今日は、放課後
本当はピアノだったけれど
夕方からチバの卒業発表会と思い込み
土曜日に移動してもらった。
いつものごとく、
「今日じゃないよ。サワったら・・・」
と、ママ友に指摘されたけれど、
昨日の続きで
公園でピクニックして
思いっきり遊ばせることにした。
子供をお迎えした後
チバナリと同じクラスのママ友から
「サワ、今からパーティー行く?」
「え?パーティー?」
「Year4がお別れパーティーするのよ。知らない?
ワッツアップ(イギリス版lineみたいなの)とかメール来てない?」
「あー、そういえば、私、ワッツアップも
メールも来てないな・・・入ってないし・・・」
「教えるよ?」
「ううん、もういいわ。」
そういえば、チバとスズのクラスのには
気の利いたどなたかが
登録してくださっていた。
この前運動会のときにYear4のお母さんに
「サワは、なんでワッツアップに入らないの?」と
言われたっけな・・・。
5,6年とこのまま情報過疎で行くのか。
やばいよね・・・。
ということで、
「ごめん、ナリタ。お母さん、社交下手で・・・。」と
心で思いながら公園へ・・・。
芝生にピクニックシート広げて
寝ころびながら
子供たちを眺める。
これはこれで、心穏やか。
(負け惜しみ・・・か?)
ちょっとかすり傷を負った
私の心も少しずつ癒される。
すると、
スズが同じ学校の女の子を発見し
遊び始めた。
いつの間にか
遠くの遊具に行ってしまったので
ゴロゴロパンダから母親業へ・・・。
始めて会ったお母さんに
「ありがとう。見ていてくれて。」
とお礼を言う。
スズと1学年上のお嬢ちゃんのお母さんらしい。
失礼ながら
国の名前を
今までうろ覚えで
ちゃんとわかっていなかったので
今調べた。
「シエラレオネ」
話すだけで
賢い人というのは伝わる。
私の賢い人の基準というのは、
人間として相手をリスペクトできる器を持っているか
話しを上手に聞き引き出し、それを広げることできて、
相手に歩調を合わせながらも
自分の考えをきちんと持っている人
(2018年現在の私の基準)
なのだけれど、
彼女は、ちょっと話すだけで
すごく伝わってきた。
話しをしながら
彼女は弁護士ということが判明。
専門は、刑事事件。
企業のお抱え弁護士もしていて、
今は自分で事務所を立ち上げたらしい。
週に1度は海外で仕事をしているらしい。
「チャレンジよ。」
という話しを前を見据えて話す
彼女に
レベルは全然違うが
「私もチャレンジ中なのよ。」と
自分のことも話した。
彼女は
いきなり
私をハグして
「私はあなたを誇りに思う。
絶対、絶対また
ゆっくり話しましょう。」と言ってくれた。
毎日、壁にぶち当たり、
劣等感と自己肯定感の狭間で
揺れ動く私には
ジーンとうれしかった。
なんの損得もなしに
人の心が通じ合ったときの
温かさを感じた。
私は彼女に会うべくして
今日はこの公園に来たんだ、
きっとそうなんだ・・・と
思い込む夕暮れ。
もうちょっとだけ
がんばる力が出たよ。
ありがとう。