こんにちは、サワコですニコニコニコニコ

 

前回の更新から随分と経ってしまいました。。スミマセンアセアセ

 

前回のブログでは、不妊治療にかかったお金についてまとめました。

今回はその後のお話をしたいと思います。

ちなみに、息子を出産した後の私たちの経緯はこんな感じです音符音符

 

星2022年に息子をアメリカで出産

星その3ヶ月後に日本に本帰国

星その直後にアメリカに残していた3つの胚を日本に輸送

星2023年に日本で胚の一つを移植

星2024年に日本で次男を出産

 

今日は、アメリカで受精させ保管してある胚を日本へ輸送した時のお話をしたいと思います!

 

 

    
国際胚輸送プロジェクト

 

アメリカの不妊治療専門病院で保管してある胚を日本へ輸送するには解決しなければいけない問題が3つありました。

 

一つ目は、アメリカの不妊治療専門病院が胚を輸送するのを許可してくれるか?

二つ目は、帰国後の居住地の近くで国際的に輸送された胚を受け入れてくれる病院があるか?

三つ目は、胚を国際輸送してくれる会社があるのか?

です!

 

一つ目の課題に関しては、まだ私が妊娠できなくてもがいている時に、主治医に聞いたことがありました。

 

「来年の◯月には日本に帰る予定で、できればアメリカで妊娠・出産したいけど、できなかったらその時は今ある胚を輸送していいですか?」

その時の主治医の先生の答えは、

「私は構わないけど、できるかできないかは調べてみないとわからない。」

でした。

結局、無事長男を妊娠してclinicを卒業するときでも、先生は、

「もし3週間くらい休みが取れるなら、アメリカで移植して日本で妊娠判定することもできるわよ!」

なんて打診されたりしました。

 

その時は、3週間なら行けるか〜なんて呑気に考えてましたが、冷静に考えると3週間も休みは取れないし、第一、保険がきかなくなるので現実的ではないお話でした。。笑い泣き笑い泣き

 

結局、輸送に関して本格的になってきたのは、妊娠20週を過ぎたころでした。

 

まずは、二つ目の課題である帰国後の居住地で受け入れてくれる不妊治療の病院を探すことから始めました。

 

帰国後の居住地は地方都市であり、かつ遠方にまで通院する余裕はないと思ったので、近場で探すことにしました。

調べると仕事をしながらでも通えそうな病院が二つありました。

 

病院A:その都市では一番有名なところで、口コミを見ると、先生の腕はいいが待ち時間が長いことが書かれていました。

病院B:病院Aから独立した先生が開業した病院でした。

 

まずはアメリカから両方の病院に電話をしてみました。

まずかけたのは病院Aでしたが、なかなか繋がらず、、ようやく繋がり事情を説明すると、まずは受診に来てください。と言われました。(私アメリカにいるんですけど、、魂が抜ける魂が抜ける

さらに、輸送会社とのやりとりは全てご自身でやってください。

と多少突き放したような態度、、ぐすん

 

次に病院Bに電話すると、同じようにまずは受診が必要だと言われました。orz.. 

 

ですが、私の事情を考慮して培養室長の方に電話を代わってもらい、また事情を説明すると、なんと院長先生に掛け合ってくださり、受診なしで受け入れ可能にしてくれました。。。!!!(マジ神...昇天昇天昇天笑い泣きアリガトウゴザイマス)

 

電話のつながりやすさや対応の差で、病院Bに即決でした!笑

 

次に、アメリカのクリニックに輸送先の病院が決まったことを伝えると、ようやく正式な書類を送ってくれました。

こちらも無事に提出し、あとは輸送会社を決めるのみ!

 

3つ目の課題である輸送会社ですが、不妊治療のブログで見つけたIVF courierという会社が第一候補でした。その後私が通うアメリカのクリニックからCryoportという会社を紹介してくれました。

当時は2022年なので、落ち着いてきたとはいえ、コロナの影響がまだ残っていましたので、輸送の可否や料金についてメールで問い合わせてみました。

 

IVF courier

料金は、$5100で、コロナ禍でもやってくれることを確認。

 

Cryoport

料金は、$4062.53で、IVF courierよりは安い。あとは輸送に関して保険が選べて、内容によって$85か$175のオプションがあるらしい。

胚を輸送することに関して、温度や保安検査のUVなどの影響が不安だったので、追加でメールで質問をしたのですが、その質問に答えてくれたのが、Cryoportのみでした。

料金のことも、メールの返答が親切だったこともあり、輸送はCryoportにすることにしました。

 

以下に、私が気になっていた質問とそれに対する回答の日本語訳です。

 

 

Q:空港でのX線検査を受けずに胚を輸送できますか?
A: はい。弊社の医療物流パートナーが、二次検査を利用することで、X線検査を回避できるよう手配しています。


Q:日本への輸送実績はありますか?
A: はい。日本への、または日本からのIVFサンプル輸送の実績があります。2021年には、これらのルートで50件以上の輸送を行いました。


Q:輸送後のIVF成功率や利用者からのフィードバックについて、何か情報はありますか?
国際的な卵子輸送後に、どの程度の方が出産に至っているのか知りたいです。
X線に曝露されなかったとしても、航空輸送ではタンクから卵子を取り出す際に一時的な温度上昇を完全に避けることはできないと思います。
成功率は輸送だけでなく、環境の変化や治療方針の違いにも左右されるため、判断が難しいことは理解しています。もちろん、輸送が完璧であっても、到着先のクリニックでの管理が適切でなければ成功には至らないと思いますが、何か情報があれば教えてください。

A: 残念ながら、この点については明確なお答えを持ち合わせていません。胚の生存性には非常に多くの要因が関与しており、特定することが困難です。詳細や助言については、受け入れ先のクリニックの臨床チームにお問い合わせいただくことをお勧めします。

 

 

すごく丁寧な返答ですよね!?

このメールが決め手になり、Cryoportにお願いすることにしました。

 

また、アメリカのクリニックへ胚を病院から持ち出すにあたり、$1,000くらい払ったと思います。お金お金

さらに、病院の事務所に出向いて、夫婦で胚の持ち出しに関する書類にサインをするイベントがありました。

これは、いつものモニタリングで通っていた近場のサテライトクリニックではなく、採卵や移植の時に出向いていた大きな病院の方の事務所なので車で1時間以上かかるところにあります。

 

夫はすでに日本に帰国していたので、私が本帰国するときに一度アメリカに夫が来てくれたので、その際にサインしに病院まで行きました。

生まれた息子を連れて、病院に行くことはとても感慨深く、そこで働いていたスタッフの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいでしたラブラブ

 

夫がソーシャルセキュリティナンバー(SSN)をド忘れして、ヒヤヒヤしましたがなんとか提出することができました。苦笑

 

帰りに、扉の前で、息子と3人で写真を撮りました。カメラ

この病院とスタッフがいなかったら、息子はここにいないんだな〜としみじみ思いましたピンクハートキラキラ

 

 

当初は、私がまだアメリカにいる状況で、胚を日本に輸送したかったのですが、

(何かトラブルがあった時に、アメリカにいた方が対応しやすいと思ったため)、

夫のサインが必要だったことや、アメリカの病院側の準備に時間がかかったこともあり、結局は私が日本に帰国してから胚を輸送することになりました。

ちなみに日本の病院の胚の受け入れ費用はトータル5,000円でした。安っ!爆  笑


アメリカの病院の許可、日本の病院の許可、輸送会社との契約を終了し、輸送の日付を決めました。

輸送が決まってから、一度輸送会社と電話したこともありましたが、基本メールベースでアメリカの病院と輸送会社、私、日本の病院でやりとりをしていました。

アメリカの病院と輸送会社は、以前にもやりとりがあったのでスムーズに勝手にやりとりしてくれました。

日本の病院とのやりとりは、私が仲介となって親切な培養士さんにこまめに連絡して、やりとりをしてもらいました。

アメリカの病院からのカルテに不備があり、凍結方法やどの胚が残っているかなどの情報がなかったので、私が仲介して聞いたりしました。

 

また、私からではなく、日本の病院から直接受け入れの許可をメールしたり、受け入れの曜日や時間帯などを伝えないといけなかったので、培養士さんがきちんと対応していただいて、とてもとても助かりました。ハート笑い

 

特にドライシッパーという胚を超低温に保つ容器を、胚が届いた翌日中にFedexで返送しないといけなかったので、これまで密に連絡を取っていたおかげで、迅速に対応できました。

本当にこの培養士さんには感謝していますハートハート

 

 

が、最後の最後にCryoportからのメールに愕然としました。。

 

無事に胚が日本の病院に到着し安堵していた時、この輸送会社から一通のメールが来ました。

そこには、日本の病院からの催促で、一日配達を早めたので、追加料金($550)を払うように、という内容でしたガーン真顔

 

幸い、私は密に日本の病院の培養士さんとやりとりしていたので、そんなことは一切聞いてないと思い、念の為培養士さんに聞いてみました。

すると、予想通り、何も催促はしておらず、事前に電話で1日早くなるが大丈夫かと聞かれたので、大丈夫だと答えただけです。

と返信が来ました。

 

不正に料金をぼったくろうとしているのが明らかでした。。ムキームキー

 

Cryoportは日本ではハブネットという特殊運送専門の会社に委託して輸送をしていました。

事前に病院に電話をしたのもハブネットからでした。

 

Cryoportとハブネット、どちらが悪いのかわかりませんが、とにかくメールで日本の病院からは催促していない旨、培養士さんからの返信内容を貼り付けて、あとはGoogle翻訳してください!と送り付けました!

それから一切Cryoportからは返信がないので、諦めたのだと思います。

 

Cryoport、返信も早くて信頼していただけに最後の最後にガッカリしました赤ちゃん泣き

 

最後の後味が悪かったのですが、無事に胚を日本に送れたことは良かったです!

 

 

そして、一番心配していた輸送による胚の質の低下ですが、無事に次男を授かることもできました!!!照れ照れ

 

もちろん、これは私の一例に過ぎませんが、胚を国際輸送してもちゃんと赤ちゃんが産まれることを実証することができましたグッキラキラ

 

 

次回は、アメリカと日本の不妊治療の違い、お産の違いについて私の経験をお話しできればと思いますっウインクウインク

アメリカ不妊治療体験記の蛇足が長くなりますが、アメリカ、日本で不妊治療をしている方のお役に少しでも立てたら幸いですハート