今年の冬は、年末の12月アタマまで

微妙に暖かい日があり、

 

 

『この分だと今年の冬は

余裕で乗り越えられるわ爆  笑OKなどと

余裕をかましていたが、

 

 

年明け以降、

本腰を入れて追い上げてきた

“冬の本気”に、

私はノックアウト寸前である。


暑い暑いとブツブツ

文句を言っていた去年の夏・・・


今や晴天続きの

カーッ!!とした暑さ

待ち遠しくて仕方ない波キラキラ


結局、文句を言いながらも

夏が大好きな私であるが、

 

 

同時にこれまでの人生での

夏の思い出を振り返ると、

 

 

海での私の“やらかした”思い出や、

恥ずかしの珍事件の数々

走馬灯のように思い出される。

 


・・・

 

ある年に訪れた

南の島での出来事。

 


私は南の島(海外)の、

のんびりしたロケーションと

青い海を思い切り満喫していた。

 


やっぱり南国の綺麗な海って

最高だ!!ラブラブデレデレ

 


・・・ところが、

海水浴でキャピキャピと

はしゃいでいた私が、

 


海から上がってきた瞬間、

ある異変に気付いた。

 


なんと私は、海に入っている間に

唇をクラゲか何か刺されたらしく、

下唇だけが異常に

腫れあがってしまっていたのだ!!

 


鏡を見た私は愕然とした。

 


オイオイオイ・・・。

 

 

なんだこの面白い顔面は。。
こっちは、はるばる海外まで

笑いを取りにきたんじゃないんだよゲロー

 


一瞬にして気分が落ち込み、

テンションがガタ落ちしかけた。

 


しかし!

 


ここはせっかく訪れた南の島。
こんな顔面で

へこたれている場合ではない。


そんな時ばかり

強靭なメンタルを発揮する私は、

気を取り直すと、

 


鏡を見ながら

下唇を内側に折り込み、

そのまま前歯で固定、

 


上下の唇の厚さをそろえて

“パッと見”普通の唇型に整えると、

ビーチにある売店に

飲み物と軽食を買いにいくという

暴挙にでた。


ちょうど海外ということもあり、

私は英語はまったく話せませんお願いタラー

オーラを放ちながら、

 

 

メニューを指さし、

ジェスチャーでオーダーをした。

 


もちろん、下唇は厳重に

内側に折り込んだままだ。

 


無事にオーダーを終えて、

少し気が緩んだ瞬間だった。

 


現地の店員さんが

突然何か話しかけてきて、

私は思わず、

 

 

YES!!グッグッキラキラ

返事をしてしまったのだ。

 


し、しまった!滝汗

 


当然ながら、

私の軽快な『Yes!』と同時に

口から飛び出してくる下唇・・・。

 


まるでマギー慎司の

耳でっかくなっちゃった!!びっくりマーク状態で、

突然でっかくなる下唇。

 


私には、店員さんが

どんなリアクションをとっているかなど、

確認する勇気すら

持ち合わせているはずもなく、

 

 

回れ右をして逃げるように

売店をあとにしたのだった。


そして海で唇が腫れてしまったことは、

実はこの時以外にもあった。

 

 

その日は旅行先の海で

シュノーケリングを楽しもうと、

ビーチでシュノーケルセットをレンタルした。

 


さっそく海に入り、

シュノーケルを付けようとすると、

私のシュノーケルだけ

不良品だったらしく、

 

 

ゴーグルのサイドに固定されている、

口にくわえる部分が

どうしても口元に届かないのだった。

 

 

 


また私のところに

変なモノが回ってくるシリーズだ。

ゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリ

 


レンタルの場所まで戻って

交換してもらおうかと思ったのだが、

実際に海からレンタルの場所を

振り返るとかなりの距離がある。

 


交換しに行くのが

ものすごく面倒アセアセアセアセ

 

 

という感情が先にきてしまった私は
その壊れたシュノーケルセットで

なんとか強引に

シュノーケリングをやってみようと、

 


『壊れた道具に自らの

 顔の形状を合わせていく』

という、

 

 

今から考えれば明らかに

間違っているであろう決断をした。


普段使ったことのない

顔の筋肉を駆使し、

 

 

自分の口みずから、シュノーケルを

全力で迎えに行くという形で、

 

 

なんとか口にくわえる部分を

キャッチしたが、

顔は完全にひょっとこである。

 

 


まあこの顔は相当やばいだろうが、

とりあえず海の中から手をたたいて

笑われることもないだろうと、

 

 

ひょっとこ顔のまま

シュノーケリングを始めた。

 


すると、私は美しいブルーの海で

熱帯魚たちがカラフルに泳ぎまわる姿に

瞬時に心を奪われてしまい、

 


おのれが現在進行形で

ひょっとこ顔であることなど、

すっかり忘れて

 

 

シュノーケリングに

夢中になってしまった。

 


熱帯魚の方からすると、

突然のひょっとこの登場に

ギョギョ!!!うお座うお座うお座

となってしまったであろうが

(魚だけに笑)

 

 

私はひょっとこのまま、

だいぶ長いこと

シュノーケリングを楽しんだのだった。

 


そして、そろそろ上がろうかなと

ゴーグルを外した瞬間、

 

 

あまり経験したことがない顔の筋肉

(ひょっとこ筋)の疲労を感じたと同時に、

口の中がものすごく痛いことに気づいた。

 


どうやら口をまげてシュノーケルを

無理やりくわえていたため、

 

 

唇の内側に長時間、

塩水があたっている状態となっていて、

粘膜が荒れてしまったのだった。

 


この時は、上下の唇が

パンパンに腫れてしまった。

 

 

まるで貧乳の

叶恭子だ。キラキラ

 

 

その時はもう、

上下の唇を折りたたんで

内側に収納する気力さえ起きなった。

 

 

そして改めて疑問に感じたのだが、

なぜいつも私のところには、

壊れたものとか不良品が

回ってくるのだろうか。。

 


小学校1年生の時に、

パン工場の見学に行き、

 

 

最後に全員に一個づつパンを

プレゼントされたのだが、

 

 

私に配られたパンだけ

なぜか封が開いていて、

切ない気持ちになったことを

その時思い出した。

 


このようにビーチではかなり昔から

数々の珍事件を起こしているが、

 

 

だんだん事件が

陸に上がってきたと

思える出来事があった。

 


シュノーケル事件から数年後

再度、南の島に旅行に行った際の話だ。

 

 

私たちがバイクをレンタルし、

島内を走りまわって

楽しんでいた時の事。

 


気持ちの良い青空の下で南風を感じ、

日常の色んなことを忘れて

開放感で最高の気分だった。

 


そして、ちょっとした洞窟の前で

バイクを下り、探検気分を味わっていると、

 

 

突然、私の右乳首に

経験したことのないレベルの

ものすごい激痛が走ったのだ。

 


慌てて洋服を引っ張り、

上から自分の胸を確認したチーンアセアセ

 

 

すると、

どうでしょうキラキラ

劇的ビフォーアフターキラキラ

 

 

赤茶色をした、

見たこと無い種類のアリが、

私の乳首にガッチリと

噛みついているではないか。


ギャー!!!

 


私は悲鳴を上げながら

右手を上下に振り、

夢中でアリを追い払った。

 

 

その時の私の姿は、はるな愛の

“エアあやや”

恐ろしいほど同じポーズであった。

 

 

 


必死の形相で、アリを払い落とすも、

ハッとまわりを見渡すと

他の観光客の視線が突き刺さり、

 

 

私はまたも逃げるように現場を

あとにすることになったのであった。

 


ホントに

もういいから・・

 

お願いだから

私のことは、もう

ほっといてください魂が抜ける

 

 

そう叫びたい気分だった。

 


こうなってくると、

もしかして天空に、

私で遊んでいる神様がいて

 

 

私を酷い目に合わせることを

趣味として

たしなんでいるのではないか?

と疑わざるを得ない領域だ。

 


しかし、

このように夏の海で

数々の失敗を

繰り返しているにも関わらず

 

 

やはりこの寒い時期になると

懲りもせず、夏が恋しくて

仕方がなくなるのだから

本当に不思議である。

 

 

次はどんな事件に

巻き込まれるのであろうか。

そう警戒しつつも

 

 

今日も『寒い寒い』と呟き

暑い夏のビーチを夢見る私なのであった。

 

 

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