ファッションのトレーサビリティに共感9割 消費者調査

https://ecnomikata.com/ecnews/27774/

 

 

 

 

記事の一部抜粋

 

調査は豊島が今年8月、「国連SDGs週間」に合わせインターネット調査で実施。全国の15〜49歳の男女1000人で半年に1回以上自分の洋服を購入する人を対象とした。

トレーサビリティについて豊島は「製品について『だれが、どこで、どのようにして』作られたのか、分かる状態」を指すと定義している。

「食べ物と同じようにファッション製品にもトレーサビリティが取れた方が良いということに共感できるか」を尋ねたところ、「とても共感できる」「共感できる」「やや共感できる」が計87%に達した。

さらに「トレーサビリティのとれているファッション製品を選ぼうと思うか」という質問にも、84%が「選ぼうと思う」と回答。ファッション製品でもトレーサビリティを選択する人が多いことが分かる結果となった。

 

 

 

「サステナブルファッションなど、環境や社会に配慮したファッションを取り入れたいか」という質問では、「そう思う」「どちらかというとそう思う」を合計すると、約74%が環境に配慮したファッションを取り入れたいと回答した。

その理由については78.2%が「社会貢献に興味があるから」と回答。中でも、若い世代でサステナブルファッションが社会貢献活動として定着しつつあることが分かった。昨年のデータと比較すると、20〜30代男女の「社会貢献」に対する意識はそれぞれ約10%アップ。一方で「トレンドだから」は10%下がった。

「どのようなサステナブル素材であれば、購入・使用してみたいと思いますか」という質問には、約6割が「オーガニックコットン」と回答。「着なくなった服をリサイクルして作った繊維」「アニマルフリー素材」と続いた。