まずは直近のファイナルシリーズから。東京と大阪ワンマン来てくれた人本当にありがとうございました。
東京でのファイナルは初めて大阪以外で仕切りのイベントをやらせてもらった。
大阪でワンマンも初めてのことでした。
流通も初めてやし、アルバムの挨拶回り、いろんなことが初めて。30越えてもまだまだ初めてっていっぱいあるんやなー!!バンドって最高やなって改めて思った!もっとやれたって思うことばっかりやけど、実現していきたいな!
不安と期待といろんなもんが混じり混じって、でも当日迎えたら、本当に最高だった。両日ともすごく良い日になったと思います。出てくれたバンドも、遊びに来てくれたみんなも、感謝しかないや。

そしてSTARTLIGHTというアルバムを通してツアーで出会った各地のバンドの皆さんも、イベント組んでくれたハコの人、イベンターの人も、本当にありがとう。

「CDという媒体はいつ無くなるかわからんよ」
昔からの友人であるDown the Rabbit-Holeのみつるからこの言葉が残ってます。

慣れ親しんだ音楽の形であるCD、それを全国流通するという夢
これだけは残して俺は死ねない。と腑に落ちたその日から始まったとも言えるし、鹿毛さんから出そうって言われて、そこから始まったのも確か。
そして、今回のCDを引っさげていろんなとこ回れたこと。本当に最高でした。
余談ですが、俺のバンドをやるきっかけになったTHE BLUE HEARTSと同じ時代、GOING STEADYが居た俺の愛するこの平成の時代にCDが出せて本当に良かったなーとも思っています。

関わってくれた人!出会ってくれた人!
本当にありがとう!

続いて竜平の件です。

いよいよこの時期が来たかーという感じです。
いろいろあったんですが、ツアー中の10月ぐらいに脱退が本決まりになって、んで一回11月ぐらいに記事書いてました。2週間ぐらいかかったよ。記事書くの笑
下書きして置いてたんですよね。多分ファイナルとかツアー振り返る時期かなって思っていたし、とりあえず一回文面でも何でも整理しとかないとやってれんってのもあったので。
でもファイナル終わってから、発表してからじゃないとわからない事とか絶対あると当時は思ってましたので、若干書きたいことは今の気分と一緒に編集してます。書いちゃ消し、書いちゃ消しってしてましたが、基本はあまり変わってません。


以下本文。




出来ればこの記事をアップする事なく、下書きのままで終わらせてくれたら良いなって思ってます。まずはお世話になったライブハウスの方々、鹿毛さんをはじめとする関係者の皆様、本当に申し訳ございません。そして、今まで、この3人の音楽が、ライブが大好きだって言ってくれてたお客さん、本当にごめんなさい。

まずはこの3人になってから活動し始めたのが2015年の8月です。
1年経った8月に無料配布音源作って、
2年経った8月に2nd Mini Album 「World is Mine」4月にOMNIS recordsレーベル所属。
3年経ったこれまた8月に流通音源、それもフルアルバム。

初の流通、俺はマジで心の底から嬉しかったんですよね。夢叶った瞬間やもん。浮かれてたってのは違うけども、でも気合いは入ってて、変に力も入って、ピリピリしてたかも。
アルバム名にもなってるけど、ここからやなってマジで思ってました。8/22に全国発売して、程なくしてツアーの初日があって。千葉、東京と5exitと二箇所帯同やって、MODERN KNOCKとの台風の新潟ライブを終えて、その後の10/5.6の八王子RIPSとGMMのファイナルの高田馬場2days。

このGMMファイナルの日の反省会と、最近のメンバー間のコミュニケーションに関しての話を、帰ってからラインでしていると、その時に竜平から脱退の申し入れがあった。いろいろと話した結果続けていけないと思ったし、俺も無理に続けてもらっても仕方ないと思うようになった。

理由についてなんですが、一番の要因はやる気をなくしたって事なんです。俺が加入した当初から、竜平は正社員で、もし、バンドで仕事をやめなくちゃいけない状況になったらどうする?って話をした時に、今の安定した生活を手放してまで、僕はバンドに親身になれませんって、竜平は言いました。
俺はその時点で考え方が違うなと思っていて、別にそれに関しては上手く折り合いを付けてやれれば良かったんやけど、俺はCD出して、もっともっとって求めるようになっちゃったし、竜平はもうバンドの事を考えるのすら辛いって話になっちゃったんです。次やるバンドはもっと気楽に、コピーとかで良いですって言ってた。
楽しい気持ちで音楽やれなくなったのはきっと俺のせいだとも思ってる。

それからのライブはたまに俺は来てくれてる人に嘘ついてライブしてる気分になったことも何度かあったんですよね。あ、こいつら俺裏切ってるわってね。今言えることは?出来るだけツアーに参加してほしいって事だけ。本当にこれが一番いけないことなんやけど、マジでごめんなさい、割り切れない日もあった。
竜平の脱退、これを発表しないで何が俺たちのリアルなんだと。こんな状況で俺たちは何を見せられるんだと。こんなのでファイナルまで向かうのかと。グルグル、そんな気持ちでした。

でもそんなのはアルバムを聴いて来てくれてる人には関係のない話であると大前提で思いつつ、でもどうしても割り切れない自分と戦ってました。もうダウラビと帯同回った時期には既に落ち着いたんですけどね。今しか出来ないライブがあるし、途中からそれをちゃんと伝えようって前向きになれた。
兄貴に至っては、もうすぐに発表しようって言ってた。気持ちはわかるけどそれを俺はツアーに持ち込みたくないって言って断った。例えそこで次のドラマーの事を考えて、後手後手に回ったとしても。俺はそこを共有したくてツアー回ってんじゃないって思ったんですよね。

ただ純粋に竜平抜けるのかーって気持ちでライブを見てほしくないってのがあって、でも発表しなきゃいけないし、じゃあファイナルの後にしようって。抜けるって言い出した時になぜ今なんだと。なぜツアーが終わってからにしないんだって思った。それも今考えると、言わなきゃいけないぐらいギリギリだったんだろうなって思ってます。

純粋な気持ちってそもそも何だって話になっちゃうと元も子もないけどなー。脱退発表をした後のライブ見てる時もその時はその時でまた純粋な気持ちなんやろしなー……っていろいろ考えたけど何というか簡単に話をすると、ただツアー中はちゃんとみんなが脱退を念頭に置かずに見てくれるライブだ!って思ったんです。俺は大切だし、ファーストのツアーは一生に一回やし、汚したくないし!だから本当に決まってるのに発表しなくて申し訳ない!俺たちの意志です!

竜平は辞めちゃうんだけど、でも俺はRSMやり続けようと思います。みんな言うよな、これ。でもそのままですよ。だってまだまだやりたい事あるし、会いたい人もいる。オリジナルメンバーの兄貴もやるって言ってる。ただこれだけが理由です。もっと曲も書きたいし、もっと表現したいのですよ。

ただ、本当にあいつの人生なので!あいつの人生は長いか短いか、濃いか薄いか、俺にはわからんのだけど!でもきっちり決めたなら男として己の道を行ってほしいと思います!

俺たち必ずドラム探してやるし、サポートでもやるけど、やっぱりやるからにはちゃんとメンバーじゃないとって思ってます!だから待っててください!現状でドラム探すことは大変だし、ぶっちゃけすぐ見つけるから、とは申し訳ないけど言いきれない!そこは取り繕っても仕方ない!それも覚悟してます!個人的にあの頃とは違うんだって気持ちもある!必ずまたメンバー見つけます!ちょっと拡散手伝ってくれたら助かる!プライドも恥もない!力貸してほしい、これからもよろしくお願いします!

とにかく残りのライブ、この3人でやれることやるから!ライブハウスで待ってます!

ROCK STOCK MAGAZINE
Vo.Ba 坂本宗一郎