放送開始から賛否両論が巻き起こったドラマ、明日ママがいないの最終回が昨日ありました。
私は録画をしてずっと見ていたのですが、個人的には放送すべき意味のあるドラマだったと思っています。
子供を簡単に殺し、傷つけ、捨てる親が多くなった昨今。
また、子供の心に大きな傷跡を残し
自立できない人間や
犯罪者や
ニートやひきこもり・・・
相場の建たない大人に育ててしまう親は数え切れないほどいます・・・
そんな不幸な現場をたくさん見てきました。
最終回に三上博史さんが言った
『子供を壊すくらいなら親が壊れろ』
という迫真の演技でのセリフには心が打たれました。
本当にその通りだと思いますが、ただひとつ残念なことは
たとえ、子供を壊さずに親が壊れたとしても
壊れた親に育てられたら結局子供も壊れてしまうということです。
少子化はもう避けることの出来ない「すでに起こった未来」です
となると、一人ひとりの人間としての水準を高めていかない限り次世代・次々世代の日本はもたないのではないでしょうか
私も次世代の一人かもしれませんが、
あと20年後に私たちと同世代にどんな総理が誕生してくるのか・・・
どんな政治をするのか・・・
どんな人が政治家になっているのか・・・
パナソニックやホンダ・トヨタのような日本を牽引するような企業を担うことが出来るのか
そして、さらに私たちよりも下の世代には30年後に日本を担うというバトンが託されるわけです
もっともっと子供の教育を大切にしなければならないし
決して子供の可能性を奪うような残酷な仕打ちを子供にしてはならないし
教育こそ日本の未来であることは断言できます
子供が親に謝るほど、親は子供に謝っているだろうか・・・
これは石川洋先生の言葉ですが、
親だけではなく学校の先生も社会も、子供を育てるコミュニティ全員が子供を社会から御預かりしているものとして、そしていずれ未来の日本にお返ししていくんだという思いでの教育が必要なのだと思っています
子供に「勉強しなさい!」という前に
親と先生が勉強しないといけません
子供に「これはやっちゃダメでしょ?!」と叱る前に
大人が子供に「やっちゃダメ」なことをいっぱいしています
子供の心がどうやって作られるか知らない大人が多すぎます
私一人の力では到底難しいことですが、日本の未来は間違いなく「教育」にあります
親御様や女性向けに発信している心の作られ方のメカニズムの勉強会と子育て勉強会だけは、どれだけ忙しくなっても、受講生がたとえひとりであっても私のスケジュールから外すことはありません
たとえ微力であっても日本の未来に貢献していく仕事がしたいと考えます