まさか、こんなに早く出来上がるなんて!
1月中旬に発注したところ、納期は早くて半年、場合によっては一年半かかると言われた。え〜2020年の7月⁉️
そんなにかかるの〜? 気の遠くなるような話だ。しかも代金は前払い、受注してからフランスで作り出すらしい、よって試奏ができない! う〜ん、しかしこれらの条件は5年前に確認済み、
実はこの5年間悩みに悩んだ。買うリスクが高いかなぁ…せっかく買ったとしても、あと何年吹ける?本当に納得のいく音が出るの?出せれるの?…

昨年夏、僕のサックス人生を応援してくれてた父親が急遽他界した。そしてその葬儀の日に僕は父の前でマイウェイを吹いたのだ。いろんな意味で父に感謝した。そういった事があって僕は決心した。思い切って買おう!
そして僕は個人の物としては人生で最高の高い買い物をしたのだが…ちゃんと手元に届くよね!? これからの1年半の間に管楽器店さんが潰れる事はないよね?フランス革命がまた起こってセルマーパリがサックスどころでないなんて事ないよね!?
なんてありもしない事を考えてたらキリがない。しかしそんなこんなで発注5ヶ月目になった。まぁまだまだなんだろうなぁと思っていると友人が「それは納期遅すぎるやない?本当にちゃんと作ってくれてるの?しかもフランスで?なんか、嘘っぽい話やなぁ、
一度どうなってるか、今どの辺まで出来上がってるか確認したほうがいいんちゃう?」と言われ、僕はさらに不安になってきた。そして翌日◯◯管楽器店の担当の◯◯さんにメールしたところ、「ご連絡しょうと思ってたところです。メーカーの点検が終わり近日中に当店に入荷します。入荷次第当店にて調整を行いますので2週間程度で加藤様に納品できますよ!」だって! マジで〜‼️なんか蕎麦屋の出前みたいやけど…

僕は早速楽器店に入荷希望日と付属品、楽器保険の手続き等々についての質問メールを打った。何度かやり取りをした後、最終入荷日が6月14日で決定した。僕は指折り数えながらその日が来るのを今か今かと楽しみに待ったのだ。こんなに日が経つのを遅く感じたのは小学生の頃、お正月を待ちわびてた時以来かもしれない。そして待ちに待った入荷の日の前日、楽器店から電話が入った。「ただ今修理部から連絡が入り調整にもう2、3日頂きたいのです。渡辺貞夫氏と同じ調整をしていますが、タンポ部分に特別の樹脂を使っており、その仕上げにもう少し時間がかかる模様です」だって…
ここは嫌とは言えず、心を無にして、了解した。

そして、それから3日後、ついにスターリングシルバーが届いた‼️ 恐る恐るハードケースを開けてみる。中からこんなにも光り輝いたサックスは見たことがない、眩しいくらいに輝いてるスターリングシルバーのアルトサックスが現れた。僕は感動した。ずーと欲しかったスターリングシルバー、ついに僕の物になったのだ‼️

早速組み立てストラップにセッテイングしてみる。まずはドシっとしていてサテンシルバーより少し重い。気のせいか、大きくも感じる。息を吹き込んでみた。違う!ぃままで愛用してきたサテンシルバーとは違う、かなりクリアな音色、特に高音域がクリアに出る。低音域も太い、バランスがいい、鳴りはノープロブレム、いや、とてもいい、気に入った。良かった。さすがは石森さんだ。ここで買って良かった。前のサテンシルバーも石森管楽器で買ったのだが当たりだった。お陰で納得のいく音色に近づけることができた。そして今、新たにこのスターリングシルバーでの自分の音を作っていくのだ。もちろん一朝一夕にはいかないが、これもまた楽しみだ。この光り輝いているスターリングのアルトの音色を自分のものにできるかどうか、そのためにはとにかく健康に留意して、1日でも長く吹けるようしていかなければならない。頑張ります!渡辺貞夫氏のように!