Hi there, good afternoon! How are you doing?
ツアーガイド兼プランナー兼英会話講師のSawakoです。
やっと桜が開花宣言になりましたね
今年はどこへ見に行こうか皆さん計画立ててますか?
私は今年は近所でおっきいのを見てきますよ~楽しみ!
前回は英語と米語の話をしましたが
基本的に私は米語Speakerです。San Diego, Californiaの大学に行ったからです。
向こうでは米語Speakerしかいなかったので、イギリスの映画なんて見ても
???何を言ってるのかわからない…という状態でした。
が。日本に帰ってきてからようやくイギリス人やカナダ人やオーストラリア人やシンガポール人と話す機会が増え、
またヨーロッパやアジア各国の人たちとも英語で話すことが多く
わたしの米語はかなりニュートラルに、英語でも米語でもなくなってきました。
昔は"Why do you speak perfect American?" なんでそんな完璧な米語を話せるの?と言われたものですが
最近はCalifornia出身の人から"Your English sounds a bit European."君の英語はヨーロッパぽいね、と言われるまでになりました。
流されやすいというか影響受けやすいというか…
まあそんなところも言語学習者としては利点なのかな!とポジティブにとらえています![]()
結局色んな人と自由にコミュニケーションとれるようになったわけですし!
さて私の「英語」の先生はEnglish speakersだけではありません。
じゃじゃん!
The Lion, the Witch and the Wardrobe - The Chronicles of Narnia / C.S.Lewis
ナルニア国物語の邦題「ライオンと魔女」です。世紀の名作ですね。何度読んでもワクワクします。
なぜか邦題はWardrobeたんすが省略されています。
作者のC.S.Lewisさんはイギリス人ですので、文章は「英語」で書かれています。
子供向けの本で171ページくらいのボリュームですから、英語初心者の皆さんでも読みやすいですよ!
(ちなみにHarry Potterと賢者の石は309ページありました!)
"What are we to do?" なんて「英語」ならではの表現もありますが、気にならずスラスラ読めてしまうのでおススメです。
さて上の"What are we to do?"の後には
said Edmund, giving Peter a look which was as much as to say "What did I tell you?"
と続きます。
セリフの部分はだいたいsayが使われています。
今回の場合は
「さて、どうしたもんかな?」とエドマンドが言って、さも「ぼくがさっきなんと言った?」と言わんばかりの顔つきでピーターをじろりとながめました。
という訳になります(岩波書店版)。
(ナルニア国物語好きすぎて原版と日本語版両方持っています)
sayは言葉や音を発する時に使います。言葉に意味がなくても、周りにだれもいなくても、口から出ればOK。
「~と口から発した」、と訳せるようなものです。
「言う」に関して混乱しがちな例をあげますと
speakは聞き手がいる状態で、でも互いに話しているわけではない状態。
I speak English. や He spoke in front of the big audience. なんて感じですね。
tellは情報を伝えること。もちろん聞き手はいます。speakと違うのは、情報の中身が大事って部分です。
She told me the secret. とか I'll tell you when the time comes. みたいな感じ。
上に書いた"What did I tell you?"もそうですね。「なんて言ったか」が大事なんです。
最後にtalkは聞き手とちゃんとコミュニケーションをとっていて、おしゃべりしている状態です。
My friend and I talked on the phone all night long. や Hey, I'm talking to you! といった感じ。
どれも「言う」に関する言葉ですが、使い方が色々あって面白いですね~
読書が趣味の人は是非英語の本に挑戦してみましょう!
あ、もちろん映画版もおススメ!
それでは皆様良い週末、そして良いお花見を!
Have a good weekend! Have a good cherry blossom viewing!
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