季節の話題をお届けする休題緩和(釣りとマーケの話からそれる、余談と言う意味ね)、今日は本業のマーケティングの話をしましょうか。
🍙具の無い「塩おむすび」がなぜ売れるのか?
春分の日も過ぎ、そろそろ本格的に春の陽気を感じる季節になりました。3月末には桜も咲き始め、お花見の計画を立てている方も多いのではないでしょうか?
桜といえばお花見、お花見といえば花見弁当。春の訪れを感じながら楽しむ食事は格別です。
お弁当の定番といえば、やはり「おむすび」「おにぎり」は欠かせません。
今回は、そんなおむすびの中でも「塩おむすび」に焦点を当て、マーケティングの視点でその魅力を紐解いてみたいと思います。
🍙問題提起:ただの「貧しい食事」だったはずが…
子どもの頃、お弁当に塩おむすびだけが入っていたら、ちょっとがっかりしませんでしたか?「なんで具が入ってないの?」と不満に思ったことがある人もいるかもしれません。ご飯に塩をかけるだけの食事は、どこか質素で、貧しい印象を持たれがちです。
しかし、そんな「ただの塩むすび」が、今ではコンビニの定番商品として売れ続けています。おにぎりのラインナップに必ず登場し、多くの人に支持される大ヒット商品になったのです。
「え、なんで? 具が何も入っていないのに?」
実は、塩おむすびにはマーケティングの視点で見ても、非常に面白い要素が詰まっています。見方を変えれば、価値が大きく変わる好例なのです。
🍙塩おむすびが持つ「意外な強み」とは?
一般的なおにぎりやサンドイッチにはない、塩おむすびの「優位性」を整理してみましょう。
1. 消化に優しく、体にやさしい
✅ 具材がない分、消化が早く、体に負担をかけにくい。
✅ 体調が悪いときや、胃腸に優しい食事を求める人にもぴったり。
2. どんな食事にも合う「万能性」
✅ 和食はもちろん、洋食のおかずとも相性がいい。
✅ フライドチキンやホットスナックと組み合わせることで、食べ方の自由度が高い。 ✅ 朝食・昼食・軽食・夜食と、どのシーンでも食べやすい。
ここね!!調べてみてなるほど!と思いました。お弁当コーナーだけでなく、レジ横のから揚げや焼き鳥など、ホットスナックのおともに「やっぱりお米もほしい」と、具の無いおにぎりを買う人が居るわけです。
カスタム弁当を自分でコーディネートできるわけですね![]()
3. 素材の良し悪しがダイレクトに伝わる
✅ 余計な味付けがないため、米の品質や炊き加減がそのまま伝わる。
✅ 高品質なお米や塩を使うことで「こだわり」を訴求しやすい。
4. ユーティリティ性の高さ
✅ 単品で食べるだけでなく、他のおかずと組み合わせる「カスタマイズ性」が高い。 ✅ サンドイッチのように具材が固定されていないため、自由に食べ方をアレンジできる。
✅ コンビニの他の惣菜やスープと組み合わせて「塩むすびセット」を作れる。
このように、塩おむすびは「質の良いものをシンプルに楽しむ」というコンセプトがしっかりハマる商品なのです。
🍙見方を変えれば、価値が変わる
実は、こういう例って食の世界では珍しくありません。
例えば、お寿司。今では高級料理のイメージが強いですが、江戸時代は屋台で売られる庶民のファストフードでした。
フライドポテトもそうです。元々は労働者のシンプルな食事でしたが、今では世界中のファストフード店で愛されています。
塩おむすびも同じです。「具がないから物足りない」と思われがちですが、「シンプルだからこそ美味しい」と見方を変えれば、新たな市場が開けるのです。
🍙「具の無いおむすび」が売れるマーケティングの秘密
塩おむすびがヒットしている理由を、マーケティングの視点から整理すると、こんなポイントが見えてきます。
1. ターゲットの変化
✅ 「何も入っていない」ではなく、「シンプルだからこそ美味しい」と感じる人にアピール。
✅ 健康志向の高まりとともに、「余計なものを加えない食品」が求められるようになった。
✅個食文化が広まり、自分だけのメニューを作ったり、今日はこんな組み合わせにしたよ!とSNSにランチ・コーディネートをアップする人にも需要がある。
2. 訴求ポイントの変更
✅ 「おにぎりの中でも一番シンプル」→「お米本来の味を楽しめる究極の形」としてブランディング。
✅ 「手軽に食べられる」だけでなく、「素材の味を引き立てる商品」として伝えた。
3. 付加価値の創出
✅ 「新潟産コシヒカリ使用」「ミネラル豊富な天然塩使用」などのこだわりを加え、プレミアム感を演出。
✅ 「炊きたての風味をキープする包装技術」を採用し、食感や香りの鮮度を維持。 ✅ 「職人が手で結んだようなふっくら感」を再現し、家庭の味わいを強調。
こうして、「何も入っていないシンプルなおにぎり」が、「お米の美味しさを味わうためのおにぎり」として生まれ変わったのです。
🍙これって、あなたのビジネスにも応用できるかも?
塩おむすびの成功から学べることは、どんな商品やサービスにも応用できます。
✅ ターゲットを変えてみる 「今までと違う層」に向けて発信することで、新しい需要が生まれるかもしれません。
✅ シンプルさを強みにする 余計なものを省くことで、本当に大事な部分が際立つこともあります。
✅ ストーリーをつける 「ただの○○」ではなく、「こだわりの○○」として語ることで、価値がぐっと上がります。
🍙まとめ
塩おむすびが売れる理由は、とてもシンプルです。
✅ 「シンプル=価値がない」ではなく、「シンプル=本質的な価値がある」と捉えること。
✅ ターゲット、訴求方法、付加価値のつけ方次第で、どんな商品も魅力的になること。
✅ 「ただの塩むすび」が、「コンビニの人気商品」に変わったように。
あなたの周りにも、実はまだ気づいていない「売れるポイント」が眠っているかもしれません。
ちょっと視点を変えてみるだけで、新しい可能性が広がるかもしれませんよ!
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次回はまた釣りに絡めたマーケティングの話に戻しましょう。
春告魚の話でもしようかな?








