
私もおかしいと思って同僚に聞いたら
やっぱり120枚だよね、と言って印刷したんだけれど。
今、メール確認しようか。開けてみる?」
「もう、いい。忘れたし。
メール開けなくていい。
あなたはトラブルになってないけれど
私がトラブルなのよ。あはは」
「あら、それはごめんね。
120枚コピーしていたときに
シャーロット(上の上のマネージャー)から
「なんでそんなにコピーしてるの?」って聞かれたから」
「いやいや、あなたが謝ることではないんだけれど。
まー、あれ全部使うからいいんだけれどね。」
とむにゃむにゃ言っていた。
マウント取るのにかわいそうなくらい弱虫・・・。
自分で蒔いた種は自分で刈り取っていただこう。
私ぽやーんとした顔してるから甘くみられるけれど
やられたらちゃんと誰かがお灸をすえてくれるらしい。
これを機に、私もより一層
誠実に仕事をしようと思うのでした。