リウマチ(RA)でみなさんがご存知の症状に朝のこわばりがあります。

朝起きて手指を動かそうとすると動かし始めが固くて(こわばって)ぎしぎしする様子のことをいいますが、

朝起きて、数回動かすうちにこわばりがなくなって、日中は全く問題がなければ様子をみていても大丈夫です。

こわばりがとれるまでの時間がだんだん長くなるようでしたらリウマチかどうかの検査をお奨めいたします。

こわばりのメカニズムは、リウマチなどの炎症がおこっている関節を夜間就寝中に動かさないと、炎症性物質が関節内に貯まるために生じると言われています。関節を動かすと炎症性物質が拡散し、血液やリンパ液にのって移動することでこわばりが軽減すると考えられています。


もし万が一、全身のこわばりがあるため、朝起きるのがつらい、起きられないといった症状があれば直ちにご来院ください。