スマホさん、最低気温マイナス7度?!と表示を出した今朝。

車の窓ガラスもがっちり凍っていたな・・・。

あー、寒い寒い。

 

 

今日、学校帰りに

先生から、

 

「成汰のお母さん、こちらへ来てください。」

 

と教室に呼び出された。

そこには、担任と、副校長が険しい顔で立っていた。

 

「今日、成汰が、女子生徒に

つかってはいけない言葉を

使い、謝らせています。

 

先週も、クラス内で

そういう言葉に関する事がありましたので、

今日は、副校長も呼んでいます。

 

きつく叱らなくていいので

お家で話し合ってください。」

 

とのこと。

 

家に戻り、チバとスズだけ家にお留守番させ

ナリは歩いてすぐのお店へ
お買い物につき合わせた。

 

買い物が終わり、

ナリとお店の横にある公園へ寄った。

 

夕方4時前。

日没後の紫とオレンジがかった

美しい空の下、二人ベンチに座る。

 

話しを聞いた。

 

ナリも冷静に、

素直に、隠すことなく話せた。

 

どうやら、やんちゃな女の子とやりあって

雰囲気にのまれ調子に乗ったナリが

禁止ワードを言ったようだ。

ただ、私は、その単語すら知らなかった・・・。

そう、教科書以外での言葉は使わないし、まず知らないのだ。

 

「ナリ、まずね、

正直に話してくれてありがとう。

 

そしてね、今日あったこともわかった。

ナリが、そういう言葉が悪い言葉だと知らなかったこともわかった。

明日、お母さん、先生に話してみるね。

ナリが誤解されるのはお母さん嫌だから。

 

そしてね、ナリは自分をこんな

しょうもないことで貶めちゃいかんよ。

女の子にも謝ったと?

 

もう、こういうことに巻き込まれないようにせないかんね。

 

ナリがどんな状況でも、どんな友達でも

自分が流されないように

自分でしっかり考えて行動せないかんたい。

 

さ、もう、今日から、今から

新しい成汰だよ。

よかよか。

お母さん、成汰を信じてるけん。

大丈夫。」

 

 

 

とぎゅっと抱きしめて

二人でブランコに向かった。

どっちが高くこげるか競争をした。

 

絶対ナリに負けたくなかった。

ここは、負けちゃいけないと思った。

無事、面目を保った母。

 

「お母さん、すごいね。お母さんが勝ったね!」

 

と言う成汰。

 

 

 

 

どうぞ、私の気持ちが成汰に伝わりますように。

 

 

 

ブランコの鎖で益々冷たくなった手をつないで

薄暗くなり始めた数分の道を

何事もなかったように、

笑いながら帰っていった。