皆さん、こんにちは、そしてはじめまして。

完全非営利・民間団体の「Save Nation」です。

突然ですが「平和」を学校の授業でやったことがあるよーという人、いるでしょうか。

そりゃ、平和というワードは習った。という方はいると思いますが、例えば2018年にIMFが発表したデータによると…みたいな本格的なことはあまりやりませんよね。

実は、平和にしよう平和にしよう、と口々に言いますが、ではまず平和とは?ということを詳しく知らないのが真実なんです。

それでは、国家を超えた平和は実現されまい、ということで、当団体は設立されました。

本日は平和講座第1回。最初から平和に触れて「貧困」について触れてまいります。

 

本日はこちらの記事を活用します。

 

2018年のデータと、少し古いデータを使用しますが、今回は5年前を中心に見ていきます。ご容赦ください。

ではまず、貧困とは何でしょうか。

2015年、国連で制定された「SDGs」の初っ端から、この貧困が出てくるわけです。

 

貧困とは…

貧困とは、教育、仕事、食料、保健医療、飲料水、住居、エネルギーなど最も基本的な物・サービスを手に入れられない状態のことです。極度の、あるいは絶対的な貧困とは、生きていくうえで最低限必要な食料さえ確保できず、尊厳ある社会生活を営むことが困難な状態を指します。(太字部・国連開発計画 サイトより引用)

 

皆さんが良く言う、アフリカ、中東で見られるタイプの貧困は、絶対的貧困と呼ばれます。

貧困とは?ということを聞くと、皆「食べ物がない」「お金がない」ということを言いますが、実はもっと深刻な状態でさえあるんだ、ということを認識して頂けるといいかなと思います。

絶対的貧困とは別に、相対的貧困なんてものも存在します。

相対的貧困というのは、その国の基準と比較して、より貧しい状態の事を言います。

例えば、東京都の年収は平均◯◯円だが、自分は◯◯円で貧しい状態だ。

こういったケースを相対的貧困なんて言ったりもします。

じつはこの相対的貧困、日本はよく見られるケースなんですよ。

現在問題になってきている「賃金」だとか、そういったことが問題になるのは、日本が相対的貧困があるからなんです。

ですが今回は、絶対的貧困をベースとしてお話をしていきます。

 

 記事では購買力平価(PPP)ベースの、1人当たりのGDP(国内総生産)がどうこう、と言っていますが、簡単にざっくり言えば「経済的に貧困のある国28選」ということです。

1人当たりの生活費等を見て、この国は年間のGDPが何円だから何位、というのを、国際通貨基金という機関がまとめます。

そのランキングの中でも、比較的経済的に貧しい国28国ということになります。

 では、さらーっと見てみましょう。

スーダン、ベナン、チャド…。アフリカ各国ですね。

ネパール、おっとここでアジアが来ました。

マリ、ギニアビサウ、エチオピア…。またしてもアフリカの国が来ました。

ざっと見ていただくとわかる通り、大半がアフリカなんです。

どうしてか?それは単純な話です。

「戦時中、占領されていたから独立が遅れ、発展度が遅い」ということです。

 

 どういうこと?という方、アフリカの公用語を見てみて下さい。

スペイン語、英語、フランス語…。

アフリカの言語はなかなか公用語として扱われない=かつて占領されていたためということなんです。

戦争が終わったのは1945年。そこからまだ80年も経っておらず、独立したばかりの国家はまだまだ発展途中というわけ。

ですが、他の国々はぐんぐん発展していき、取り残されてしまったというわけです。

 1位の南スーダンなんかは、そりゃ1位だよなぁ…と少し納得してしまうような理由さえあります。

それは、2011年に独立したばかりの"世界で一番新しい国家"であるということです。

南スーダンは、スーダンとの内戦を経て独立しました。ですが、それでもなお内戦が続き、内政は大荒れ状態。

絶対的貧困も必然的に発生し、2018年時点で1番貧困がある国、という風に位置づけられてしまいました。

 

 しかし今回の話題は「貧困をなくしたい」ということです。

まず、こういった貧困をなくすためには、ライフラインの確保、インフラの整備が第一に必要です。

経済支援だ~なんだ~と騒ぐ前に、まずはライフラインの確保・インフラの整備の技術支援が第一でしょうね。

日本がケニアに道路のつくり方を教えた、という話はご存知ですか?

日本が作って"あげる"のではなくて、ケニアの現地民にも教えて、それを自分達でもできるようにしたという話です。

これは日本らしいな~と思ったのですが、まさにこれと同じことをした方が良いと思います。

アフリカの内政は荒れ気味ですから、少しでもこういったことを行って交流を保っておかないと、国家破綻もありえます。

STEP1は「技術支援者の派遣・インフラ整備協力」でしょう。

そして教育状況の整備も重要です。

日本人は識字率が大変高く、かなり知識ある民族として世界的にも有名です。

ですが、内戦や食べ物がない状況で、読み書きをしようとは普通考えられるはずがありません。

自分たちは栄養失調になっているのに、勉強をしようなんて言う余力はないからです。

技術支援者の派遣を行うことで、現地民でも働け、そうするとお金が発生します。給料です。

 すると失業率をほんのわずかでも減少でき、インフラを整備することで、水等最低限は手に入るはずです。

ですから、もし余裕が出てきたら教育にも力を入れるべきでしょう。

3歳児に働かせる、なんてことはご法度ですしまず無理ですから、教育を行って人材育成をしていくわけです。

私は学校の段階を以下のように考えています。

「小学校 : 社会を模した縮小的交流の場で、自己を育成し、人格を形成する」

「中学校 : 社会を模した縮小的交流の場で、人格に刺激を受けることで彩を与え、自己を貫く」

「高校 : 社会を模した縮小的交流の場で、人格と人格の衝突による刺激を受け、"最終的な自分"を完成させる」

つまり、小学校で骨組みを作って、中学校で肉付けをして、高校で仕上げて完成、自分の出来上がりというわけです。

このうち一つでもかけてしまうと、工事現場のように崩落してしまいます。

望ましいのは、こういったことを全て段階的に行っていくことです。

 ですが、もともと経済状況が良くない中で、さらに学費を取る…なんてのも無理があります。

そこでこそユニセフですとか、国際団体が立ち上がるわけです。学校を作ろう、なんてのは良く行われていることです。

できれば、STEP2に教育を入れることができると相当良くなるよなー、なんて思っています。

 そしてSTEP3。これが経済支援です。ようやく、経済支援です。

でも経済支援と言っても、ただ金をバーっと渡すわけではありません。しっかり◯◯代というのは、当然ですけど考えるべきですね。

お金というのは使えばなくなります。つまり学校なんか作ったらお金がぱっと飛ぶわけです。

ですから、先にインフラを整えて、技術支援をしてライフラインも確保し、教育をするんです。

ある程度、格差のない状態になってきたら経済支援をすることで、お金を使うところが一極集中しないようにするのです。

 やはりそういう目で見ると、アフリカというのは直ちに支援すべきだなぁとは思いますね。

ユニセフなどの公式サイトでいっつも緊急支援要請が出ているのは、アフリカです。

決して、アフリカが悪いわけではありませんし、誰も悪くありません。

 まさに"平和的"に貧困をなくせたら、それは人間にとってうれしいHappyなわけです。

 

ということで、かなりざっくりおおざっぱではありますが、貧困をなくしたいなら…ということを考えてみました。

どうでしょうか。

今すぐには…無理そうですよね。

こういった支援などは、時代や世界情勢を見極めて行う、つまりタイミングが一番重要になってきます。

ぜひ、先進国と言われている日本も「相対的貧困」は存在しているなど、新しい知識を持って帰って下さい。

 それでは今回の平和講座はここまで。またお会いしましょう。