ずいぶんと間が空いてしまいましたが、お元気ですか。
しっかし暑い。梅雨がやっと明けたら一気にきましたね。
入院中は外気関係なく毎日適温でしたけど、やっぱり自由に外に出られる方が断然いいです。
さて、ここでも幸い個室へ(別料金なしで)入れてもらえた今度の病院。前の病室よりも倍ほど広く、前に書いたように広い窓からは大阪城公園が見渡せるし、日の出だって見られます。
しかもトイレに加えてシャワーも完備。ここでは一日一回のシャワーが必須になっていて、終わるとシャワー室とカーテンだけで仕切られたトイレと一緒に徹底的に掃除をしてもらえます。1ヶ月ぶりのシャワーがどれだけありがたかったか、そこはご想像ください。
それと、病棟内に出られるのでランドリー室で自分で洗濯できるのです。前の病院から比べて、転院して実家からはずいぶん近くはなったのですが、それでも暑い盛りいに替えのぱんつがないからと老母にたびたびきてもらう必要もないわけです。これはずいぶん気が楽でしたが、順番待ちがシビアで、丁度空いたタイミングを逃すとまた2時間待ちってなことになるので、前の人が終わる時間にアラームかけたりしてました。
母と長女と一緒に新しい主治医3人のうち2人から話を聞きます。治してやんぜオーラ全開のT先生と、物腰柔らかでいつも細かい話にまで付き合っていただいたN先生。翌日からさっそく抗がん剤の24時間点滴を始めますとのこと。T先生はとても説明上手で、前の病院では細かいことは分かっていなかった母がちょっとびびっておりました。
その後看護師さんからもここでの衛生管理についてのお話がありまして、マスクは毎日交換とかリップクリームや軟膏は綿棒で塗るとか、牛乳パックのストロー差込口や缶の飲み物の飲み口まで全てをアルコール綿で消毒するなどのレクチャーを受けました。嬉しかったのはここで持ち込んでいい食べ物にみかんやリンゴがあったこと。みかんはその場で剥くこと、リンゴも食べる直前に家族に剥いてもらって(ナイフで怪我するといけないので)その場で食べ切ることという決まりはありましたけど、生の果物が食べられるというだけでちょっと興奮しましたね(笑) 母が次に来るときに持ってくるから!と張り切ってました。
お話が終わると家族は帰っていき、私はまたひとりで夕飯をいただきました。やっぱり煮沸食ではあるのですが、ここの病院食もお味はなかなかで、しかも食器が全部陶器なのです。少しでも病院食っぽさがなくなるようにという配慮だそうで、管理に手が掛かるのにありがたいことだと思ったものです。
環境がずいぶんよくなったとはいえ、一ヶ月住み慣れた前の病院を離れて、その夜は心許ない気持ちでいっぱいだったのですが、夜勤の看護師さん、珍しいベテランの男性看護師さんが巡回の時に歯の磨き方をレクチャーしてくださいました。とにかく細菌が侵入しないように体に傷をつけないことが大切なので、歯茎も傷つかないようにソフトにしっかり磨くやり方です。親切にも外に出られない私に変わって病院の売店でお勧めの歯ブラシを買ってきてくれたんですよ。後で聞いたのですが、彼は口腔衛生の勉強をちゃんとした人で、口のトラブルに関しては他の看護師さんからも頼りにされているそうなんです。
そんなわけで新しい病院の一日が終わりました。この後少しずつ病棟を探索(ていってもそんなに広くはないですが)やら他の患者さんとの交流が始まります。またそれは次で。
