砂漠の国に嫁いできた頭初は  

物置のような木で囲まれた部屋に 

閉じ込められて、 

食事も与えられず塩対応だった。 


 しかし、水の呪いにより

水が吹き出すと
たちまち歓迎ムードに。 


 有り得ない。


 水欲しさに求婚したんじゃないの? 


王女に対して失礼なのでは? 


 その後アムリットの
奔放な性格と

お札の中の容姿に 

メロメロになったサージ王。 

 

 末永く幸せになって欲しいです。


 今年の梅雨は程々の長さで 

夏に干ばつにならないで欲しいです。 


 水は大切に。

 


 ~~内容は…~~ 


水源豊かな小国フリーダイルの 

第一王女アムリットは
生まれつき

「呪水」にかかっていた。


 呪われた強力な水の力を

暴走させないよう 

お札まみれの奇怪な姿で

塔に引きこもっている。 


 そんな彼女に、

砂漠の国ヴェンダントから縁談が。 


 原因不明の水不足に悩むサージ王が 

アムリットを欲しているらしい。 


 弟王子の強い勧めで渋々嫁いだアムリットを 

ヴェンダントは熱烈に歓迎する。


 しかし、すでに王妃も王太子もいる。 


ほかにも今回の結婚の裏には  

いくつもの陰謀が隠されているようで。