「学校に行きたくない!」と行き渋るお子さんが、毎朝なかなか起きて来ない…と、お悩みのお母さんはいませんか。
✔️今日は行くのかな、行かないのかな…
✔️仕事もあるしはっきりしてほしい…
✔️内申点や出席日数も気になる…
と、対応に困りますよね。
そんなお子さんには、ママが〇〇させる事で学校に行き始めたり、学校ではなくても自信をつけて動き出します。
どんなウラ技なのでしょうか。
学校にはたくさんのストレスとなりうる要因があります。
✔️友だちとのコミュニケーションのすれ違い
✔️先生からの指摘やアドバイス
✔️完璧にこなしたいけどできない自信喪失感
✔️他の人の話し声や椅子のギギギという騒音
✔️臭いへの敏感さ
✔️勉強の苦手さ
✔️受験への不安 など
その何かしらのストレスが、その子が耐えられるレベルを超えると、行き渋りや不登校になってしまいます。
では、行き渋って朝起きてこない子にどう対応すれば、ストレスを乗り越えて、学校に行ったり、別の道を歩む事ができるのでしょうか。
パステルジャンプで学ばれているNさんのお子さんは中2から行き渋りが始まったそうです。
中2になると、「進路」「受験」「志望校」など今まではあまり意識していない言葉がいきなり自分ごととなり、具体的な志望校名の表記や進路資料の提出が求められます。
Nさんのお子さんは、今まで遠い存在だった「受験」に怖さを感じ始め、その恐怖や不安から学校への足が遠のいてしまいました。
しかし、Nさんが行き渋る中学生のお子さんに〇〇させると、自信を取り戻し、学校に行くようになったそうです。
行き渋るお子さんにNさんがさせた〇〇をご紹介します。
それは、行き渋るお子さんに「決めさせる事」!
✔️学校に行く、行かない
✔️学校にはいつから行くか
✔️受験する、しない
✔️どの高校を受験するか
など、お母さんの意見は一旦封印して、お子さんに全ての判断をさせたそうです。
ポイントは、どちらを選んでも、何を選択しても、お母さんは怒らず、お子さんを否定しないこと!
「決めていいよ!」と、言っておいて
「行かない」を選択すると、イライラした表情をしては意味がありません。
「OK!」と言って、決定できた事を評価します!
失敗したら失敗したで、それも経験!
大人になる前にたくさんの失敗をさせてあげるのも親の役目です。お母さんがお子さんの前に立って先導するのは、小学校低学年まで。
プレ思春期や思春期のお子さんを今までと同じ扱いにしているお母さんは要注意です。今、問題がなくても、今後問題が起きる可能性があるので、親と子の間に一線を引くことを頭の片隅に置いておきましょう。
そして、「学校に行く、行かない」だけでなく、その他の日常生活の中でも、
✔️朝ごはんなどの食べる物を決める
✔️着る洋服を決める
✔️いつ宿題をするか決める
✔️いつお風呂に入るか決める
お母さんが指示をしたり誘導するのではなく、お子さんにできるだけたくさんの決断をさせて、その決断を認める事を続けてみてください。
決断して、それが認められるとお子さんの中に小さな自信を積み上げる事ができます。
自信を積み上げると、ストレス耐性をアップする事ができます。
「行き渋り」や「不登校」を解決しようとするのではなく、その背後に隠れているその子の発達の課題にアプローチすると、学校に戻ったり、社会に出た時にお子さんが感じるストレスを和らげる事ができ、行き渋り再発を防ぐ事ができますよ!