(続きです。)
離婚大反対の母としては、
なんとかして娘を踏みとどまらせたかったんだよね。
これ言われて、
私は、また数年間、我慢しました。
自分自身を内省したり、
自分磨きを頑張ったり
趣味をみつけたり
資格を取ったり
いろんな本読んだり
幸せってなに？人生ってなに？生きるってなに？
ワラをもつかむように、もがいてた。
他の女の所に行ってる旦那と、まだ夫婦でいたいと思う？
むなしい仮面夫婦でいるのってどうよ？
離婚したくないって気持ちは、まだ愛してるから？
ただの執着？世間体？プライド？子どものため？
負け組になりそうだから？
色々もがいて、苦しんで…
…もう前夫を責める心境じゃなくなったときにはじめて
私、もう充分がんばった
次に進もう
って気持ちで離婚しました。
本のタイトル忘れてしまったんだけど、
瞑想の本で仏教関連の本を読んだとき、
すごく衝撃を受けた内容があります。
相手を憎い、殺してやりたい、と思い恨むことは、
その相手に毒薬をのませようとして、
実は自分が毒薬を飲んでいることに気付きなさい。
自分が毒薬で苦しんでいるのに、
なんで相手はこの毒が効かないんだろう？って思って
さらに自分で毒薬を飲んでいるようなものだ。
あなたが、どんなに憎んでも、恨んでも、相手には伝わらない。
憎い相手は、そんな繊細な人間ですか？
あなたの傷ついた気持ちに気付かないくらい、鈍感な人間。
そんな相手を憎んでも、恨み続けても、伝わるわけがない。
自分がさらに、自分の毒で苦しむだけだ。
では、どうしたら一番相手をギャフンと言わせることができるか？
それは、あなた自身が幸せになることだ。
…みたいな内容でした(あいまいでスイマセン
)。
私が、悩んでも、苦しんでも、憎んでも、仕返ししてやろうと黒いココロになっても
自分が苦しいだけなんて、そんなの不毛すぎるー
でも、確かにその通りだな、って納得できる内容でした。
離婚してから、確かに｢ない｣ことでの悩みも多分にあったけど
離婚したときには、｢ない｣幸せのが多かった。
持たないしあわせ。
「ない」ことも悩みもあるけど、幸せもあるってことに気付いた。
持ってない、ってことは、持てる可能性があるってこと。
今から、自分で、選べる！
無限大の選択肢から、自分で選べるんだーっ！
って思ったら、なんて幸せなんだろうって
…確かに、母子家庭になってから、友達から旦那の愚痴とか、離婚相談とかママ友の愚痴とかされても
「贅沢な悩みだなー、本当ににシングルマザーになったらそんな愚痴言ってる暇ないよー。」
「旦那さん稼いできてくれてるんだから、もっと感謝すればいいのに…」
「パートがイヤですぐ辞めることができるなんて、羨ましいわー…。」
とか思ってしまっている自分がいた。(本人には言えないけど)
「ある」悩みだから、「ない」自分から見ると、贅沢な悩みに映った。
立場が違えば、視点が変わる。
納得でした☆
私は、
「ある」幸せも、悩みを経験して、
「ない」悩みも、幸せも経験することができて
本当に良かったと思っています。
ふたつの幸せ、ふたつの悩み、
結局、あっても、なくても、
幸せだと感じるかどうかは、自分自身の気の持ちようだと体感できたから。
コップ半分の水も、かじられたリンゴも、頭では理解してても
実践するのは難しい。
でも、体験してるから、体でわかる。
そう思うと、いろーんな経験値が上がったのって
幸せなときよりも、辛い時のが人生重要な通過点なのかなって思いました。
もし、今ツライ経験をされている方がいれば伝えたいです。
そこを過ぎれば、絶対にいいことあるよ！
沢口なつより
…といって、再婚した今では
旦那の愚痴をブログに書いたり
義実家のことを愚痴って、ブログに書いたり
子どもの教育について悩んで、ブログに書いたり
あんまり成長してないワタシ
なんで、昔の母の言葉を思い出したのかなー？
無事に結婚１年経過して、ちょっとセンチメンタル(死語
)な気分だからでしょうか？
気持ちを引き締めて、２年目頑張れって
自分自身にエールを送るため、みたいなブログでしたー
長くなってしまって、ごめんなさい。